【身近な問題:個人で音楽を楽しむ功罪】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


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 自宅でイヤホンをされるのがイヤで息子(当時中3)に話をしました。

「音楽を聴く自由はある。しかし、社会は、"他人の声を聴かない"という状況を許さない。」


 私自身、音楽を聴くことが大好きです。したがって、イヤホンをして音楽を聴くことに特別な抵抗はありませんでした。しかし、過去の私も人から「イヤだ!」と指摘され、考えを変えました。


 ウォークマンやiPodが、個人で音楽を楽しむという新しい世界を切り開いた世紀の発明品であることには、私も同意します。しかし、他者がいる所でイヤホンをする行為が、他者への配慮を装いつつも、実は他者を拒絶していることに気づき、反省しました。


 このように考えると、個人で音楽を楽しむことができる場所は、かなり限られるのではないでしょうか。