
幼児椅子の背もたれを固定しているビスが取れてしまいました。何故でしょうか?
背もたれにかかった力はアームを伝わります。アームは座面裏側に太いビス2本で固定されています。座って背もたれに力がかかると、テコの原理でビスにはその数倍の力がかかります。長い間、繰り返し力が加わり、ビスは緩みます。そして、ついに、ビスは引き抜かれてしまいました。
再度ビスを固定しようとしても座面の木材がないので、穴を補修しなければなりません。穴に木工用ボンドを流し、木くしを刺して母材を修復しています。
形がかわいいのでお気に入りですが、丈夫さで言えば、自作した椅子の方が上です。
2014/9/4【身近な風景:幼児用椅子】