【身近な科学:ビスは何故抜けたのか?】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


外れた幼児椅子の背もたれ

 幼児椅子の背もたれを固定しているビスが取れてしまいました。何故でしょうか?


 背もたれにかかった力はアームを伝わります。アームは座面裏側に太いビス2本で固定されています。座って背もたれに力がかかると、テコの原理でビスにはその数倍の力がかかります。長い間、繰り返し力が加わり、ビスは緩みます。そして、ついに、ビスは引き抜かれてしまいました。


 再度ビスを固定しようとしても座面の木材がないので、穴を補修しなければなりません。穴に木工用ボンドを流し、木くしを刺して母材を修復しています。


 形がかわいいのでお気に入りですが、丈夫さで言えば、自作した椅子の方が上です。


2014/9/4【身近な風景:幼児用椅子】