【身近な風景:晩秋の湖面】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


晩秋の水面

 比較的暖かな、秋の夕暮れ時に高滝湖に来ました。大勢の釣り人が船を浮かべていました。湖に突き出す展望塔の上から見た、小さく波立つ湖面の模様が美しく、シャッターを切りました。


 水面に反射するキラキラは、水面に対するカメラの角度がほんの少し異なるだけで、表情が異なります。理科実験教室でも学びますが、光は、水面への入射角と等しい角度で反射します。その性質を頭に入れ、水面に向けるカメラの向きを微調整して撮影しています。


 カラー写真でありながら、モノトーンの陰影だけで切り取られた世界です。このように中間調が少ない写真は、カメラやレンズの性能差が出難い絵柄だと思います。


 この船には父子2人が乗っていました。シルエットで2人の姿が判別できるように抜きたかったのですが、船はゆっくり動いており、どうしても欲しい形になりませんでした。撮り終えて、魚がバレたような残念な気持ちがしましたが、この写真はお気に入りの1枚です。