
毎朝通る、マナビオへ向かう道を、背中から暖かい朝日を浴びて進みます。少し左へ曲がった道路に、行き先を示すように数本の電柱の影が、まっすぐ伸びています。
長い電柱の影を見ると、根元の影は輪郭もハッキリしていますが、先に行くにしたがって輪郭はぼやけ、影の濃さも薄くなっていきます。何故でしょうか?
ネットで調べると、1.光源である太陽が大きさを持っており、2.光には影へ回り込む"回折"という性質があり、3.空気による屈折や反射が影響すると解説されています。そして、空気のない月面では、地球上の影よりハッキリと見えるそうです。
存在を全く意識することができないにも関わらず、柔らかい影を作るために"空気"は不可欠であることが分かります。面白いですね