
「川村くんが一番、高く上がりました。」
小2の頃、絵日記に凧揚げの様子を書いた、私の文章です。母と姉に「川村くんが空を飛んだの!?」と笑われたことを良く覚えています。
生徒の要約を読んだり、何気ない会話を聴いていると、作文の文章力と話し言葉には強い相関関係があることが分かります。文章力に不安を感じる我が子が楽しそうに話しかけてきても、内容が掴めず、つい
「誰が?どうしたの?」
と"尋問"していませんか(笑)?
まず、子供の話す意欲を買って、発せられた拙い言葉によく耳を傾けてみましょう。そして、意味の通じる少ない言葉の中から、子供の"感じたこと"を中心に会話を促していくことをお勧めします。
子供の文章力向上を図るには普段の会話が大切で、しかも、大事な"キー"は、お子さん本人ではなく、話しかけられている大人が持っていると私は思っています。
写真は、キットパスでお絵かきしている小2生です。