【身近な科学:砂の不思議】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


砂の落射式顕微鏡写真(60倍)

 理科実験教室で観察した砂を、横から光をあてて撮影した顕微鏡写真(60倍)です。洗浄して乾燥させてあるので、輝きのある綺麗な鉱物を観察することができます。


 砂は、地質学的には粒径が2mmから1/16(0.0625)mmの堆積粒子と定義されています。採取は、川や海、山などの他、砂漠などからも可能です。


 中央に角ばった石英らしきものが写っています。観察した試料の採取場所は不明ですが、例えば同じ川の砂でも、上流ほど角ばっており、下流にいくにしがたい角が取れ丸くなるそうです。


 顕微鏡で見ると、砂が鉱物の集まりであることが良く分かりますが、必ずしも砂=鉱物ではありません。外国の砂浜などには、サンゴの欠片ばかりでできた"砂"もあります。


 実物は小さな砂粒ですが、写真を見ると、宇宙の小惑星帯のようにも見えませんか?