【身近な科学:染色とは何か?】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


草木染め

 いちはらアート×ミックスの草木染めワークショップで車輪梅で染めたハンカチ(部分)です。


 染色に必要なものは、水の他、

1.繊維

2.染料

3.媒染剤

の3つです。


 染色方法は沢山ありますが、基本は、

1.模様をつける為に繊維を縛り

2.染料に漬け

3.色を定着さえる媒染液に漬ける

この3工程です。濃く染める為に、2,3を繰り返すこともあります。


 繊維によって染まり易さが違うこと、染料と媒染剤の関係で発色が異なること、そして、布のしばり方で模様が様々であることなど、大変、奥が深い世界です。


 また、繊維についた色素を定着させる媒染剤には様々な薬品が使われており、染色を科学的視点で見ても興味深いです。夏休みのHands-on講座に企画できたらと考えています。


参考:【理科実験(初級):草木染め】