
5月のテーマは「草木染め」です。
今回の実験では、玉ねぎの皮から染色液を抽出し、ミョウバンを溶かした媒染(ばいせん)液をくぐらせ染色を行います。工作教室なら染色して終わりですが、あくまで実験です。
実験には記録が必要ですが、色味を定量的に扱うのは難しくありませんか?
そこで、マナビオでは、実物を使った記録をお勧めしています。最初の真っ白な生地からサンプルを切取り、染色液にだけ浸したもの、媒染液に1回通したもの、以後、染色液と媒染液を交互に浸し、2回、3回通したものを、都度切り取りながら保管していきます。切り取った試料を乾燥させ、ノートに貼れば立派な記録となります。並べると、色の濃さの移り変わりがよく分かりますね。
良い記録が取れた実験後は、気分が良いものです。そのようなフィーリングを持てれば、実験も本物ですね!