【身近な問題:投げ上げられた帽子】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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モンモール問題

 先日、次男(年長)の通う幼稚園のイベントでの1コマです。


 この写真を撮影した時、ある確率の問題を思い出しました。

「n人が帽子を投げたとき、1人も自分の帽子が戻ってこない確率は?」

という問いです。同じ問題に

「持ち寄ったプレゼントを交換する時、全員が自分以外のプレゼントを手にする確率は?」

があります。


 これは、モンモール問題という、確率では有名な問題です。4人ぐらいだと書き出してみると分かりますが、37.5%です。一般解を算出してnを無限大、つまり大勢の人が帽子を投げたり、プレゼント交換をすると、答えは36.8%と算出されます。人数が多いと、誰かが自分の物を手にしそうなので「0」に収束すると想像しますが、計算結果は異なります(笑)。4人でも、100人でも、1000人でも、3回やれば1回は、バラバラになるということです。


 面白いですよね。