
算数が苦手なお子さんの保護者に、つまづきのきっかけをうかがうと、決まって、小2の最初に習う「とけい」があがります。
時計は、扱う数字が大きいので、苦手意識が芽生え易いようです。しかも、60分で1時間ずれ、長短2本の針が回転しながら時間を表すという概念も理解が難しいのだと思います。
"小2の時計問題"を解決する一番良い方法は、自宅のリビングに針時計を置いて、生活の中で時計を読むことに慣れ、実際の時間量を意識することだと思います。
「今、何時?」
からはじめて、
「好きなテレビ番組が始まるまで、あと何分?」
や
「決められたゲーム時間の終わりは何時?」
のように子供の損得に直結する"時計問題"にすり替えると、なじむのも早いのではないでしょうか。
参考:「よしなしごと日記」とけいくん