【身近な問題:"特別な日"とは何か?】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


市原の朝

 朝8時頃、東の空にある雲から光が射していました。


 見上げる空は、電線だらけです。時々、内房線がゴトンゴトンと行き来するのが、建物の間から見えます。自転車に乗った登校中の中学生達が、南(画面右側)に向かいます。駅への通勤客は、北(画面左側)に向かいます。雲は、背後の海(西)側から奥の山(東)側に向かって流れていきます。毎日見ている、何ら、特別には見えない朝の日常風景です。


 自分が小中学生だった頃、1日、1年はとても長く感じ、毎日見る風景など飽き飽きしたものでした。ところが大人になった今、あの頃を思い出してみると、"特別な時間"だったように感じます。つまり、見過ごしてしまうほどの日常こそ、将来の自分にとって、特別な"何か"がひそんでいるのかもしれません。


 毎日、時間は足早に過ぎ去ってしまいますが、少し立ち止まって、これから始まる何でもない1日を想像してみると、思いがけない発見があるかもしれません。