
取ってきた細胞の中から小さな細胞だけをより分けようと、細いガラス管を通して選別したところ、確かに、欲しかった細胞が手に入りました。
作業としてあたりまえ過ぎて、疑問の余地はないように思えますが、STAP細胞を発見した小保方さんは、"より分けられた"のではなく、細いガラス管を通ることで、細胞が"作られた"と考えました。
常識的な物事をこのように捉えるのは、とても難しいことだと思います。加えて、立証もかなり難しかったと想像します。まさに"1%のひらめきと99%の努力"です。結果が出れば"1%のひらめき"だったと言えますが、立証半ばの多くの科学者達は、自分の努力が"有益"であるのか分からず、不安の中にいます。
小保方さんのように"協力を得ながら、不安の中でも前進する力”は、学ぶべきことが多いと感じました。