
テーマは「空気」です。
上下に組合わさったステンレス製ボールは、大気圧の実験で"マグデブルクの半球"といいます。ボールの中はほぼ真空になっており、2つのボールは大気圧だけに押された状態になっています。このボールは、簡単には開けられません。生徒達が無理やりこじ開けようと、水槽のなかで悪戦苦闘した結果が、沈んでいる茶色の色紙です。
この実験は、デカルトの「真空の存在を否定」したことの反証(="真空"は存在する)と言われていますが、実験をしてみると、何となく、「デカルトは、納得しなかったんじゃないかな...」と思わされます。
ステンレス製のボールは丈夫なのでつぶれませんが、似たことをアルミ缶で試すと、写真のようにぺしゃんこにつぶれます。この実験をすると、(実際の立証実験ではありませんが、)アリストテレスが「自然は真空を嫌う」と言いいたくなる気持ちが良く分かります。
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