【身近な問題:5枚のカードをどこにおく?】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


市原市「マナビオ」の考え方・伝え方を科学するブログ-キッズBee2013トライアルの問題

 キッズBeeのトライアルからの一問です。


 夏休みのこの時期、生徒達は皆、問題に飢えています。


「この問題、分かる?」

と出題すると、皆、飛びついてきます。


 興味深いことに、普通なら、問題の答えを出して終わりですが、答えた生徒に「どうして分かったの?」ときくと、皆、とうとうと自分の解法を語るのです(笑)。


 単なるパズルでは、解法を解説する人は(ほとんど)いません。算数の文章題でも、何故、分かったのか解説する人は、(あまり)いません。


 この問題の場合、回答者にとって、答えにはあまり意味がなく、むしろ、日付のどこに、どの数字のカードを置いて考えたのか、その過程を提示することに意味があるのだと思います。


 とても、単純化され、洗練された良い問題だと思います。答え、分かりますか?

(画像提供:算数星人 さん)