
中級クラスでI-Cubeをやっている様子です。
今月は4つの空きが直線状に辺の真ん中にある「直線2」です。
生徒達は、1年以上I-Cubeをやっているので、ピースの名称と形は完全に頭に入っています。
I-Cubeの初見課題でも、3分でかなり良いセンまでいきます。関心させられるのは、「ピース配置の記憶の良さ」にあります。
例えば、完成例を提示して、「作ってみようか」と手を動かすと、生徒達はたちまちピースの配置を覚えてしまいます。
素晴らしい力ではありますが、この力の暗黒面に堕ちる(?)と、生徒達は自ら考えることを放棄しかねません。課題が未完成に終わっても、あえて完成形の例示はせず、
「お家で練習してきてね!」
と自宅学習を促すのは、そのような理由からです。