【アルゴクラブ:I-Cube】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


市原市「マナビオ」の考え方・伝え方を科学するブログ-アルゴクラブの授業風景(I-Cube)

 中級クラスでI-Cubeをやっている様子です。


 今月は4つの空きが直線状に辺の真ん中にある「直線2」です。


 生徒達は、1年以上I-Cubeをやっているので、ピースの名称と形は完全に頭に入っています。


 I-Cubeの初見課題でも、3分でかなり良いセンまでいきます。関心させられるのは、「ピース配置の記憶の良さ」にあります。


 例えば、完成例を提示して、「作ってみようか」と手を動かすと、生徒達はたちまちピースの配置を覚えてしまいます。


 素晴らしい力ではありますが、この力の暗黒面に堕ちる(?)と、生徒達は自ら考えることを放棄しかねません。課題が未完成に終わっても、あえて完成形の例示はせず、

「お家で練習してきてね!」

と自宅学習を促すのは、そのような理由からです。