
7月のテーマは「二酸化炭素」です。
三角フラスコの中で発生させた二酸化炭素を、水上置換法で集気瓶に集めています。
この実験、めずらしいことに、集気瓶に集めた二酸化炭素を、火のついたロウソクの上から「ふりかけ」ます。
二酸化炭素が空気より重いことを知る、最も分かり易い方法だとは思いますが、水上置換した集気瓶の中にどうしても僅かながら水が残ってしまいます。普通、集気瓶はテーブルに置いて使うので問題になりませんが、「ふりかける」となるとロウソクに水がかかってしまいます。
写真の集気瓶は、この後、垂直にして水中でガラス板をあて取り出し、中の水を一度きってから使用します。集気瓶の中には、二酸化炭素が沢山あるので、少し空気が入っても大丈夫です。ロウソクの上50cm位の高さでガラス板をとると、少し間が合って、フッと火が消えます。