
6月1回目のテーマは、「土壌生物の観察」です。
授業の冒頭で、
「土の中の生き物を観察しようと思ったら、どうやって生き物を採取しますか?」
と質問してみました。
マナビオでの授業に慣れてくると、生徒達は教室に準備してある器具や材料を見て、おおよその見当をつける技術(?)を身につけてきます。そこで、近頃は、ワザと実験に必要のない道具も一緒に置いておきます。すると、予想外のユニークな実験方法を考えてくれ、楽しませてくれます。
今回は、ツルグレン法という実験装置を使用します。漏斗状の容器に土を入れ、上から照明器具で光と熱を加え、落ちてきた土壌生物をアルコールを入れたシャーレでキャッチします。
この実験、場合によっては、ほとんど何も落ちてこないこともありますが、今回は、結構、沢山観察できました。ミミズも落ちてきました。アルコールに落ちた途端、頭が真っ赤になってました