【わくわく文庫:どのような「速度」が適切か】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


千葉県市原市のマナビオ「日々ブログ」

 マナビオでは、1.文章から情景を思い浮かべ、2.共感したり、心情を理解し、3.それを自分の文章で他者に伝達できるか、を重点的に見ています。速度を上げるのは、せめて1をクリアしてからにしています。


 見極めが難しいのは、「音声」ではなく、あくまで「文章」を読み取れているのか判別することにあります。


 マナビオの例で言えば、4年生でも、受講してからしばらくは、1.5倍速で15から20分くらいの読書量が、文章全体を記憶してから再構成できる限界のように感じます。


 意図を持って、わくわく文庫を活用すれば、効果は非常に高いと思います。


 学年が上がるにつれ、教科書を音読して学習する場面も多くなりますが、この「音読の理解」が苦手なために、連鎖的に算数などが苦手になるお子さんもいます。そのようなお子さんこそ、是非、一度、「わくわく文庫」を試されることをおすすめします!