【身近な科学:顕微鏡写真の撮り方】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオのブログ-顕微鏡写真の撮り方

 必要なものは、顕微鏡、デジカメ、三脚です。

 まず、撮影場所を選定しましょう。


 セットが上手くできれば、周囲の明るさは関係ありません。


 セットのポイントは、顕微鏡とカメラの光軸をピッタリ合わせることにあります。まず、顕微鏡のピントを合わせます。そして、カメラと顕微鏡全体を上から見下ろして、前後・左右の軸を合わせ、次に横から見ながら三脚の首を上下に振って、軸線をそろえます。最後に、カメラレンズぎりぎりに顕微鏡の接眼レンズがくるよう、顕微鏡本体をカメラに近づけます。顕微鏡の下に本などを挟むと位置の微調整ができて便利です。


 カメラはマクロ(近接撮影)モード、ズームレンズがある場合はテレ(望遠)側にします。手動モードで、まず、カメラのピントを調整します。次に露出を解放(=F値を最少)に固定し、最もキレイに写るシャッタースピードを探します。最後にカメラをタイマーにします。ここまでで、セットは完了です。


 撮影は、カメラの設定はいじらず、顕微鏡のピントを手前から奥へずらしながら、連続撮影していきます。お試しあれ!