【身近な科学:メダカのプラケース水槽】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。

 メダカの赤ちゃんが生まれて、丁度、1ヶ月になりました。
 
 4匹共、姿・形は、だんだん、メダカらしくなってきました。まだ、稚魚(ちぎょ)ですが、縄張り争いをします。力の強い個体aとb(水面で反射して分かり難いですが各1匹ずつです)は常に水面近く、力の弱い個体cとdは常に下の方にいます。個体aとbは、自分の縄張りに入ってきた相手を良くつっついています。

 水槽という環境の中で、はたして、水面近くの方が得なのでしょうか?
 
 確かに、エサは1日1回だけ水面から投入しています。ただし、量はごく少量です。底に置いてあるコケが生えた石ころの方が、はるかに量は多いです。そして、底の方が隠れるところも豊富にあります。
 
 それでも強者が水面付近を陣取るのは、おそらく本能なのでしょう。なんだか、とても示唆に富む現象だと思いました。