LINEいじめのロールプレイ② | 亀岡、子どもたちの論理力、読解力、表現力、英語力、コミュニケーション力を鍛える「まなびプロジェクト」

前回の記事に引き続き

私がロールプレイから考えたことを書きたいと思います。





私が相談役を演じていたとき、とても新鮮な気持ちになりました。





それは
普段相談をする側の人に話を聴いてもらっている
という感覚でした





ただ、この感覚を味わった自分を考えたときに、ゾッとしました。





相談を「する」側って何やねん!?
話を聴いて「もらっている」って何やねん!?





「対話」には本来
「する」側も、「される」側もないはずです。
「してあげる」ことでも、「してもらう」ことでもないはずです。





私はまたしても、「支援‐被支援」という枠に囚われていたんだと思って、自分に腹が立ちました。(ちっくしょー情けねぇー)





それと同時に、無意識のうちに「支援‐被支援」の構造を孕んでしまう場面って
結構あるんだろうな、と怖くなりました。





「不登校」の当事者だった生徒たちが
「不登校」の相談を受けるとき





どちらが当事者でどちらが支援者か―
そんなことは関係のない対話がなされるんだと思います。





それを1番わかってないのは、もしかすると支援者と呼ばれる人たちなのかもしれませんね。





大学院では、臨床心理士を目指す人同士でロールプレイをしていました。





これでは気づかないことの方が多い。(私だけかもしれませんが...)





こういうワークショップを、大学や大学院の中でやってみたいですね。
きっと、私みたいな人がいるかもしれません。





何事も、知った気になってはいけない。
現実からもっと学ばねば。