どんな形してんの? | 亀岡、子どもたちの論理力、読解力、表現力、英語力、コミュニケーション力を鍛える「まなびプロジェクト」

前回は、LINEいじめに関するロールプレイをおこないました。







LINE、Twitter、Instagram、などなど…







現代は、インターネット上で他者とつながるツール

「Social Networking Service (SNS)」

が、目まぐるしい勢いで発達しています。







対面でのコミュニケーションが無い分、「関係性の希薄化」や「コミュニケーション能力の低下」などが危惧されていますが…

はたして本当にそうなのでしょうか?







LINEってめっちゃ気使うんですよね~

既読したのに返事ができないときとか、「うわぁ…なんか早く返事しろって思われてるかも…」とか

グループLINEの中に特定のノリができているときに、「めんどくさいけど、のっとかないとな…」とか

文字でのコミュニケーションなので、「これやと違う意味で捉えられてやっかいなことになるかも…」とか







こんなことを瞬時に考えて行動にうつしていることを考えると、先述したような指摘は当てはまらないような気もします。








今回の「思考」のためのワークショップは、この現代の子どものコミュニケーションと関係のあるテーマを扱いました。







では、まずこの動画を見てください↓


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さて、みんなで何を描いていたでしょうか?




正解は...




「自我」です。
「自分の核」、「本当の私」などと言い換えればわかりやすいでしょうか?




今回の「思考」のためのワークショップでは、
この「自我」の構造がSNSの発達に伴って変化しているのではないか、という文章を読み、
それを図式化することに取り組みました。




私の結論としては、
そんな図式化できるほど「自我」って簡単なものじゃないんちゃうか?!
というか、そもそも「自我」が「ある」っていう前提で話が進んでるのがおかしいんちゃうん?!
って感じでした。




「自分」、「自己」、「自我」、「アイデンティティー」...
そういった、目には見えないものが「ある/あらねばならない」という考え方があるから
ないかもしれないものを探そうとして悩んだりするのかもしれません。




実は「自分」って何や...とか悩んでいた私にとって、タイムリーな回になりました。