永遠に友達 | Manablo

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日常のこと、BUHIのこと、 たまーに歌うたい♪


今日はいっぱい


お話したい気分なので


ブログたくさん書いちゃおう。




って、教習所が嫌すぎて


現実逃避気味な


だけなんだけど😗苦笑





鍵付きの日記で思い出したこと。。



日記は三日坊主の私でも 


好きな人はずっと好きで


それに関しては


三日坊主にはならなかった。 


中学生の時は


ずっと同じ男の子を好きだったし。 



 ただ私の悪い癖 


好きな男の子と


仲良くなり過ぎてしまうところ


恋だ愛だというものには


きっとそれなりの


距離感が必要で


毎回逢うたびに


ドキドキする緊張感や


ちょっとヒリッと痛くなるような


そんな感覚が必要な気がしていて…


なのに私は 


いつも距離感を誤る


好きすぎて近付き過ぎて 


ただの仲良しな


お友達になり過ぎて


結果…女の子としては


見られなくなってしまうんだ。


私の好きな男の子が


好きだったのは


私の友達でした。


その子は、成績は学年1位


生徒会長をやっていて


どんな人にも優しく好かれ


清楚で愛らしくて


全く非の打ち所がない


素敵な女の子だった。


敵うはずもなく…🥹 


そもそも張り合おうなんて 


微塵も思わなかったよ。 


私も彼女のこと大好きだったからね。


私は彼女と一緒に


生徒会をやっていたので


朝の声掛け運動 

(校門の前で登校してくる生徒に挨拶する活動)の時は、いつも彼女と手を繋いで


『おはようございま〜す!』と 


 元気に挨拶をしていた。


その時、彼は


校舎の2階の窓から


いつもこっちを見ていた。


私が気付いて彼に手を振ると


手を振り返してくれたなぁ…🖐️ 


彼の眼に映っていたのは


私じゃなかったけど… 


それでも嬉しかった。


 私と


彼が好きな彼女は


部活も一緒(合唱部)だった。


ある日のこと 


放課後に部活が終わって


音楽室を出ると


私の好きな男の子が


廊下に座って項垂れていた。


 『あれ?まだ居たの?帰らんの?』


 なんて白々しく声を掛けた私。


 どうせ


まだ音楽室の中にいる


あの子を待ってるんだって 


わかりきってるくせに。 


なんて…思っていたのに…


事態は


予想外の展開を迎えた。


ひょいと


俯いていた顔をあげた彼は


私の顔を見上げて


『松坂(私の旧姓です笑)のこと待ってた。一緒に帰ろ。荷物貸して?』と


私からの返事も待たずに


腕からバッグをひったくって


肩に担いで 


 廊下をすたすたと歩いて行く… 


 『えっ!?何?ちょっと待って!一緒に帰るなんて聞いてない!』と騒ぐ私に 


ぴたりと足を止めて


振り返った彼は


 『じゃあ…帰らない?』 



 『いや…帰るよ…帰るけどっ!』と


照れくさいのと動揺とで


どうしたら良いのか


わからなくなった私が


少し頬をふくらませて言うと 


それを見た彼は


ニッと笑って 


またスタスタと


先を歩いていく。 


何なの…? 


どうして私なの…? 


まだ彼女出て来てないのに…?


きっと彼は


ただ仲が良い女友達が


偶然に出て来たから


 何なら一緒に帰るか


みたいな感じで 


深い意味なんて


無かったのだと思う。


きっとそう…


そう…私達は友達なんだよ


これから先もずっと…


でも…



早足で彼の後ろを追いかける


追いついたけど


横に並ぶ勇気は無くて


斜め後ろを


歩いて付いていく


彼の歩幅は大きく


頑張ってついていこうとしても


すぐに離されてしまう


『もう少しゆっくり歩いて』なんて


言うのも


恥ずかしくて


彼の制服の裾を


少しだけつまんでみる。


一瞬だけ背中がピクっとした


ような気がしたけれど


気のせいかな?


と思っていたら


『ごめん、ゆっくり歩く…それでも早いかも知れないから、置いてかれないように掴んでな』


振り返らずにそう言った。


ひとりで歩いてると


長く感じる帰り道が


ふたりだととても早く感じて


ずっと着かなくて良いのに…


そんなことを思った。


甘酸っぱい記憶。。


結局、私達は


最後まで友達のままで


彼の恋は実ることもなく


私達は少しずつ


歳を重ね


大人になってゆき


彼は19歳という若さで


亡くなってしまった。


生まれつきの持病が


急速に悪化したのだ。


彼はよく笑った。


私を見て


私が何かする度に


何か話す度に


よく笑ってた。


なんで笑うのーと


いつも私は


頬をふくらませた。


すると


その頬に指をたてられ


プッて空気を抜かれ


それをまた笑うんだ。


そんなからかいをよくされた。


祭壇に立ち


顔を上げる


久しぶりに顔を合わせた彼は


少し大人びた顔で


でも、あの時と同じ顔で


笑っていた。


『何で笑うの』


写真の中の彼にそう呟いて


頬をふくらませたら


涙が溢れて来て


止まらなくなった。


こんなカタチのお別れは


一生忘れられないから


困っちゃうよ。ほんと。。



そろそろまた命日が来ます。



思い出す…いつもこの時期は。





私は今もあまり


昔と変わっていないよ


年だけ重ねて


きっと中身は


何ひとつ変わらないよ



好きな人には


相変わらず


一直線にまとわりついて


困らせて


その人から


リプが来なくなると


嫌われたー


もうおしまいだーって


勝手にひとりで落ち込んだり。



もういい歳なんだから


落ち着けば良いのにね。



きっと君は笑ってる?


それともこんな私に


呆れてる?



でも私


こうやって生きてく


これからも。