この記事で少しご紹介しました 『思考のパワー/ブルース・リプトン』に
認知学の神経科学者によると、
私達の行動のうち、
自意識が関わっているのはたったの5%しかなく、
残り95%の意思決定、行動、感情、振る舞いは、
モニターされていない潜在意識からのものだという結論が出されている。
という一文があります。
表面意識は氷山の一角で
水面深くに巨大な潜在意識がある、
という話もよく耳にします。
これまで 認知できる、自分で自覚できる部分が5%で
残りの95%の潜在意識とは
無意識に体を動かしてくれている
呼吸や心拍などのホメオスターシスの部分や
第6感、過去世情報など生まれて来る時にベールをかけて
忘れていて表面意識からはアクセスできないけれど
休眠状態で持っている魂の秘密の情報だと思って居りました。
つまり
自覚している5%も
忘れている95%も
「100%全部自分だ」と勘違いしておりました。
潜在意識には、
経験したことすべてを記憶する
驚くほどパワフルな処理能力がある。
無意識のエリアで1秒間に4000万以上もの
神経の伝達が行われている。
逆に、自意識を生み出す前頭葉では、
1秒間に約40しか神経伝達ができない。
この潜在意識は、伝達スピードとは対照的に、
顕在意識のような創造力があまりない。
あったとしてもせいぜい5歳児程度とされ、
前もって記録され習慣となった反射しかできない。
私たちは 日々の生活の中で
会社へ出勤したり、ご飯を食べたり
帰って来てお風呂に入って寝たり
様々な活動をこの「習慣的反射」をたくさん使って生きているのですね。
もちろん、時系列でやるべきことを計画立てたり、
職場や家族、友人たちとのコミュニケーションをしたり、
趣味で何かを作ったりするときは
前頭葉を働かせ、判断・工夫をしています。
では この95%も占める潜在意識は
どのようにつくられたのでしょうか?
潜在意識の中で最も影響力のあるものが、
人が生まれてから記録されたものだ。
妊娠から6歳までの発達期に、
両親、兄弟、小学校の先生、
自分が住む地域社会を見たり聞いたりしながら
直接脳にダウンロードされる。
その子の可能性を伸ばすだけではなく逆に、
自分に対して限界をつくったり、
自己破壊的になってしまうような
間違った認識を持つ原因ともなる。
なぜ こんな話題を取り上げたかと申しますと
デルフィナのWA脳②の講座を受講していて
(脳のヒーリングの授業です)
この潜在意識には、
誰しもたくさんのファミリーエナジーをお持ちで
ヒーリングして流しても、流しても、
とめどなく わんさか出てくるのです。
幼少期に離別したお父さんのエネルギー
お爺さん・お婆さんの戦争体験のエネルギー
幼少期に親が過保護に危ない、危ないと注意した恐怖心、
親や学校の先生に「あなたはこうあるべき!」としつけられたこと
過去の交際で嫌な思いをして、男性全般に嫌悪感が湧いてしまう
自分の過去の痛い思いから消せない恐怖心
自分とは全く関係のない親の成功・失敗からの教訓の刷り込み
現在ただいまの自分には全く必要のない、
または今後の幸せを阻害する可能性の高い
潜在意識の記憶もたくさん抱えているのです。
無意識なので自覚のない他人に植え込まれた判断基準で
いろいろなことを判断してしまっている可能性もあります。
自分の持つ信念を書き換えることで
現実が変わってゆくのなら
どんどん挑戦したいですね。