【一〇八恋星☆水滸伝】豹子頭・林冲ルート 第八章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



クルマのドアに左手小指を挟んでしまい、シャレにならないまなみんです!!



小指って、結構使う指なんですよね・・・笑



さて、ちょっとキーが打ちにくいけど、林冲レポです。


同時進行の方で、水滸エンドまで到達しました~


一番遅い進行で、まだ五章のルートがありますwww


はよ終わらせたいけど、毎日やるのうっかり忘れます(;・∀・)



それでは、いつもどおりのネタバレです。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




宋江さんと話をしたことで、少しすっきりした私は、今ここで、私にできることをしようと決めた。



郁里「とは言ってみたものの、何をしたらいいんだろ?」



考えながら歩いていると、呉用さんの姿を見つけた。



(そうだ、呉用さんに相談すればいいかも)


郁里「呉用さん!」

呉用「・・・ああ、君か。ずいぶんとすっきりとした顔をしているな。それにしても、あれだけ飲んだのに、もう平気だとは」


www脳内がお花畑で単純に出来ているので(・∀・)www


郁里「いえ、私、そんなに飲んでませんよ?」

呉用「そうか?私には李逵たちから杯を奪っていたように見えたが」


(まずい、そんなの全然覚えてない)


呉用「都合の悪いことは、覚えてないか。便利な頭だな」


www同感です(・∀・)www


(確かに李俊さんたちと飲んでたけど、そんな酷い飲み方したっけ?でも、林冲もそんなようなこと言ってたし・・・止めよう、もうここでは絶対にお酒はやめなくちゃ)


www酒癖悪い人って、いっつもそう言ってやめないよねwww


郁里「お恥ずかしい限りです」

呉用「?」



ぺこりと頭を下げた私が意外だったのか、呉用さんは少し驚いた顔をしたあと、可笑しそうに目を細めた。



呉用「別にそんなに恐縮しなくてもいい。人に迷惑さえかけなければ、酔うことは悪いことではない」

郁里「呉用さんは、酔っ払ったりしないんですか?」

呉用「私はそこまで飲まないからな」

郁里「どうしてですか?」

呉用「私が酔っ払ったときに敵が攻め込んできたら、一体誰が指揮を出すのだ」

郁里「あ・・・そっか。さすが呉用さんですね」

呉用「当然ことだ。褒めても何も出ないぞ」

郁里「ふふ。あ、でも、ひとつご相談が」

呉用「私に相談?なんだ?」

郁里「梁山泊で、私に何か手伝えることはありませんか?」



呉用さんは少し考えてから、私の顔を見つめた。



呉用「・・・よし、来なさい」

郁里「はい!お願いします!」



私は元気よく返事をすると、呉用さんについていった。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




郁里「ここは・・・」



呉用さんに連れてこられた部屋は、膨大な書物に囲まれていて、古本屋の匂いがする。

私にとって、心が落ち着く匂いだ。



呉用「本は、好きか?」



顔を輝かせている私に気づいた呉用さんが、声をかけた。



郁里「大好きです!それにしてもすごい量ですね」

呉用「まあ、資料や文献がほとんどだが、中には読み物もある。梁山泊のことを知るいい機会にもなるだろうし、時間を見つけて読んでみるといい」

郁里「ありがとうございます。それで、私は何をしたらいいんですか?」

呉用「うむ、それはだな・・・ああ、ちょうどいい、こっちに来てくれませんか」



呉用さんが、奥に向かって声をかけた。



(誰かいるのかな?それにしても、呉用さんが敬語を使うなんて)



そう思ってみてみると・・・。



簫譲「ごきけんよう、お嬢ちゃん。元気じゃったかな?」


(このおじいさんは、確か簫譲さん。ここに来たばかりの時に、私の胸の印のこととか調べてくれたんだっけ)


郁里「お久しぶりです、簫譲さん。おかげさまで、ご覧のとおりです」



当り障りのない挨拶をすると、簫譲さんが私をじっと見つめてきた。



(え?なに?)


簫譲「無理をしてはいかんよ、お嬢さん。慣れぬ場所で苦労しているのじゃろう・・・」


(この人、私のことを心配してくれてる?すごく優しい人だな)


簫譲「言わなくともわかる。その証拠に・・・あんなに立派だった乳と尻が、ずいぶんと小さくなっておる」


wwwジジィwww


郁里「は?」


(このじーさん、今、なんて言った?)


wwwほんと、時々口悪いよね、アナタwww


簫譲「こんなに痩せてしまって可哀想に。せっかくいい乳と尻をしておったのに・・・」



そう言いながら、簫譲さんが私に手を伸ばしてきた。



郁里「ちょっと!」



反射的にパンッとその手を払う。



簫譲「痛い、痛い、年寄りになにをするんじゃ」

郁里「勝手に触ろうとしておいて、何言ってんですか」

簫譲「許可を取れば、触らせてくれるんかの?」

郁里「言ってる意味がわかりません」

簫譲「なんじゃ、優しそうなお嬢さんだと思ったら、案外冷たいのぅ。そう思わんか?呉用」

呉用「さぁ。私には女のことは・・・」


www明らかな人選ミスwww


簫譲「ふんっ、聞く相手を間違えたわい。それで、ワシになんの用じゃ?」

呉用「以前から、書庫の整理をしたいとおっしゃっていたでしょう。彼女に手伝わせてやってくれませんか?」

簫譲「どう使ってもいいのかの?」

呉用「ご自由に」



呉用さんの返事に、簫譲さんがにやーっと笑う。



(ふ、不安・・・)


簫譲「承知した。お嬢さんはワシが預からせてもらう。頼んだよ?」

郁里「は、はい、よろしくお願いします。あと、呉用さんもありがとうございました」



私は二人に向かって頭を下げた。



(とりあえず、ここでの仕事が見つかった。OL時代と同じで雑用だけど、今の私は贅沢なんて言ってられない立場だし。まずは第一歩を踏み出せたってことで、よしとしよう)


wwwこの一言が、たまらなくウザイwww


簫譲「・・・」


(なんだか嫌な予感がするのは、何故だろう・・・)




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




呉用さんに仕事を与えられた私は、その日から毎日書庫に向かい、一日中、大量の本と格闘していた。



郁里「いよっと」



図鑑並みに大きくて分厚い本を、何冊も積み上げて運ぶ。



郁里「書庫の整理が終わる頃には・・・かなり筋力が付きそう」



腕まくりをして、力こぶをつくってみる。



郁里「お、二の腕引き締ったかも」



今まではなかった筋肉がついたことが、ここでの仕事の成果に思えて、なんだかちょっと嬉しくなる。


wwwやっすいなwww



郁里「さてと、もうひと頑張りするか」



服を戻して、本棚にむかう。



郁里「うーん、あの高さだとギリギリかな」



高い位置の本を取ろうと、思い切り背伸びをして手を伸ばす。



(わざわざ踏み台を持ってくるの、面倒なんだよね・・・)



目いっぱい手を伸ばしても、本に触れるのが精一杯で、私はあきらめて手を降ろした。


wwwさっさと踏み台持ってくればwww


すると、誰かが私の後ろから手を伸ばし、軽々とその本を取り出す。


wwwそして、予想通りの展開www



林冲「はい、どうぞ」

郁里「えっ、林冲!ありがとう」

林冲「どういたしまして。他に取る本、ある?」

郁里「じゃあ・・・その横にあるのもお願いできる?」

林冲「承知



林冲は笑顔で返事をすると、次々と本を取り出していく。



(高いところの本に軽々手が届くなんて、やっぱり男の人なんだな。それに、改めて見ると、林冲ってスタイル抜群だ。手足も長いし、腰も細い。かといって、貧弱じゃなくて、むしろ逞しいって感じ)


wwwアナタ、「逞しい」って表現、好きねwww


郁里「うん・・・いいよね」

林冲「何が?」



本を取り終えた林冲が、私の顔を覗き込んだ。



郁里「え?い、いや、別に。あ、本、ありがとう。すごく助かっちゃった」


(はぁ・・・びっくりした。今、私が林冲に見惚れてたこと、気付かれてないよね)


wwwヒロインちゃんが元の世界で仕事が出来ない人間だったっての、すっごくよくわかるわwww



動揺をごまかすように、林冲が取ってくれた本を確認するふりをする。



郁里「それにしても、書庫に来るなんてどうしたの?何か調べもの?」

林冲「うん、そんなもんかな」



林冲は私が持とうとしていた、本の山をひょいと奪った。



林冲「実は・・・郁里の働きを調べに・・・って言うか、見に来た。だって、最近ここに入りびたりで、なかなか会ってくれないでしょ?」

郁里「会ってって・・・」

林冲「でも、郁里が楽しそうで安心したよ。で、これ、どこに運ぶ?」

郁里「あっちにお願いできるかな」

林冲「はいよっ」


(林冲はいつも私のことを気にかけてくれている。林冲のやさしさに答えるためにも)


郁里「がんばらなくっちゃね」



私はそう呟いて、本の整理を続けようと・・・。



郁里「・・・っ!」

李逵「姉ちゃん、おいらも手伝うぜ」

呂方「面白そうなことしてんじゃん、おれも混ぜてよ」

???「面白そうなことじゃなくて、片付けだよ。邪魔しちゃだめだろ?呂方」

呂方「なんだよ。おまえ、何一人でまじめぶってんだよ」



いつの間にか書庫には人が集まり、大騒ぎになっていた。



林冲「どうやらみんな、手伝いに来てくれたみたいだね」

郁里「それは助かるかも。でも、ひとり、知らない子がいる」

林冲「誰?」

郁里「あの子、呂方くんと同じくらいのちっちゃい子」


wwwほんと、アンタって礼儀知らずだよねwww



私は緑の髪の毛を二つに結んでいる、可愛らしい男の子を指差した。



呂方「おい、聞いたか?阮小五。お前のこと、“ちっちゃい子”だってよ」



呂方くんが嬉しそうに叫んだ。

すると、ゲンショウゴと呼ばれた男の子が、先ほどまでの丁寧な言葉づかいはどこへやら・・・怒りに満ちた顔で言い返す。


www丁寧な言葉づかいって言われるほどしゃべってない件www



阮小五「・・・てめえこそ、ちゃんと聞いてたのか。郁里さんは“呂方と同じくらい”って言ったんだ!」

呂方「うるせえ、おかっぱチビ!」

阮小五「んだと・・・?」


(わ・・・なんだか険悪な雰囲気になってきた)


郁里「もしかして、私、言っちゃいけないこと言った?」

林冲「いや、この二人の喧嘩はいつものことだから。郁里が気にすることはないよ」

阮小五「ククッ、やるか?・・・身長に恵まれない悲哀に満ちたご仁」

呂方「・・・おかっぱの手入れで半日過ぎる男に、負けるわけがねぇだろ・・・望むところだ、来いっ!」


(こんなところでケンカされたらたまったもんじゃない。よーし、こうなったら・・・)


郁里「はいはい、そこまで!」



大きく手を打ちながら、二人の間に入る。



呂方「姐御っっ!?」

阮小五「・・・!」

郁里「いい大人が小さいことでケンカしないのっ!」

呂方「いい・・・」

阮小五「・・・大人?」

郁里「そうそう、二人とも人の前に立つ仕事を任されるような立派な大人でしょう?大人だったら、大人らしく、節度のある態度を取ってください。ここは書庫であって、ケンカをする場所じゃありません」


www節度をどっかに落としてる人間が言うwww


阮小五「・・・そ、そのとおりです」

呂方「おれたち、節度ある、いい大人だもんな」

阮小五「・・・ですね」

郁里「うん!それじゃ、書庫の整理、手伝ってもらえますか?」


www自分の仕事なんだから、自分でやれwww


呂方「もちろん」

阮小五「承知っ!」



二人は息のぴったり合った返事をすると、我先に書庫の奥へと走っていった。



林冲「はぁー!すごいね、あの二人をこうも見事に操るなんて」

郁里「操るなんて大げさな。叱るより褒める、これ、人を動かすときや教育する時の基本だよ」


wwwえらそうに。雑用OLだったアンタに、人事教育の何がわかるんだよwww


???「へぇ、たいしたもんだな。もしかしたら、軍師ドノより人を使うのが上手いんじゃねぇのか?」


wwwんなわけあるか。バカも休み休み言えwww


郁里「な、何っ!?」



どこからか声が聞こえたかと思うと・・・後ろの本棚の陰から長い腕がにゅっと伸びてきた。

そして、私の腕を捕まえ、そのまま本棚に体を押し付けた。



李俊「実は、前々から頭の切れるオンナが欲しいと思ってたんだ」


wwwそれなら扈三娘さんに行けよwww


郁里「り、李俊さん?」

李俊「どうだ?林冲なんか放っといて俺のオンナにならねぇか・・・?」



ゆっくりと顔を近づけてくる李俊さんを、必死で押し返そうとする。

でも、その力強い体は、私の力なんかじゃびくともしない。



李俊「・・・郁里」


(林冲、助けて・・・)


林冲「いい加減にしなよ、李俊くん」

李俊「あいでででででで」



李俊さんが、ものすごい声と顔で私から離れて行く。

見ると、林冲さんが李俊さんの耳を引っ張っていた。



李俊「なにすんだよ、林冲」

林冲「そりゃ、こっちのセリフだよ」



そう言って李俊さんの耳を離すと、今度は私を引き寄せ、抱きしめる。



林冲「何回も言わせないで。郁里はオレの女だ」

李俊「へいへい、承知いたしましたよっと。おい、お嬢ちゃん。林冲に飽きたらいつでも俺のところに来いよ・・・また、一緒に濡れようぜ」



1:違うの←

2:・・・・・・

3:はい、そうですね



(そんなこと言ったら、林冲が誤解する・・・)


郁里「違うの、林冲。もうっ、いい加減にしてください、李俊さん!」

李俊「そんなに恥ずかしがるこたねぇだろ」

郁里「・・・」

林冲「・・・大丈夫。李俊くんの冗談だよね?」

李俊「それじゃ、待ってるからな」



李俊さんは、意地悪そうな笑みを浮かべながら出て行った。



林冲「それにしても、ほんとにしつこいなぁ、李俊くんは。あ、もし、また李俊くんが何かしてきたら、遠慮なくオレに言いなよ」

郁里「うん、ありがとう」


(そう言えば、林冲が私のことを“オレの女”って言うのは、他の男の人から守るためだって言ってたっけ)


郁里「・・・」


(前は嬉しかったその言葉が、今はなんだか寂しい・・・)


www仕事中だよね、アナタwww




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ライターさんは、ヒロインちゃんをどういう人物に設定したかったのかね?


“私、仕事できるんです”みたいに書かれても、それまでがてんでおバカさんだから、ちっとも納得できないわ笑