こんにちは!
下の子にじんましんが出てしまい、てんてこ舞いになっております、まなみんです!!
夜中、かゆがって寝られないんですよ・・・(´Д⊂ヽ
さて、同時進行中の林冲ルートが、そろそろエンドに近づいております。
水滸か恋星か・・・それによって、他のルートの好感度を調整しなければならず、めんどくさい笑
だって・・・もう一周する気なんてないんだもん!
では、ネタバレです(*´ω`*)
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
(何・・・考えてるの?普通、こんな状況で、真正面から真顔でそんなこと、聞く?)
沈黙と微妙な空気が流れた。
少しして、居心地悪そうな私を気遣った林冲が、先に口を開く。
林冲「もし、そうだとしても・・・」
冒頭から否定している言葉に、私の胸がぎゅっとする。
林冲「昼間話したように、オレは誰とも所帯を持つ気はないし、誰も本気で愛することはない」
wwwあれだけしといて、全部本気じゃなかった、とwww
郁里「・・・」
林冲「人を傷つけるのは、もう嫌なんだ。オレのせいで、命が奪われるなんて・・・」
wwwあれだけしといて、人を傷つけるのが嫌とか、バカかwww
林冲の瞳が乾いた。
wwwドライアイwww
郁里「林冲・・・」
私は思わず林冲に手を伸ばし、震える体をそっと抱きしめる。
林冲「郁里?」
郁里「ひとりでそんなに傷つかないで。ひとりでそんなに苦しまないで」
林冲「・・・ダメだよ、そんなことしたら、オレ・・・郁里に甘えたくなっちゃうだろ?」
www甘える男は大嫌いですwww
郁里「甘えていいよ。ううん・・・甘えてほしい、林冲に」
ぎゅっと腕に力をこめる。
林冲「・・・ダメだっ!キミだけは・・・キミだから・・・ダメなんだ。わかって・・・郁里」
苦しそうな声が、今までのどの言葉よりも私の胸を締め付けた。
林冲「郁里だけは・・・何があっても傷つけたくない」
www今さらか!!!( ゚Д゚)www
傷ついてもいい、だからそばにいさせて・・・。
私がそう言おうとした時。
林冲「それにオレには、罪を償う責任がある」
ほんの一瞬だけ早く、林冲がそう言った。
郁里「責任?」
林冲「そう。罪もなく殺された彼女の死に対して、責任を負う義務がある」
林冲の言葉に頭の中が混乱する。
(責任・・・?義務・・・?)
林冲「つまりオレにはもう人を愛する資格なんてないんだ。わかるだろ?」
郁里「・・・意味わかんない」
林冲「郁里?」
私の返事に、林冲が驚いた声をあげた。
私は、抱きしめていた両手を離すと、林冲の前に仁王立ちする。
郁里「罪を償う?死に責任がある?おまけに資格がない?はぁ?何それ」
wwwこの子、時々口調が下品だよね(;´・ω・)www
林冲「・・・」
林冲が驚いた顔で私を見上げていた。
でも、勢いづいた私の口は止まらない。
郁里「彼女が巻き添えをくって亡くなったのは気の毒だとは思う。それで林冲が傷つく気持ちもわかる。でも、その責任を林冲が取る必要なんて、どこにもないでしょ?」
林冲「なんでだよ。彼女はオレに関わったから殺されたんだ」
郁里「それは結果的に、でしょ?林冲がその人を好きで、無理やり巻き込んで死なせたらまだしも、親が連れて来て、勝手に婚約させたんでしょ。林冲はちっとも悪くないじゃない、むしろ被害者だよ」
林冲「・・・」
郁里「それなのに、何が責任よ、資格がないよ。あ・・・もしかして、ただ単に傷つくのが怖いだけなんじゃないの?」
林冲「え?」
郁里「そうだね、そうそう、そう言ってた。もう人が傷つくのは嫌だって。あれは、人が傷つくのが嫌なんじゃなくて、傷ついた人を見て、自分が傷つくのが嫌なんだよね。だから自分の心に言い訳して、嘘ついて、逃げてるんでしょ!」
林冲「・・・」
林冲が辛そうに唇を噛んだ。
それでも、酔っ払って感情的になってしまった私は、無防備で無頓着で無神経で、傷つくことも、傷つけることも怖くなくて、ただ思いつくまま、言葉を吐き出していく。
www素面のときも、あなたはそんな女ですよwww
林冲「郁里には・・・わかんないよ」
ようやく林冲が、たった一言反論した。
郁里「・・・林冲」
私を見つめる林冲の表情が悲しくて、切なくて、さっきまで沸騰していた感情が一気に冷めていく。
途端に、体の力が抜けて、私は林冲の隣に座り込んだ。
郁里「わかるわけないよ。それに、わかりたいとも思わない。だいたい・・・人を好きになる気持ちって、そんなに簡単に抑えられるものじゃないでしょ?」
じっと見つめる私を、林冲が強いまなざしで見つめ返す。
林冲「それでも抑えなきゃいけないんだ。結婚は家のため、家族のためのもの。オレ達にどうこうする権利はない」
郁里「それがあり得ないって言ってるんじゃない!」
林冲「!」
郁里「好きになったら、どうしようもない。どんな理由があったとしても、走り出したら止まらない。会いたい、触れたい、そばにいたいって衝動に、どうしようもなくなる。それが、恋ってもんなんじゃないの?」
うぜぇ!!!
見つめていた林冲の顔が滲んでいく。
まぶたが重くなり、視界がゆっくりと薄らいでいくのを感じる。
www泣くのは卑怯www
郁里「好きな人と結ばれたい・・・そう思うのが当たり前じゃない」
林冲「・・・・・」
郁里「・・・林冲・・・あなた、本当の恋って・・・したこと・・・ある?」
wwwお前もないだろうがwww
もう何がなんだかわからなかった。
わからなくて、頭がぼーっとして、胸の奥がムカムカして・・・。
郁里「・・・・・・」
私は深い眠りについた。
www寝るんかいwww
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
【林冲から見た景色】
林冲「郁里、オレ・・・」
郁里「・・・・・すぅ・・・・・」
林冲「・・・って、寝てるのかよ」
急に動かなくなった郁里は、座ったまま眠っていた。
(あれだけ矢継ぎ早にしゃべりまくって、さんざん人を傷つけておいて、勝手に寝ちまうなんて、まったく・・・)
林冲「可愛すぎるだろ・・・」
wwwうざすぎるだろwww
無防備な寝顔に呆れてため息を吐くと、その体をそっと倒し膝枕をした。
乱れた髪を直しながら、月明かりに照らされた郁里の寝顔を見つめる。
林冲「それにしても、ずいぶんな言い様だよなぁ。女の子に説教されたのなんて、初めてだよ」
文句を言いつつも、心が弾んでいる自分に驚く。
(オレはいじめられて喜ぶような性格じゃないはずなんだけどな。それにしても・・・)
膝枕した郁里の髪を撫でながら、呟く。
林冲「あり得ない・・・か」
(郁里は家のために自分の気持ちを抑えることを『あり得ない』と言った。オレ達にはごく当たり前で、誰も疑問にすら思わない。なのに・・・)
林冲「キミは好きな人と結ばれることが当たり前の世界にいたの?そして、そこには、衝動を感じるような誰かがいたの?」
郁里の唇にそっと触れる。
郁里「・・・んっ」
くすぐったそうに微笑んだ寝顔が、とても幸せそうで、オレの胸をしめつけた。
林冲「・・・オレも飲み過ぎたみたいだな。さて、部屋に戻るか」
誰に言うわけでもなくそう呟くと、部屋に運ぶため、郁里を背負って立ち上がった。
???「手伝うか?」
声に顔を上げると、目の前に史進が立っていた。
林冲「いいや、オレひとりで大丈夫」
史進「そうか」
林冲「・・・そうだ、史進」
ふと足を止めて、史進を見る。
林冲「お前、本気で人を好きになったことってある?」
史進「・・・ないな」
www聞く人を間違えてるwww
史進は一瞬驚いたような顔をしたけど、当たり前のようにそう短く答えた。
林冲「ははっ、聞く相手を間違えたよ。それじゃ、おやすみ」
郁里を背負いなおして、部屋に向かう。
すると、今度は史進がオレを呼び止めた。
史進「林冲」
林冲「ん?」
史進「お前の優しさは・・・時に人を傷つける。それを知れ」
史進の言葉がオレを刺した。
林冲「ははは、そう言えば同じことを郁里にも言われた。もしかしたら、史進と郁里、意外と似てるのかもしれないね」
史進「・・・ばかめ。一般論だ」
林冲「・・・相変わらず厳しいな、史進は。おやすみ、史進」
史進「・・・ああ」
あらためて、郁里の部屋に向かって歩き出す。
林冲「優しさが人を傷つける、か・・・」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
郁里「痛ったぁ・・・」
ガンガンと襲ってくる激しい頭痛に耐え切れず、目を覚ます。
郁里「かんっぜんに二日酔いだ」
(昨日は調子に乗って飲み過ぎちゃったな。だいたい李俊さんと戴宗さんが飲ませるから・・・それにしても・・・)
郁里「私、また・・・やっちゃったよね」
頭は割れるように痛くても、昨日のことは鮮明に覚えてる。
(大した経験もないくせに、あーだこーだ偉そうに語って説教して。絶対に、林冲に呆れられた。っていうか、もう絶対に嫌われた)
www私が呆れて大嫌いになってるんですがwww
大きなため息を吐いて、うなだれる。
郁里「謝りに行った方がいいな」
(どうせ、酔っぱらいの戯言だし。もしかしたら、林冲も酔っていて覚えてないかもしれないけど・・・)
郁里「やっぱ傷つけた・・・よね・・・」
いつからだろう。
仕事で『申し訳ありません』って謝るのには慣れたのに、人に『ごめんなさい』って言うのが苦手になったのは。
wwwほんっと、最低な大人だね、アナタはwww
郁里「・・・」
私は寝床に寝ころぶと、ため息を吐いて天井を仰いだ。
すると・・・。
林冲「郁里、起きてる?」
部屋の外から林冲の声がして、飛び起きる。
郁里「え?林冲?ど、どうして?」
動揺した私は、声に答えることも忘れて、ただオロオロした。
林冲「入るよ?」
私の返事を待たずに、扉が開いて林冲が入ってくる。
林冲「起きてたんだね、おはよう、郁里。どう?具合は」
1:ダメかも
2:・・・
3:大丈夫←
郁里「全然大丈夫だよ」
www日本語間違いwww
林冲「ほんと?無理しなくてもいいんだよ?」
(林冲って、やっぱり優しいな・・・)
郁里「・・・・・・」
ぼーっとしている私を、林冲が心配そうに見る。
林冲「ちょっとじっとしてて」
そう言いながら、林冲がいきなり私の頭のうしろを支え、ぐっと体を自分に近づけた。
そして、林冲の顔がゆっくりと近づいてくる・・・。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今回もまたウザイですね~
ていうか、林冲の元婚約者がかわいそうでなりません(´・ω・`)
死んでるのに、こんなバカップルどもの痴話げんかのネタにされてるのが笑
ヒロインちゃんは、えらそうなこと言ってるけど、結局自分が幸せになりたいためだけなんだよね~
自分のことしか考えていない、典型的な自己中心女ですわ(´Д`)
私は、ヒロイン=プレイヤーだと思ってるけど、こんな女には同調できまへん!