【一〇八恋星☆水滸伝】豹子頭・林冲ルート 第七章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

あけましておめでとうございます!!



おもち消化のため、ほぼ毎日お雑煮を食べております、まなみんです!!



太るわ!!!



さて、新年も林冲のレポでございます。


時間が開きすぎて、いつもどこまで進んだか覚えておりません笑


では、いつものネタバレでございます~




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




林冲と食事をした後、部屋にもどる帰り道。

ふと足を止めた私を後ろから誰かがいきなり抱きしめた。



???「ため息をひとつこぼすと、幸せが一つ逃げていくんだぜ」



聞き覚えのある声に、呆れたため息を吐いた。



郁里「李俊さん、いきなりこんなことされたら、びっくりするじゃないですか」

李俊「お前が驚かすたびに可愛い顔をするからだろ?浮かない顔だな。また知恵熱か?」

郁里「・・・・・そんなもんです」

李俊「よくもまあ、飽きもせず悩んでばっかりいられるな。疲れねえか?」


wwwホント、そうだよねwww


郁里「私だって、好きで悩んでるわけじゃないですから。そう言う李俊さんは、悩みとかないんですか?」

李俊「悩みか・・・・・・ねえな」


www予想通りwww


郁里「思った通りの返事ですね」

李俊「はっはっは、そりゃありがとうよ。ま、悩もうが悩むまいが、どーせみんな最後には死んじまうんだ。だったら悩むだけ無駄だとは思わねえか」

郁里「ものすごく端的でわかりやすいですね」



私の言葉に、李俊さんがにやり、と笑う。



李俊「人生なんて生きるか死ぬか、のるかそるか、くらいでいいんだよ。あんま、深く考えんじゃねえぞ」



李俊さんが、私の肩をぽんと叩いた。

その優しい手の置き方で、李俊さんが私に気を使ってくれているのがわかる。



(なんだかんだ言って、いい人なんだよね)


郁里「ありがとうございます」

李俊「お嬢ちゃんがどうしても俺に礼をしたいっていうんなら、布団の中でたっぷりと・・・」

郁里「お断りしますっ!」

李俊「はっはっは、最後まで言わせろよ。それじゃ、な」



と、行こうとした李俊さんが、何かを思い出したように足を止めた。



李俊「そうだ、お嬢ちゃんはイケる口か?」

郁里「イケるって、お酒ですか?そうですね・・・嗜む程度なら」

李俊「そうか、そりゃ楽しみだぜ。じゃ、また後でな、お嬢ちゃん」



意味深な笑みを浮かべて、李俊さんが去っていった。



郁里「また後で・・・?」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




“楽しみにしてる”と言っていた、李俊さんの意味深な笑みの理由は、その晩に判明した。



李逵「さあ、林冲さんの快気祝いだ、飲むぞー!」



李逵さんが嬉しそうに言って、それに合わせてみんなも声を上げた。



(つまり、宴会だってことね)



そう言っても、一つのテーブルで顔を合わせて飲む、会社の飲み会とは違い、各々が好きな場所で好きなように飲んで、騒いでいる。



(そっか・・・林冲さんの快気祝いってのは、口実なんだ)



呆れながらも、今このタイミングで宴会があるのは、私にとってありがたい。



(なんとなく、林冲とは顔を合わせにくいけど。姿を見てないと、心配で不安だし・・・宴会なら、近づかなくても林冲の様子がわかるからよかった)



そう思いながら、さりげなく林冲の姿を捜す。



林冲「・・・・・・」



すると、林冲は史進さんと何やら楽しそうに話をしていた。



(よかった、林冲も楽しんでるみたい。昼間のこと、あんまり気にしてないのかな・・・?)


www顔合わせにくいとか言うてたくせに、うぜえなwww



無意識に、林冲の姿を目で追う。

そのたびに、胸の奥がぎゅっと締め付けられるようだった。



(考えてみれば、林冲を避けていたら、ずっと苦しいまま。別にケンカしたわけじゃないんだから、普通に話しかければいいじゃない)



そうして、林冲のところに向かおうとした時だった。



???「おい、お嬢ちゃん、こっちに来て酌をしてくれよ」



ご機嫌な声が、私の背中にぶつかった。



郁里「この声は・・・」



嫌な予感がして振り返れば、案の定、赤い顔をした李俊さんが私に向かって手を招いている。



李俊「おーい、何してんだよ。さっさとこっちへ来い!」


(・・・・・どうしようかな。酔っ払った李俊さんはタチが悪そうだけど、私のこと、心配してくれたり、励ましてくれたりしたもんね。お酌ぐらいは、してあげなきゃ・・・かな)



林冲のことが気になりながらも、李俊さんのところに向かおうとすると、誰かが私の肩をぐっと引き寄せた。



戴宗「おっと、子猫ちゃんはオレの酌をするんだよ」

郁里「戴宗さん。でも、私は今、李俊さんのところに・・・」

戴宗「あいつの酒はやめておけ。子供には強すぎる」



戴宗さんの言葉が、かちんとくる。



郁里「・・・・・子供ですって?」

戴宗「おぉ、こりゃ失礼した。お前さんはガキじゃなくて、子猫ちゃんだったな。どうだい、子猫ちゃん、そんなに酔いたいんなら・・・・・オレのところでマタタビでもかじったらどうだ?」


(完全に私のこと馬鹿にしてるよね!)


wwwされてもおかしくないからねwww


李俊「おい、何してる、早く来い」



李俊さんが、待ちくたびれたように叫んだ。

その声に負けずに叫び返す。



郁里「すぐに行くから、ちょっと待っててください!」



そうしてから、私はそばにあった湯呑を手に取り、さらにそばにいた李逵さんを呼び止めた。



郁里「李逵さん、そのお酒、注いでくれますか」

李逵「ヒューッ!承知!」



李逵さんが歓声を上げながら、私にお酒を注いだ。

濁ったそれからは、すでに強烈なアルコール臭がする。



(わ・・・なに?これ。お酒っていうより、エタノールの匂いがする)


戴宗「どうした子猫ちゃん。無理しなくてもいいんだぜ?」


(完全に面白がって煽られてるのはわかってる。でも、ここで引いたらオンナがすたる)


wwwバカだなwww



私は大きく息を吸うと、杯の中のお酒を一気に口の中に流し込んだ。



(・・・・・まず・・・い・・・これは・・・絶対に・・・まずい・・・)



戴宗さんやみんなに煽られ、調子に乗って飲んだせいで、私はすっかり酔っ払ってしまった。

その証拠に、目の前の景色はぼんやりとし、足元はなんだかふわふわする。



(・・・ちょっと、酔いを・・・醒まして・・・こよう)



ひとり庭に出る。

煌々とした月が辺りを照らして、散歩くらいはできそうだ。



(それにしても、宴会なんて久しぶり。会社じゃ、仕事が忙しいのと、何だかめんどくさいのと。あいつとの・・・デートがあったから、あんまり参加してなかったし)


郁里「うん、たまにはこんなのもいいかも」



そんなことを考えながら、夜風にあたっていた。

すると、後ろから誰かの足音と気配が近づいてきた。



???「郁里?」

郁里「林冲!」



突然現れた林冲に驚きつつも、酔っているせいかさほど動揺はしなかった。

昼間のぎこちなさはもうなく、いつも通りに話しかける。



1:どうしたの?

2:ちょうどよかった←

3:楽しんでる?



郁里「ちょうどよかった。ちょっと林冲と話したい気分だったんだ」

林冲「そう?でもオレは、かなり郁里と話したい気分なんだけどね」


(林冲ってば・・・)


林冲「顔、赤いよ。酔い覚ましにちょっと歩く?それとも座る?」

郁里「・・・座る」



赤くなったのは、お酒のせいだけじゃない顔を、見られないよう、うつむきながら答えた。



林冲「ん。じゃあ・・・あそこに座ろう」



林冲がさりげなく私の腰に手を添え、うながした。

ただ、されるがままにその場に腰を下ろすと、林冲も隣に座った。



林冲「梁山泊の中にはいろんな人たちがいる。あんまり無防備な姿を見せちゃダメだよ?」


wwwなんでお前にそんなこと言われなあかんねんwww


郁里「無防備?」

林冲「うん。女好きの荒くれ者も多いからね。そんな色っぽい顔で、夜中にひとりでフラフラしてたら、変な気を起こす人もいるかもしれない」

郁里「それって襲われるってこと?はははっ、私なんかに欲情する人なんかいないって」


www嫌な女だwww



酔っ払った勢いで、いつもの私より下品な口調になる。



(これじゃ、なんだか酔っぱらいオヤジみたい。でも、何にも考えずに思ったことを好きに言うのって、楽なんだな・・・)


wwwあとが大変だけどねwww


林冲「いるよ、いくらでも。少なくともオレは・・・欲情する」



月明かりに照らされた林冲の顔は、薄暗いからか、それとも私の頭がぼんやりしているからなのか、はっきりとはわからなくて。

その言葉の真意は読み取れない。



林冲「ま、今でも郁里のことを天女だと信じている人たちも多いし、一応、オレのオンナってことになってるから、むやみに手を出されることはないと思うけど」



林冲の言葉が、また胸をチクリと刺した。



郁里「一応・・・か」

林冲「郁里・・・」



ぼそり、とつぶやいた私に、林冲がため息を吐いた。

それはまるで“またか”と呆れているようで。



(あー、ダメだ。せっかくいい感じだったのに、私ったらまた・・・)



同じ間違いを繰り返す自分にへこみ、がっくりとうなだれる。

そんな私の頭を、背中から回された林冲の手がそっと持ち上げた。

そして、そのまま頭を抱きよせ、自分の肩にもたれさせる。



林冲「眠かったら寝てもいいよ。ちゃんと運んであげるから」

郁里「・・・」



林冲が私の頭を撫でる。

私はそんな林冲の手と、よりかかった肩の温かさを、黙ったままじっと感じていた。



(やだな・・・林冲の優しさがすごく心地良くて、すごくドキドキして、すごく痛い・・・)


郁里「・・・ねえ、林冲」



ふいに、私の口が勝手に動いた。



林冲「ん?」

郁里「もう人を愛さないって言ってたのに、どうしてそんなに優しくするの?」


wwwほんと、ソレだよねwww


林冲「・・・」



突然の私の問いに、一瞬、林冲の手が止まる。

そして、また何事もなかったように、私の頭を撫でた。



林冲「人を愛することと、優しくすることは別でしょ?」

郁里「それは林冲の勝手な言い分だよ。優しさの全てが思いやりになる訳じゃない。時には優しさが人を傷つけることだってあるんだよ。だいたいさ・・・」

林冲「・・・・・・」

郁里「いきなり抱きしめられたり、必要以上に優しくされたり、命をかけて守られたり、かばってもらったり、キスなんかされたり・・・」

林冲「・・・・・・」

郁里「こっちはね、失恋直後の傷心中なのよ。そんな時に、林冲みたいなイケメンに優しくされたら、浮かれて、調子に乗って・・・期待、しちゃうじゃない」



“キス”とか“イケメン”だとか言ってもわかんないだろうな・・・なんて思いながらも、私は機関銃のように一気にまくしたてた。

そんな私を、林冲がじっと見つめている。



(あぁ・・・完全に呆れられちゃったな)



そう自覚し、私は大きなため息を落とした。

すると・・・。



林冲「郁里」

郁里「何?」



ぶっきらぼうに返事をして、林冲を見る。



林冲「郁里・・・オレのこと、好きなの?」

郁里「なっ―――!」




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




最低男・その名は林冲www


気を持たせるだけ持たせといて、叩き落とす笑


このルートのこの部分が、ほんと意味不明です。