こんにちは!
クリスマスケーキを自作するか注文するかで悩んでおります、まなみんです!!
注文した方がラクなんだけど、クリスマスケーキって、大体マズイよねwww
さて、遅々として進みません林冲レポです。
少しもシナリオが楽しくないのですが、どうしましょう←知るか
それでは、ネタバレです。
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私の涙にぬれた連星が、突如光り出し、それに引き寄せられるように林冲さんが触れた瞬間、光はさらに大きく放たれた。
林冲「何っ!」
郁里「どうして・・・今・・・?」
林冲「まさか・・・キミは・・・郁里は本当に、オレたちの力に・・・いや、オレたちを救うために現れた天女なのか?」
郁里「え・・・?」
林冲「誰ひとり犠牲を出さずに、平和な世をつくるために、オレたちの前に・・・」
wwwこれだけのことで、そこまで考えるかwww
(私の力があれば・・・犠牲を出さずに済む?)
wwwまた増長してきましたよ~(゚Д゚)ノwww
連星から放たれていた光は、林冲さんが手を離すと同時に、すうっと消えて行った。
私たちは、まるで夢から覚めたように、顔を見合わせる。
郁里「林冲さん、私・・・」
林冲「待った。何も言わないで」
郁里「え?」
林冲「キミは今、“何でもいいからオレたちの役に立ちたい”って言おうとしてる」
郁里「どうしてわかるの?」
wwwバカでもわかるわwww
林冲「だって顔に書いてある」
冗談とわかっていても、思わず両手で顔を撫でてしまう。
林冲「でも、郁里がそう言おうとしていたことは、すぐにわかった・・・キミは、とても優しい人だから」
林冲さんの手が、そっと私の髪を撫でた。
林冲「でも、これはオレたちの戦いだ。そんなオレたちの業に、キミが思い悩むことはないんだよ」
郁里「林冲さんたちの・・・業・・・」
林冲「オレが守りたいのは、キミの体だけじゃない。郁里の、心もなんだ。キミの常識は、ここでは命取りになる。だから、その優しい常識は、今はそっとしまっておいてくれるかい」
郁里「・・・はい」
林冲「うん、ありがとう・・・ごめんね」
林冲さんの優しい言葉に、私はただ頷くことしかできなかった。
林冲「・・・腹減ったな。なんか食べない?」
林冲さんが、パンッと手を叩いて、話題を切り替えた。
郁里「そうですね、何がいいかな」
林冲「郁里の食べたいものでいいよ。なんなら、オレが作ってあげるから」
1:わあっ!嬉しい
2:林冲さんが?
3:私が作りますよ←
郁里「私が作りますよ」
林冲「オレに作らせてよ。オレ、料理するの好きだし、なにより・・・郁里の喜ぶ顔がみたいから」
(林冲さん・・・)
郁里「林冲さんの手料理、楽しみだな」
林冲「ふふふ、ずいぶんとここに慣れて来たよね」
郁里「そうですか?」
林冲「うん、だってここに来たばっかりの時は、いっつも警戒してて、はしゃぐ姿なんてなかったもん」
郁里「だってそれは・・・いきなり知らないところで、知らない人ばかりだったし」
林冲「でも今は?」
郁里「今は・・・少しずつ梁山泊や、林冲さんたちのことがわかってきたから」
林冲「・・・ねえ、郁里、気づいてた?名前」
郁里「え?」
林冲「オレ、キミのこと“郁里”って呼び捨てにしてるんだよ」
郁里「・・・ほんとだっ!」
www茶番www
林冲「ほんとに気づいてなかったの?」
郁里「全然、まったく」
林冲「郁里が李逵を助けて倒れた時、オレは夢中でキミの名前を呼んだんだ・・・それからかな、自然に郁里って呼ぶようになったのは」
郁里「そう、なんだ。そう言われれば、そんな気もする」
wwwいい加減なwww
林冲「そしてもう一つ、気づいてる?今キミは、オレに対して敬語を使っていない」
郁里「あ、ごめんなさいっ」
林冲「そのままで、いてよ。できれば、“さん”も止めて欲しいくらい」
郁里「え?でも、さすがにそれは」
林冲「まあ、礼儀正しくて律儀なキミだから、急に言っても無理かもしれないけど・・・キミが“郁里”って呼ばれるのを自然に受け入れてくれたように、少しずつ、自然になじんでくれればいい」
そう言いながら、林冲さんは何かをうながすように、私をじっと見る。
きっと、名前を呼べ、ってことなのだろう。
(そんなに見つめられると・・・恥ずかしいのに、言わなきゃいけなくなるじゃない・・・っ!)
郁里「り・・・林冲・・・」
(´Д`)
林冲「・・・・・・」
郁里「・・・さん」
“林冲”と呼ぼうとしたけれど、無性に恥ずかしくて、つい、おまけのように“さん”をつけてしまった。
林冲「無理しないでいいよ!でも・・・キミがそう呼んでくれる日を・・・楽しみに待ってるからね」
???「おーおー、いいねぇ、若いねぇ、青春だねぇ」
突然、後ろから大きな声がかかった。
戴宗「昼間っから、人目もはばからずいちゃこらするたぁ、いいご身分ですなあ、林冲殿よ」
嫌味な物言いと、上から目線の偉そうな態度に、すぐ私の記憶がよみがえる。
(この人は、たしか戴宗さん)
林冲「いいじゃないか、たまの非番くらい。邪魔するなよ、戴宗」
林冲さんが、戴宗さんの嫌味を難なく受け流した。
戴宗「林冲、面白れえなあ、その子猫ちゃん」
林冲「うん、だからって、手は出すなよ」
戴宗「そりゃあどうかな。お前がそう言っても、子猫ちゃんが俺を必要とするかもしれねえぜ?」
(なんで私が戴宗さんを?ない、それは、ない!)
心の中で否定しながら、林冲を見る。
郁里「林・・・冲?」
(いつの間にか厳しい顔、してる。何があったの・・・?)
林冲「・・・で、オレたちに何の用?」
戴宗「オレたち、か。さすが五虎将は伊達じゃないねぇ・・・察しがおよろしいことで」
林冲「・・・・・・」
戴宗「近いうちに、賊がこの山に侵攻してくる。どうやら、裏で手を引いてるのは、曾家だ」
(曾家って、たしか、晁蓋さんを殺した人たちだよね?)
林冲「奴らの狙いは?」
戴宗「んなの、言わなくてもわかってんだろ?」
林冲「・・・郁里か」
戴宗「ご名答」
郁里「え?私?どうして?」
戴宗「なんだよ、天女だってのに疎いんだな・・・おい、林冲。こいつは阿呆か?」
wwwそうです(・∀・)www
思いがけない展開と、思いがけない言葉に、咄嗟に返す言葉が見つからない。
戴宗「いつまで間抜け面してやがる。前の戦で、子猫ちゃんが妖術使いの天女だなんて事実が知れたんだ。そりゃあ、欲しくなるのが当然だろ?」
郁里「・・・つまり、私ごと、私の能力を手に入れようと・・・?」
戴宗「・・・ますますおめでたいねえ。子猫ちゃんごと能力を抹殺しようと考えているかもしれないのに、さ」
林冲「心配しなくてもいいよ。梁山泊は難攻不落の山塞だ。ここにさえいれば・・・」
戴宗「おいおい、何寝言みてえなこと言ってんだよ・・・まさか、子猫ちゃんを置いていくつもりか?軍師は連れて行く気満々だぜ?」
林冲「呉用さんの思惑はわかるが、彼女の妖術はまだ不安定でね。実戦には不向きだ」
(林冲さん、私のことを気遣ってくれてる。でも・・・)
戴宗「そうかい、それじゃあ、兵を増やせって、軍師に伝えなきゃな」
郁里「どうしてですか?」
戴宗「・・・ちったぁ無い脳味噌を使え」
wwwもっと言ってやってwww
(むっ、そこまで言わなくても・・・)
戴宗「子猫ちゃんの妖術がありゃあ、味方は一人も傷つかずに戦える。しかし・・・それが使えねえとなりゃあ、その分人が死ぬだろうが。それに、戦場に子猫ちゃんがいないと敵さんに気づかれたら、曾家自身が大軍でここに押し寄せてくるだろうよ。戦場に兵士が出張った分、ここの守りは手薄になるってことだ。わかったかい、子猫ちゃん」
林冲「戴宗、それは郁里に聞かせる話じゃない」
戴宗「おまけに!」
戴宗さんが、林冲さんの言葉を遮って続ける。
戴宗「勝利の天女が戦場に来ないと知った兵は、どう思うだろうねぇ・・・ああ、俺たちゃ死んでもいい使い捨ての兵なのかよ、って、士気もそりゃあ下がるよなぁ」
www戴宗、グッジョブwww
まるで脅すような戴宗さんの視線が、私を不安にさせる。
戴宗「さて!もう一度お考え願おうか。どうする?林冲」
林冲「作戦を変更してでも、郁里はここに残す」
戴宗「・・・ほう」
林冲「今回の敵は、たかだか賊だ。オレたちの力でも十分に勝てるし、そんな奴らに落とされるほど、李俊くんは甘くはない」
戴宗「おうおう、仲間思いだねえ」
きっぱりと言い切る林冲さんに、少しだけ安心する。
でも、私には、まだ気になることがあった。
郁里「あの、私ありきの作戦って、なんですか?」
林冲「郁里!」
林冲さんがたしなめるような声を出したが、戴宗さんは舌なめずりをするように私を見ながら言葉を続けた。
戴宗「簡単さ。子猫ちゃんが前線で、敵の攻撃をすべて跳ね飛ばす。はい、おしまい、ってね」
戴宗さんの言葉に、先ほどの呉用さんがよみがえる。
郁里「つまり、先手必勝。やられる前に、相手を押さえつけるってことですか?」
戴宗「おっ、今度はご名答」
郁里「私の妖術は、誰一人傷つけずに、戦を終わらせることができるかもしれない・・・」
www敵はかなり傷つくんじゃないの?www
林冲「ダメだっ、危険すぎる」
郁里「でも、林冲だってみんなを守りたいんでしょ?ほんとは人を殺したくはないんでしょう?だったら・・・」
うわ・・・呼び捨てになってる・・・(=_=)
林冲「それでもっ・・・」
戴宗「本人が行くって言ってんのに、何をぐずぐずしてんだ。そんなに心配なら、お前がついててやりゃあいいだろうが」
林冲「そういう問題じゃない。郁里は・・・」
次の言葉を待つ私をよそに、林冲さんは、そこまで言って口を噤んだ。
そして、戴宗さんをキッと睨みつける。
林冲「戴宗、呉用さんに何を言われたんだ?」
戴宗「べぇつにぃ」
林冲「だったら何をたくらんでいる」
戴宗「そうだなぁ・・・お前と同じこと、ってとこかな」
林冲「オレは、郁里を利用しようなんて思っちゃいない」
戴宗「ほう。そんなことを思ってたのか。怖い怖い・・・」
わざとおどけて言う戴宗さんに、林冲さんは反論できないようだった。
戴宗「みっともねぇなあ、林冲よお」
うなだれてしまった林冲さんの胸ぐらを、戴宗さんが掴んだ。
林冲「なっ!?」
郁里「止めてください、戴宗さんっ!」
戴宗「女は引っ込んでな」
二人の間に割って入ろうとした私は、いとも簡単に戴宗さんの太い腕に振り払われた。
林冲「郁里に何をする!」
戴宗「人の心配してる場合じゃねえだろ?目を覚ませ、林冲」
戴宗さんが、林冲さんを殴りつけた。
その衝撃で、林冲さんの身体が吹っ飛ぶ。
郁里「林冲!」
戴宗「お前はそこを動くな」
駆け寄ろうとした私を、戴宗さんが言葉だけで制した。
その迫力に、足がすくんで動けない。
戴宗「なあ、林冲」
戴宗さんが、ゆっくりと林冲さんに近づいていく。
戴宗「女一人のために、無駄な犠牲を出すなんざあ、お前らしくねえって言ってんだよ」
林冲「・・・・・・」
戴宗「フン・・・そんなに女が死ぬのが怖いか」
林冲「・・・お前にはわからないよ」
(林冲・・・どうい・・・う)
心の中で尋ねながら、林冲の言葉が私に向けられていないことに気づく。
(もしかして・・・)
戴宗「おいおい、図星かよ。いつまでもよぉ、昔の女を引きずってんじゃねぇよ!」
郁里「昔のオンナ?」
私はその言葉に思わず反応した。
林冲「戴宗、余計な話をするな!」
戴宗「だとよ。いい男ぶるのが大好きな林冲クンは、過去を宝石箱にしまっておきたいらしい。女々しいねえ」
林冲「・・・そ、そうい・・・う」
郁里「そんなことありません!」
私は思わずそう叫んでいた。
戴宗さんは、呆れたようなため息をつくと、くるりと踵を返し、私に向かってきた。
戴宗「こんな女々しい男なんて、つまらねえだろ。それに比べて俺なら・・・」
戴宗さんが、私の腕を掴んだ。
戴宗「いくらでも、楽しませてやるぜ・・・子猫ちゃん」
www林冲も嫌だけど、アンタも嫌だwww
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
「誰も死なない」ってのは、「ただし、味方に限る」って解釈でオッケーなのだろうかwww
飛び道具は矢くらいしかないのだから、この場合の「吹っ飛ばす」ってのは、剣を使う歩兵のことだよね?
正義の定義があやふやすぎるわwww