こんばんは!
朝寒くて、丸くなって眠っておりますまなみんです!!
今年、夏って来たっけ・・・?(笑)
さて、ヒロインがウザイといういつもの状態にハマっております、黒崎先生ルートです。
ここのヒロインちゃんは、恋星のヒロインちゃんよりウザイですねwww
それではネタバレでございます。
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黒崎「念のためだ。医者の言うことは素直に聞いておけ」
1:わかりました
2:大丈夫だと思うけど・・・
3:諒さんが診てくれるの?←
彩香「諒さんが診てくれるの?」
黒崎「ああ、当然だ。お前は何も心配しなくてもいい」
そう言って諒さんは私の髪を優しく梳いてくれた。
諒さんは私の肩を抱き、支えるようにして倉庫の外へと歩き出した。
外はもう、夜が明けて明るくなっていた。
www背景が都心かってくらいの高層ビル群なのですがwww
彩香「ずいぶん長い間閉じ込められてたんだ・・・」
黒崎「お前、薬をかがされていたからな。俺たちが到着してからしばらくはなかなか目を覚まさなかったんだ」
彩香「そうだったんだ・・・ごめんなさい」
黒崎「お前が悪いわけじゃない。おそらく、後に残るような薬ではないだろうが・・・念のためそっちも調べておこう」
車に向かって歩き出す。
すると、白金さんの車の横に人影があった。
www怖いわ(;゚Д゚)!!www
黒崎「百合・・・」
彩香「・・・!!」
白いワンピースに身を包んだ百合さんは、相変わらず美しかった。
結い上げた髪が一筋、頬にかかって乱れている。
その乱れすらも、計算し尽くされた芸術のようだと思った。
黒崎「何の真似だ?」
諒さんが静かに口を開いた。
百合さんの手元には黒い拳銃が握られている。
私はハッと息をのんだ。
銃口はピタリと諒さんの胸に向けられている。
黒崎「そんなの、どこで手に入れたんだ?志信がお前はヤクザとも通じていると言っていたが・・・本当だったんだな」
百合「答えてや、諒さん・・・なんで私のことを裏切ってそんな女と結婚したん?」
黒崎「裏切っただと?」
百合「佐和院長は、諒さんが私との婚約に乗り気やって言うてた!諒さんはアメリカから帰ったばっかりやし、もう少し落ち着いたらすぐにでも式を挙げようって・・・」
百合さんの手が、かすかに震えているのが見えた。
黒崎「残念だが、お前はあの女に騙されたんだよ。俺は最初からそんな婚約話を受けるつもりはなかった。あの女が、融資の金欲しさに仕組んだことだ。恨むならあの女を恨めよ。俺はハナからお前になんか興味はない」
www言っちゃったwww
百合「あなたは私の理想の男やったのに・・・諒さんとやったら、一緒にもっと高いところに上っていけると思ってた。諒さんにかて、損はないはずやろ?私と結婚したら、佐和総合病院も鳳凰銀行も諒さんのもんや。金も権力も一気に手に入るんやで?」
黒崎「お前は大きな勘違いをしている。俺が欲しいのは金でも権力でもない。佐和総合病院?あんな女から何かを与えられるなんて、反吐が出る。はなから後継者争いになんか興味はないんだよ」
百合「そしたらなんで?お父さんが病気やって聞いて戻って来はったんは、相続に興味があったからと違うの?」
黒崎「違う。ただ俺は知りたかっただけだ。あの男の本心をな」
百合「どういうこと・・・?」
黒崎「百合、俺は何があったとしても、お前とだけは結婚しない。お前もあの女と同じだ。欲しいものがあったら、手段を選ばずに手に入れる。その過程でどれだけの人間が傷つこうが、お前にとってはどうでもいいんだろう?俺はお前らみたいな奴が大嫌いなんだよ。あの女は、佐和総合病院の事務局長の座をエサに、俺の父親を釣り上げ、俺と母親から強奪したんだ。金と権力があれば、なんでも思い通りになると思ってる。実際、親父はあっさりと俺たちを捨てた・・・母親が死んだときすら、見向きもしなかったんだ。俺はあの男とは違う。金?権力?そんなもんいくら持ってたってお前自身は俺にとっては何の魅力もない薄っぺらい女なんだよ」
www言ってもうたwww
ダメだ。
諒さんにこれ以上しゃべらせちゃいけない。
そう思うのに、声が出なかった。
諒さんの血を吐くような言葉が私の胸をえぐる。
クールな仮面の下に、こんな激しい感情を隠していたなんて・・・。
私は改めて、彼が幼少期に負った心の傷の深さを思い知った。
彼は義理の母である院長に、実の母親を殺されたも同じなんだと言っていた。
じゃあ、彼が日本に戻ってきたのは・・・やっぱり復讐のためだったの?
微動だにしなかった百合さんが、小さく身じろいだ。
百合「・・・うそや」
彩香「百合、さん?」
百合「うそや、うそや、うそや、うそやあああああ」
百合さんが拳銃を握る手に力をこめたのがわかった。
私は咄嗟に諒さんの前に飛び出していた。
何も考える暇なんてなかった。
黒崎「彩香!?」
パンッという乾いた音が2発聞こえた。
最初は右足、次に腹部に焼かれるような痛みが走った。
私の身体は糸が切れたマリオネットのように・・・力を失ってグラリと傾く。
黒崎「彩香!彩香!!」
1:大丈夫、心配しないで
2:諒さんは大丈夫!?←
3:よかった・・・
(諒さんは大丈夫!?)
声に出してそう言ったつもりだったのに、かすれた息が漏れるだけだった。
地面にたたきつけられる寸前、諒さんの温かい腕にしっかりと抱きとめられた。
髪は乱れ、いつもの余裕のある姿からは想像もできないほど・・・諒さんはひどく取り乱していた。
黒崎「彩香!!」
名前を呼ぶ諒さんの声が、どんどん遠くなっていく・・・。
やがて目の前が真っ暗な闇に覆われてしまった。
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案の定な展開www
しっかし黒崎先生、女の子にちょっとボロクソ言い過ぎです