こんにちは!
YouTubeでおがさわら丸出航の動画見て、不覚にも涙してしまったまなみんです!!
私も、離島ではありませんが、田舎を出てきた身なので、なんか胸に迫るものがあるのです・・・
さて、とっとと進めていきたい黒崎先生レポです。
このアプリ、病んでる女が多く登場して疲れますね!
では、毎度ネタバレでござんす。
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黒崎を庇って、2発の銃弾を受けた彩香は、すぐに白金総合病院に運ばれた。
搬送先に白金病院を選んだのは、義母や義兄がいる佐和総合病院では、何らかの妨害がある可能性もあると考えたからだった。
右足の弾は貫通したけれど、腹部に受けた弾が肺に残っている。
wwwお腹なのに、肺!?(;゚Д゚)www
急いで摘出手術を行わなければならない。
白金の配慮で特別に用意してもらった手術室で、黒崎はオペを開始した。
日本では銃の弾丸を摘出する手術はほとんどないけれど、銃社会であるアメリカでは珍しくない。
向こうでの経験がこういう形で役に立つとは思わなかった。
こんなに必死な気持ちで手術をするのは、何年ぶりだろう。
黒崎は目を閉じて静かに深呼吸した。
強い気持ちが黒崎を奮い立たせ・・・12時間にも及ぶ手術は、無事に終了した。
wwwいくらなんでも、12時間はないだろうwww
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目を覚ますと、白い天井が見えた。
自分に何が起こったのか、思い出すまでにしばらく時間がかかってしまった。
(そうか、私・・・百合さんに撃たれて・・・)
黒崎「気が付いたのか?」
www白衣萌え(´ω`*)www
声のした方を見ると、白衣を着た諒さんが立っていた。
(・・・か、かっこいい)
wwwのん気だなwww
以前病院に来たときは、休憩時間だったから諒さんは白衣を着ていなかったけど、彼の白衣姿を見るのはこれが初めてだった。
wwwそうだっけ?あの時の立ち絵、白衣じゃなかった?www
黒崎「具合はどうだ?顔が赤いな。熱があるのか?」
そう言って諒さんが私の額にそっと手を当てる。
優しい仕草に、さらに胸がドキドキしてしまった。
黒崎「熱はないようだが・・・傷は痛むか?」
1:大丈夫←
2:少し痛む
3:すごく痛む
彩香「大丈夫」
黒崎「そうか。まだ麻酔が効いているが、しばらくしたら痛みも出てくるだろう。痛くなったら我慢せずに俺を呼べ。痛み止めを処方する」
言いながら、諒さんの手は私の髪を撫でている。
見上げる彼の視線がやけに甘く感じるのは、今私が弱っているからかもしれない。
黒崎「どうした?」
彩香「なんか、優しいから・・・」
黒崎「それは・・・お前が死ぬんじゃないかと・・・思って・・・だな・・・」
諒さんは珍しく不安そうな顔で、私の手を握ったままそうつぶやいた。
彩香「心配してくれるんだ」
黒崎「当たり前だ、俺はお前の夫だぞ。家族になる・・・と決めた時から、お前を守るつもりだった。逆にお前を、こうして危険な目にあわせてしまったがな」
彩香「でも、助けてくれたのは、諒さんでしょ」
黒崎「・・・お前を助けられて、医者になってよかったと初めて誇りに思えたんだ」
彩香「そうなの?」
黒崎「ああ・・・もともと医者になったのは、ほとんど父親に対する意地のようなものだった。だから、人の命を救うとか使命感とか・・・正直そんなものではなかった。ただ、金を稼ぐための手段・・・」
彩香「でも、いままでもちゃんとたくさんの人を助けてきたでしょ」
黒崎「そうだな。だが、こんなに緊張した手術は初めてだった。お前を救いたい、絶対に。ただ、それだけだった・・・」
彩香「ありがとう、諒さん」
諒さんは、ふっと微笑むと、手にちゅっとキスをした。
そのしぐさに、心臓がどきんと高鳴った。
(私、本気で諒さんのこと、いつの間にか好きになっちゃったんだなあ・・・)
こうして今は私だけを見て、優しく接してくれることがただ嬉しかった。
けれど、私の恋は報われることはない。
私と諒さんは夫婦だけれど、それは書類上だけのもので・・・諒さんには好きな人がいる。
彼が私と結婚したのは、百合さんと結婚させられて院長の思い通りになるのが嫌だったから・・・。
後継者候補から外されれば、きっと私も用済みになるのだろう。
(結婚しているのに片思いで玉砕決定なんて・・・きっとそんなの私ぐらいのものだよね)
www探せば結構いるだろwww
有馬「よう、彩香さん。気が付いたんだな」
白金「よかったな、諒」
病室に有馬さんと白金さんが現れた。
ふたりとも大きな花束を抱えている。
お見舞いに来てくれたらしい。
www病院に花持ってきてそれ以外に何があるwww
有馬「百合の事・・・聞きたいか?」
尋ねられて、私は頷いた。
有馬「一般人を銃で撃って大怪我させたんだ。いくら父親の権力でも、今回の事は揉み消せない。百合は逮捕された」
彩香「そうですか・・・」
有馬「ついでに百合の父親が彩香さんに、示談金を振り込みたいそうだ。刑事訴訟はどうしようもないが、彩香さんに民事訴訟を起こされて、事が長引くのを避けたいんだそうだ。どうする?」
彩香「どうするって・・・別に私は訴訟なんて・・・」
有馬「なら、決まりだな。示談金5000万、振り込むように言っとく」
wwwなんでアナタが金額を決めるのかwww
彩香「ご、5000万!?」
wwwもっと多めに欲しいwww
有馬「八重木氏にとっては、大した金額じゃないさ。遠慮なくもらっておけよ。ついでにここでの治療費もすべて負担してくれるそうだ。ま、当然だな」
白金「それにしても、まさか拳銃まで持ち出すとはな・・・そもそも百合さんは彩香さんじゃなくて、諒を狙ったんだろ?銃を持った相手の前に飛び出すなんて、彩香さんも命知らずだな」
1:夢中だったんです
2:全然覚えてません
3:諒さんを助けたくて←
彩香「ただ、諒さんを助けたくて・・・」
白金「いい嫁さんを持ったな、諒」
黒崎「冗談じゃない。コイツが撃たれるぐらいなら、俺が撃たれた方が100倍マシだ」
有馬「美しき夫婦愛ってやつだな」
諒さんは私の頬を撫で、そっと手を握る。
黒崎「もう少し眠っていろ。術後は十分な睡眠が必要だ」
彩香「・・・うん」
黒崎「眠るまでずっと、ここにいてやる」
手のひらに、諒さんのぬくもりを感じながら目を閉じると、すぐに睡魔が襲ってきた。
眠りに落ちる瞬間、諒さんが『おやすみ』と小さくつぶやいたのが聞こえた。
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ちょっと短いですが、キリがいいのでここで終了です~
ヒロインちゃんが自分の気持ちに気づいたシーンが、なんか淡々として笑えましたwww