こんにちは!
一人で回転寿司に行ってきました、まなみんです!!
回転寿司はおひとり様で行けますwww
さて、サクサク更新が亀更新になりつつある、黒崎さんレポです。
最近なかなか時間が取れなくて・・・ハイ←言い訳
それでは、いつものネタバレです~
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倉庫内に一人、取り残されてしまった。
私は何とか手足の拘束を解こうと、身をよじってみる。
しかし拘束具はびくともせず、ジリジリと皮膚に食い込むだけだった。
www拘束具って(笑)ただのロープでしょwww
(ダメだ・・・ものすごく固くしばってあるし・・・でも、時間をかければなんとか外せるかも・・・)
私は両手を口元に持ってきて、歯を使って縄を切ろうとがんばってみた。
www丈夫な歯でうらやましいwww
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時刻は午後23時。
www23時ていうなら「午後」はいらんわwww
黒崎はイライラと時計を見上げる。
いまだに戻ってきていない。
あれから急患が入り、彩香に電話をすることができなくなった。
20時頃にようやく解放され、彩香に電話したけれど、まったくつながらなかった。
(・・・一体どうしたっていうんだ?いくらなんでも遅すぎだろ・・・)
しばらく考え込んだ後、黒崎は立ち上がり、携帯電話を取り出した。
アドレス帳から、有馬のナンバーを呼び出す。
黒崎「志信さん?黒崎ですが・・・実は彩香が帰ってこないんです。約束していたんですが、携帯もつながらないし・・・志信さんの情報網を借りたいんです。はい、お願いします」
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少しずつ少しずつ紐を歯でかみちぎり、1時間ほどかけて手の紐を切ることができた。
wwwすげえな!てか、拘束具から紐にダウングレードしたねwww
(やっと解けた・・・あとは足の紐を手で解けばいいだけだ)
しびれた手で足を拘束する紐を解くのはひと苦労だったけれど、なんとか時間をかけてこちらも解くことができた。
自由になった手足を動かし、ようやく私はホッと一息ついた。
(さて、次はどうやってここから出るか、だよね・・・)
1:周囲を伺ってみる
2:自分の持ち物を探す
3:聞き耳を立てる←
聞き耳を立ててみる。
周囲からはほとんど音が聞こえてこなかった。
人のいる気配はない。
私はそっと扉に近づいた。
ノブをひねり、何度かドアを押してみるが、向こうから鍵がかかっているようで、ビクともしない。
(ここから出るのは無理・・・か)
倉庫内を見渡すと、天井に近い部分に小さな窓が開いているのが見えた。
何か高い台を持ってくれば、ひょっとしたら届くかも・・・。
あの大きさなら、何とかして潜り抜けられないこともないはず。
私は倉庫内に積んであったいくつかの木箱を積み上げ、窓に向かって手を伸ばす。
百合さんは私の手足を縛ったことで、油断していたようだ。
(これならなんとか出られるかも!向こう側に降りるときに怪我しないように気をつけなきゃね・・・)
私は窓枠に手をかけ、窓へとよじ登った。
小窓ではあったが、私一人が通るぐらいはたやすい。
www私なら無理だなwww
なるべく大きな音を立てないように、そっと窓から身を乗り出す。
外側は樹木が生い茂っていて、幸いなことに地面は土になっている。
これなら落ちた時の衝撃もそんなに大きくはないはず。
私は窓をくぐるようにして外に出る。
窓枠につかまりながら、ゆっくりと地面に降り立つ。
(やった!脱出成功!)
でも、荷物もないので、ここからどうやって家に帰ればいいのか・・・。
ともかく一刻も早くここから離れた方がいいだろう。
服の汚れを払い、ここから立ち去ろうと足を踏み出した瞬間・・・。
見張りの男「おい、そこで何してる!!お前は・・・どうやって倉庫から出た!?」
(しまった!見張りがいたんだ!)
見張りの男から逃げ出そうと駆け出したが、あっという間につかまってしまう。
www足、遅いんだねwww
彩香「離して!」
見張りの男「まさか窓から抜け出すとはな。危ないところだったぜ」
口元が布でふさがれる。
鼻をつくにおいがして、意識が混濁し始めた。
(また、何か薬を・・・?助けて・・・助けて、諒さん!)
wwwさんざん疑ってたくせにwww
叫びは声にはならず、私の身体はガクリと力を失った。
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有馬「彼女が会社を出たのは18時頃だそうだ。その後の足取りはまったくつかめていない。ただ、気になる情報がある」
黒崎「それは?」
有馬「会社の前で、高校生ぐらいの若い男と話をしているのを目撃されている。心当たりはあるか?」
黒崎「・・・冬太、か。アイツはこのところずっと彩香の周りをウロウロしていたから」
有馬「どうする?」
黒崎「冬太のところに行きます。アイツが何か知っているはずだ」
白金「おい、彩香さんがいなくなったってのは本当か!?」
有馬から連絡を受けた白金も駆けつけてきた。
黒崎「総司さん・・・場合によっては総司さんの力も借りることになるかもしれない」
白金「ああ、わかった」
有馬「とにかく急ぐぞ。彼女が行方をくらませてからもう6時間は経ってる。今は一刻も早く彼女の行方を探すことだ」
黒崎は頷き、3人は冬太の自宅へと急いだ。
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冬太はいつもと変わらない笑顔で3人を迎える。
冬太「あれ?どうしたの?3人一緒に遊びに来るなんてめずらしいね?」
黒崎「・・・彩香に何をした?返答によってはただでは済まさないぞ」
冬太「な、なんだよ、諒さん。彩香さんがどうかしたの?」
黒崎「とぼけるな!お前に会った後アイツの行方がわからなくなっているんだ」
黒崎は右手で冬太の襟首をつかみ、力をこめて引き上げる。
冬太は首を絞められる形となり、苦しそうにうめいた。
白金「おい、よせ、諒!落ち着け」
黒崎「これが落ち着いていられるか!」
有馬「冬太、とっとと吐いた方が身のためだぞ。頭に血が昇ってる諒は、俺たちでも止められない」
冬太は涙目になりながら、離してくれ、とジェスチャーで訴える。
黒崎が手を緩めるとうずくまり、大きく咳き込んだ。
冬太「ゴホッ、ハア、ハア・・・確かに彩香さんに会ったよ!けど、その後のことな知らない。百合さんに頼まれたんだ。ちょっと彩香さんと話がしたいからって」
黒崎「百合に頼まれただと!?」
有馬「・・・そりゃまずいな」
冬太「大丈夫だって!念のために百合さんに電話もしたんだよ。そしたら百合さん、彩香さんに危害を加えたりしないって・・・」
有馬「お前は八重木百合を甘く見すぎだ。あの女はキレイな顔して、とんでもない悪党だぞ。眉ひとつ動かさずに人殺しできるタイプだ」
冬太「そ、そんな・・・」
黒崎「実際に彩香はいまだに家に戻っていない。携帯もつながらない。これがどういうことか、お前にだってわかるだろうが!」
冬太「・・・どうしよう!」
有馬がすぐにどこかに電話をかけ始める。
冬太には先ほどまでの余裕はなく、顔面は真っ青になっていた。
黒崎はそんな冬太をイライラと睨みつけながら、時計を見る。
時間はもう一時半だ。
一刻も早く彩香を見つけなければ・・・。
焦る気持ちに反して、時間はただ刻々と過ぎていく。
黒崎は両手を強く握りしめ、己の無力を噛みしめていた。
有馬「百合と付き合いのあるホストと連絡がついた。百合が悪事を働くときに拠点にしている倉庫があるらしい。ここから1時間ほどのところだ。すぐに向かおう」
白金「俺が車を出そう」
黒崎「ああ、悪いが、頼みます」
3人は白金の車で百合の倉庫へと向かった。
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なんか、夜になって急に体調が悪くなってしまった・・・
最近、すぐ体の調子が悪くなるな~
疲れてんのかな(´・ω・`)