【イケない契約結婚】黒崎諒ルート 第6話 婚約者、八重木百合 10~15 【GREE版】 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



謎解きはディナーのあとで・劇場版を観ております、まなみんです!!



面白いです(笑)北川景子、あんまり好きじゃないんですがwww



さて、ぼちぼち更新中の黒崎先生レポです~


この回から、タイトルに【GREE版】と入れることにしました。


リニューアル版スマホアプリのレポと勘違いしちゃうとマズイしwww


それではネタバレいたします~




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




彩香「え・・・冬太くん?」

冬太「彩香さん!」



会社の前で待っていたらしい冬太くんは、私の姿を見つけると駆け寄ってきた。


www待ち伏せ、キモッ(;゚Д゚)www



彩香「どうしたの?あ、この間はごめんね。ちゃんと挨拶もできないで帰っちゃって・・・」

冬太「ううん、全然気にしてないよ。それより、あれから大丈夫だった?」

彩香「うん。特に何も・・・」

冬太「諒さんずいぶん怒ってたから、ずっと気になってて。無理やり連れ出しちゃってごめんね?」

彩香「そんなことないよ!冬太くんのおかげでずいぶん楽になったし・・・」


wwwどの辺が?www


冬太「そっか、それならよかった。また何かあったら、いつでも俺のこと頼りにしてね?」


www結構です(・∀・)www


彩香「うん、ありがとう」



冬太くんは私よりもずっと年下なのに、とてもしっかりしていて頼りになる。


wwwどこが?www


弟がいたらこんな感じなのかな、と一人っ子の私は冬太くんを愛おしく思った。



冬太「あの・・・あのさ、彩香さん」



ニコニコと笑っていた冬太くんが、不意にうつむいて声を落とした。



彩香「どうしたの?」

冬太「実は俺・・・今日は彩香さんにお願いがあって、ここで待ってたんだ」

彩香「え?そうなの?」

冬太「俺、今すっごく困ってて・・・彩香さん、俺のこと助けてくれない?」



うるうると瞳を潤ませ、私の顔を覗き込んでくる冬太くん。



(そう言われても、これから諒さんと約束があるし・・・そういえば、諒さん・・・冬太くんに近づくなって言ってた。悪い子じゃなさそうだけど、でも・・・)


wwwだからその「悪い子じゃない」って思う根拠はなんだよwww


冬太「ねっ!お願いこの通り!」



そう言って冬太くんは深々と頭を下げた。

私は慌てて彼の肩をつかむ。



彩香「ちょ、やめてよ冬太くん。わかったわ、わかったから・・・私にできることなら協力する」

冬太「ほんと!?ありがとう!」

彩香「でも、これから約束があるから、また改めて・・・」

冬太「すぐに済むから大丈夫だよ!」


うぜぇ!!!( ゚Д゚)



冬太くんが嬉しそうににっこり笑う。

つられて笑顔を向けようとした私の眼前に、突然シューッとスプレーのようなものを吹きかける。



彩香「!?冬太・・・く・・・ん?」



意識が急速に遠のいていく。

薄れていく意識の中で、冬太くんが『ごめんね?』と囁いたのを聞いたような気がした。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




彩香「・・・ん・・・?ここは?」



目を覚ますと、薄暗い倉庫のような場所に寝かされていた。



(どこだろう、ここ・・・そう言えば私、冬太くんに何か薬みたいなものを吹きかけられたんだっけ?)



頭の奥がまだガンガンと痛んでいる。

人の気配を感じて顔を上げると、一人の女性が立っていた。

私よりも3~4歳年下だろうか。

小顔で長身、まるで雑誌のグラビアから抜け出してきたような美女だった。



???「ああ、起きはったん?」



女性はゆったりとした京都弁で話しかけてくる。



彩香「あの、あなたは・・・?」

百合「八重木百合。諒さんから名前ぐらいは聞いてはるんと違う?」


www大して美人ではない件www


(百合・・・?百合って・・・)


彩香「ひょっとして、諒さんの婚約者の百合さん?」

百合「ようご存知やないの。そしたらアンタ、私の婚約者って知っとった上で、諒さんと結婚しはったゆうことやね?」


(・・・諒さんの婚約者って、こんなにきれいな人だったんだ・・・)



1:諒さんとお似合いかも

2:諒さんが断ったのわかる・・・←

3:諒さんとはちょっと合わなそう



(でも、諒さんが断ったのもわかるような・・・なんだかちょっと怖いかも)


百合「・・・」



じりじりと距離を縮めるようにして、百合さんが近づいてくる。

この人が冬太くんを使って私をここに連れて来たんだろうか?



彩香「冬太くんは?彼はどこにいるんですか?」

百合「あの子は帰したわ。もう用は済んだしね。あの子には色々と貸しがあるさかい、返してもらったんよ。気ぃ失ったアンタを私の車まで運んでくれたわ」



ショックだった。

冬太くんが私を騙していたなんて・・・。

今さらながら、『あいつには近づくな』と言った諒さんの忠告が身に染みる。

彼の言うことを信じるべきだった・・・。


wwwほんっと、今さらだなwww


百合さんはグイッと私の顎をつかむと、強引に自分の方へ向けさせる。

長い爪が頬に食い込んだ。



百合「ふうん?平凡な顔やないの。諒さん、こんな地味な女が好みやったなんて・・・意外やわ」



口調は柔らかいのに、百合さんの表情は隠し切れない憎悪が浮かんでいる。

ゾクリと背筋を冷たいものが走った。



(この人・・・本気で諒さんのことが好きなんだ・・・そしてきっと、誤解してるんだ。諒さんが私のことを好きで、彼女との婚約を破棄して私と結婚したって・・・)



ギリギリと顎をつかむ手に力がこもってくる。

私は思わず、うっとうめき声をあげてしまった。



百合「アンタによう教えといてあげるわ。諒さんにふさわしいんは、この私。アンタみたいな人にあの人の奥さんは務まらん」

彩香「・・・・・」

百合「あの人はなあ、普通の人と違うんよ。頭が良うて、野心家で・・・自分の野望を叶えるためやったら手段は選ばはらへん。私なら、あの人を全面的にサポートしてあげられる。お金の面でも精神的な面でも・・・私らは最高のパートナーになれるはずや」



百合さんは眉を寄せ、険しい顔で私を睨みつけた。

狭い倉庫の中には、百合さん以外の人間の姿は見えない。

私はこのまま、一体どうなってしまうのだろう。

どうすることもできず、私はただ呆然として彼女の姿を見上げていた。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




なんてウザイ女の多いゲームなんだwww


てか、京都弁て怖いよね(笑)


ソフトな中に、結構な毒があります。