こんばんは!
深夜に洗濯をしております、まなみんです!!
明日着て行く制服がなくて・・・(泣)
さて、やっと折り返し地点の黒崎先生レポです。
ヒロインちゃんがあんまりにもアレなんで、黒崎先生が気の毒でなりません(笑)
では、ネタバレで。
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悶々とした気持ちを抱えたままで帰宅すると、すでに黒崎先生は帰っていた。
さらに、2名分の靴が玄関に置いてある。
www「2名」って(笑)「2人」でいいじゃんwww
(誰かお客様が来てるのかな・・・・?なんとなく、二人っきりになるのは気が重かったからちょうどいいけど・・・)
緊張しつつ、ダイニングに向かうと、見知らぬふたりの男性がソファに腰掛けていた。
黒崎「帰ったのか、おかえり」
www黒崎先生は私服がちょっとダサいwww
彩香「うん、ただいま・・・」
ふたりの男性はソファから立ち上がり、にこやかに会釈してくれる。
白金総司「こんばんは」
有馬志信「お邪魔してます」
どちらの男性も驚くほどの美形だった。
黒崎「そっちのメガネが白金総司さん、軽薄そうなのが有馬志信さんだ」
有馬「なんだよ、その紹介の仕方は」
白金「メガネって・・・もうちょっと言い方があるんじゃないのか」
黒崎先生に突っ込みを入れながら、ふたりは楽しそうに笑っている。
黒崎先生もいつもよりもリラックスした雰囲気で、それだけで二人の仲が良い友人だということがよくわかった。
黒崎「それで、こっちが俺の嫁、彩香だ」
(・・・って、結婚してること、こんなに堂々と言っちゃうんだ・・・なんか意外な感じ・・・)
黒崎先生が、私の肩を引き寄せるようにして言う。
私も慌てて二人に向かって頭を下げた。
1:はじめまして
2:主人がお世話になってます
3:よろしくお願いします←
彩香「よろしくお願いします」
黒崎「どうだ?躾が行き届いているだろう?」
有馬「諒・・・相変わらずだな」
白金「さすがというかなんというか・・・」
(よくわからないけど、黒崎先生はご機嫌だし、このあいさつでよかったんだよね?)
白金「しかし、急な話だったよな。いきなり『結婚したから』って報告とはな。まあ、諒らしいが」
急いでお茶の準備をして、彼らの前に出す。
白金「所帯を持って落ち着いたことだし、いい加減白金総合病院に来い。優秀な外科医が不足しているんだ。外科部長待遇にするぞ。佐和総合病院より、設備には自信がある」
黒崎「もう少し考えさせてください。まだやり残していることもあるんで」
彩香「白金総合病院って・・・」
有馬「ああ、こいつ、こう見えてあの白金財閥の御曹司なんだ」
彩香「そ、そうなんですか・・・」
白金「そういうこの男も、ナイトクラブを経営するオーナーだからな」
彩香「・・・おふたりとも、すごいんですね」
なんだか自分とは住む世界がまったく違っていて、圧倒されてしまう。
席を外した方がいいかと思い、立ち上がりかけたところを黒崎先生に制止された。
黒崎「お前もここにいろ」
彩香「え?でもお邪魔じゃないですか?」
黒崎「邪魔なわけがない。お前は俺の妻だろう?」
まさかそんな風に言ってもらえるとは思わなかった。
驚きと共に、嬉しい気持ちがこみ上げてくる。
(妻だからって・・・家族に流れで紹介されたっきりだし。実際、一緒に生活してても、なんか夫婦という実感もないから、こうやって紹介されると、結婚してるって書面だけじゃないって実感できる気がする)
有馬「おいおい、なんだよ諒。すっかり骨抜きか?」
白金「クールで素敵!なんて騒いでるナースたちが見たら泣くな、これは」
黒崎「なんだ、お前ら。うらやましいのか?」
黒崎先生はニヤリ、と笑ってそう言うと、私の腰を抱き、ぐっと自分の方へと引き寄せた。
彩香「ちょっ・・・黒崎先生!」
黒崎「その呼び方もそろそろやめないか?俺たちは夫婦なんだから」
彩香「え?え・・・と、じゃあ、諒先生?」
wwwあんま変わってねえwww
黒崎「先生はいらない。諒って読んでみろよ、彩香」
彩香「・・・りょ、諒?」
黒崎「よくできました。ご褒美だ」
そう言うと、ちゅっとついばむように唇を重ねてくる。
私は驚き、慌てて彼を突き飛ばした。
彩香「な、なにするの!」
黒崎「夫婦なんだから、驚くことでもないだろう」
彩香「だ、だからってこんな人前で・・・」
黒崎「そんなこと気にするような奴らじゃない。それに、油断ならない連中だからな。こうやって牽制しておかないと。お前に手を出すこともあるかもしれん」
彩香「そ、そんなわけないでしょ!」
黒崎「なんでそう言い切れるんだ?」
立ち上がって抗議する私を見て、諒さんはおかしそうに笑う。
白金さんと有馬さんも笑っている。
有馬「見せつけられたらな、出す気も起きないって」
白金「だな。それに手なんか出したらどうなることか・・・」
なんだか本当に諒さんと普通の夫婦になったような気がして・・・二人が帰宅した後も、ずっとドキドキが止まらなかった。
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彩香「さて、今日も仕事が終わった~」
沢渡「小野原、お疲れ」
美濃部さんからは、あれから連絡はなかったけれど、いずれまたこの間の答えを聞きに来ると思うと気が重かった。
まだ、これからどうすればいいのか・・・誰を信じたらいいのか、結論が出ていなかった。
wwwまだそんな事言ってんの?www
(なんとなく、黒崎・・・諒さんのこと信じてしまうというか。それに、最近は諒さんとの関係が少し、変わってきたような気がする・・・)
今日は久しぶりに仕事が早く終わったし、少し手の込んだ料理を作ってもいいかも。
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昨夜の事。
黒崎「ただいま」
彩香「あ、おかえなさい・・・ずいぶん遅かったのね」
黒崎「ああ・・・ここのところ手術続きでな」
彩香「ご飯できてるけど?」
黒崎「いい。それより・・・こっちに来いよ」
私はあっという間に諒さんに引き寄せられ、腰を抱かれ・・・気が付いたら、濃厚なキスをされていた。
長い口づけのあと、満足したように諒さんはニヤリと笑った。
黒崎「何回もキスしてんのに、初心な反応だな」
彩香「・・・そ、それは突然だったから、びっくりして・・・」
黒崎「別にそういうのは嫌いじゃない」
彩香「えっ!?」
その後は、一緒にベッドにもぐりこんで・・・諒さんは私を抱き枕にしてぐっすりと眠り込んだのだった。
きっと本人に言ったら怒り出すだろうけど・・・諒さんの寝顔は結構かわいい。
私も彼の髪をそっと撫でながら・・・眠りについたのだった。
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(・・・って、なんかこうやって思い出すと気恥ずかしいかも・・・)
その時、携帯が鳴った。
ディスプレイに表示されているのは“黒崎諒”の文字。
彩香「え?諒さん?も、もしもし!?」
黒崎「・・・彩香か?もう仕事は終わったのか?」
彩香「うん。今から帰るところ」
黒崎「そうか。俺も今日は早く帰れそうだ・・・たまには外に食べにでも行くか?」
彩香「えっ?いいの?」
黒崎「・・・たまには贅沢するのもいいだろう。フレンチの美味しい店がある」
彩香「じゃあ、一度家に帰って着替えた方がいい?」
黒崎「ああ、そうだな」
そう言うと、電話は切れた。
諒さんと外で食事なんて、初めてのことだ。
(どうしよう、うれしい・・・何を着て行こうかな・・・)
わくわくしながら会社を出たところで、思わぬ人物を発見した。
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サブタイトルの婚約者が全く出てこない件www
ていうか、黒崎先生の問いかけに対するヒロインちゃんの、「うん」って返事が虫酸が走るほど大嫌いです。
なぜ、と聞かれてもわからないのですが、なんかイヤなんです(笑)