【イケない契約結婚】黒崎諒ルート 第1話 金で買われた関係!? 10~20 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



暑い中、少しオーバーワークでへばっております、まなみんです!!



盆商戦真っ最中なんで、仕方ないのですが(笑)



さて、のっそりと始めましたイケ契のレポです。


1章に20話あるかと思いきや、どうやら二章以降は恋星水滸伝同様、15話みたいです。


全然覚えてないわwww


それでは、毎度のネタバレです。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




黒崎「黒崎諒、お前を買った男。つまり、ご主人様ってわけだ、覚えておけ」



彼の射抜くような視線に、一瞬身体がすくんでしまう。

その隙に、端正な顔が近づき、唇をふさがれた。



彩香「・・・んっ・・・んん!!」



最初は激しく、強引なものだったけれど、少しずつそれがなだめるような優しいキスに変わっていく。

私はいつの間にか抵抗を忘れ、ただ、彼の熱い口づけを受け入れていた。



(ひょ、ひょっとして、このまま・・・?)



不安と緊張で涙がこぼれそうになる。

けれど予想に反して男は身を起こすと、ニヤリと笑った。



黒崎「期待させたところで悪いが・・・今日はここまでだ。俺はメインはじっくり時間をかけて味わうタイプなんでな」



そう言うと、男・・・黒崎さんはさっさとバスルームらしきドアの方へと姿を消してしまった。

やがて、シャワーの音が聞こえてくる。

腕を縛られたまま、私はどうすることもできず・・・ベッドの上でただぼんやりと彼が戻ってくるのを待っていた。



黒崎「なんだ、逃げなかったのか」



黒崎さんは戻ってくると、ポツリとそう言った。

なぜか、どこかホッとしたような声に聞こえたのは・・・気のせい?

バスローブを羽織り、濡れた髪をタオルで拭っている。

その仕草がやけに色っぽく、私は思わず視線をそらしてしまった。

ギシリとベッドがきしむ音が聞こえ、黒崎さんがベッドに再び座ったのがわかる。



(また・・・襲われる!?)



思わず体をこわばらせたが、今度は背後から優しく抱き寄せられた。

洗い立ての髪から、シャンプーの香りがする。

裸の上半身が密着し、思わずドキッとしてしまった。



黒崎「このまま一緒に・・・寝るか?」

彩香「えっ!?」



そう言うと、男は私を抱きしめたまま、寝息を立て始めたのだった。


wwwさっきまで「黒崎さん」言うてたやん。なんでまた「男」に逆戻りwww



(嘘でしょ・・・ホントに寝ちゃうなんて・・・私、どうすればいいの?)



困り果ててしまったけれど・・・ここでじっとしている以外なさそう。

ここからどうやって帰ればいいのかもわからないし・・・。

あれこれ考えているうちに、私もいつの間にか眠ってしまっていた。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




次の日の朝。

目を覚ますと、腕のネクタイは解かれ、私の身体にはきちんと毛布がかけられていた。



(そっか。昨日私もあのまま、眠っちゃったんだ)


www化粧も落とさず、服のままでなwww



視線を漂わせると、男・・・黒崎諒はベランダからぼんやりと外を眺めている。

その表情はどこか苦しげで、見ているだけで胸が痛くなるようだった。



黒崎「・・・起きたのか?」



けれど、私が目覚めたことに気づき、振り返った表情は、最初に見たのと同じ余裕のあるものだった。



彩香「あ、あの・・・黒崎・・・先生は私をどうしたいんですか?」



思い切って私は昨日から聞きたいと思っていたことを尋ねてみる。



黒崎「・・・さあな」

彩香「お金は必ず返します!だから・・・」

黒崎「まだそんなことを言ってるのか?心配しなくても、返す方法はもう決まっている」

彩香「ど、どういうこと?」

黒崎「というより、返す必要はない・・・気になるなら、今日区役所に行ってみればいい」

彩香「区役所??」

黒崎「戸籍謄本を確認してみろ・・・話はもう終わりだ。お前も今日は仕事があるんだろう?」

彩香「え?帰っていいんですか?」

黒崎「もちろん。だが、お前はすぐに俺のところに戻ってくるだろう。今度はお前自身の意志で、な」



1:そんなこと、あるわけない

2:どういう意味ですか?

3:絶対にあり得ません←



彩香「絶対にあり得ません」



きっぱりと言い放つと、何がおかしいのか黒崎さんは声を立てて笑い始めた。



彩香「な、なにがおかしいんですか!?」

黒崎「・・・気の強い女は嫌いじゃない」



なんだか馬鹿にされたような気がして、私はムッと唇を噛みしめた。

彼はいつの間にか手にしていた私の携帯電話に番号を入力し、ぽいっとこちらに投げてよこす。



黒崎「何かあったらそこに連絡しろ。ただし、仕事中は出ないから、留守番電話に用件を吹き込んでおけ」



さらに懐から名刺入れを出し、名刺を私に手渡した。

そこに書かれていた病院名を見て、思わず驚きの声をあげてしまった。



彩香「佐和総合病院って・・・駅前のあの大きな病院!?」



名医を多く抱えることでも有名な病院だ。

東京に住んでいて知らない人はいないんじゃないかな。



彩香「本当に・・・医者だったんだ・・・」


wwwまだ疑っとったんかいwww


黒崎「なんだ、疑っていたのか?」

彩香「だって・・・」



チンピラから助けてくれたことには感謝しているけど、強引に家に連れてきたり、無理やりキスしたり・・・。

言動ひとつとっても、とても本当の医者とは思えないでしょ・・・。



黒崎「フン、まあいい。俺はこれから病院だ。部屋はオートロックだから鍵の必要はない。お前もとっとと準備しないと遅刻するんじゃないのか?」



そう言い残し、さっさと部屋を出て行ってしまう。

慌てて時計を見ると、あと1時間で出社時間だ。



彩香「嘘!!急がなきゃ・・・って、ここ、どこ!?車で連れてこられたから全然わかんないし!!」



身だしなみを整え、急いで部屋を出る。

ちょうど通りがかった人に場所を聞いてみると、それほど会社から離れていない場所でホッとした。



(それにしても・・・あの人、区役所に行ってみろって言ってたよね・・・?)



会社に行かないといけないのはわかってるけど、どうしても彼の言葉が気になった。



(私が戻ってくるって、自信満々な態度だったし・・・これはやっぱり、ちゃんと調べておいた方がいいよね)



悩んだ結果、私は有休を使って会社を休み、区役所に向かってみることにした。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




区役所で戸籍謄本を手にする。

そこに記載されている事実・・・。

私は、驚きで頭が真っ白になってしまった。

戸籍謄本を見ると、私の戸籍は両親の戸籍から抜かれ・・・黒崎諒と婚姻関係にあることになっている。

つまり・・・。



(あの人、私に無断で婚姻届を出していたってこと!?一体いつの間に・・・)



私は携帯を取り出し、黒崎さんの番号に電話をかけてみる。

でも、何度かけてもつながらない。

こんなこと・・・絶対に普通じゃない。

会ったばかりで何も知らない人と結婚、だなんて・・・。

彼は一体何を考えてるの?



(ひょっとして本当に私の臓器が必要だったり・・・?)



嫌な想像に、身体がブルッと震えた。

ともかく、きちんと会って説明をしてもらわないと。

私はいてもたってもいられず、黒崎さんの勤務先である佐和総合病院へと向かった。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




彩香「あの、外科の黒崎先生にお会いしたいんですが・・・。私、小野原彩香と申します」

受付嬢「アポイントはお取りですか?」

彩香「いえ、でも・・・急ぎの用件なんです」

受付嬢「・・・大変申し訳ありませんが、お約束のない方のお取次はできないことになっております」



病院の受付で、黒崎先生に会わせてほしいと頼んでみるけど、まったく取り合ってもらえなかった。



(何かの営業だと思われたのかな・・・大病院だし、そういうのも多そうだもんね。でも、どうしよう・・・電話も全然つながらないし・・・)


村瀬冬太「お姉さん、ひょっとして黒崎先生を探してるの?」



途方に暮れていると、高校生ぐらいの男の子が近づいてきた。


www立ち絵が全然高校生に見えないんですがwww


ニコニコと私に声をかけてくる。



彩香「えっ!?どうして?」

村瀬冬太「さっき受付で黒崎先生がどうとか言ってたからさ。俺、居場所知ってるかも」

彩香「ほんと!?」

村瀬冬太「うん、たぶんこの時間だったら屋上にいるんじゃないかな~?おいでよ、俺、案内してあげる」



少年に手招きされ、私は彼と一緒にエレベーターに乗り込んだ。

屋上に着くと、少年の言った通り、黒崎さんがフェンスにもたれかかって缶コーヒーを飲んでいた。

私の顔を見ると驚いたように身を起こす。



黒崎「・・・どうやってここに来たんだ?」


www白衣に萌える(*´ω`*)www



私の隣に少年がいるのに気が付くと、眉を寄せる。



黒崎「なぜお前がここにいる?」

村瀬冬太「そんな怖い顔しないでよ。せっかくお客さんを連れてきてあげたのにさ」

黒崎「・・・用が済んだら、さっさと帰れ」

村瀬冬太「わかったってば。じゃあね、お姉さん。またね~」

彩香「あ、うん、案内してくれてありがとう」



少年はひらひらと手を振って去っていく。

後に残されたのは、私と彼のふたりだけだった。



黒崎「戻ってくるとは思っていたが・・・病院まで来るとはな」



1:大事なことだから

2:ごめんなさい、つい・・・←

3:仕方ないじゃない



彩香「ごめんなさい、つい・・・。区役所に行って、驚いてそのまま・・・」



勢いで来てしまったが、仕事場に押しかけるなんて確かに非常識だったかもしれない。



黒崎「・・・どんだけ素直なんだ、お前」



黒崎さんは目を細め、ククッと笑いをもらした。



彩香「区役所に行って戸籍を見てきたけど・・・私、あなたと結婚したことになってた。これってどういうこと?」



黒崎さんは私の腕を引くと、シーツの影へと誘い込んだ。

四方がシーツに囲まれ、まるで狭い部屋にふたりきりで閉じ込められてしまったようだ。



彩香「な、なにするっ・・・んんっ」



驚く私を抱き寄せ、黒崎さんはあらがう隙もないほど、素早い動作で唇を重ねてくる。

巧みな口づけに思わず流されそうになってしまう。

ふと、われに返ると、私は彼の胸を力いっぱい突き飛ばした。



彩香「誤魔化さないでください」

黒崎「こんな誰が来るともわからない場所で、大声でわめくなよ」



冷たい笑顔で言うと、私の腕をつかんでエレベーターに乗り込んだ。

連れて行かれたのは、黒崎さんの事務所だった。

席を勧められ、私はおとなしくそこに座った。



黒崎「お前を買うと言っただろう。あの金は契約金・・・そうだな、結納金だと思えばいい」

彩香「そんな無茶な・・・一体どうして!?」

黒崎「お前の身体が欲しい・・・そう言ったのを忘れたか?」

彩香「・・・いきなり見ず知らずの私と結婚だなんて・・・何か理由があるんでしょう?それを教えてください!」

黒崎「それはお前が知らなくていいことだ。婚姻関係を解消したいなら、今すぐに5000万円を用意しろ。できないなら、おとなしく俺の嫁になることだな」


wwwよろこんで(´ω`*)www


彩香「そ、そんな・・・」



今すぐ5000万を用意するなんて、できるはずがない。

それにしても、どうしてわざわざ私の借金を肩代わりしてまで結婚なんて・・・。

それに、いつの間に婚姻届を出したんだろう・・・。

わからないことだらけで、頭はどんどん混乱していく。



黒崎「今日からよろしくな、奥様?」



戸惑う私と裏腹に、黒崎さんは愉快そうにそう笑う。

そして、私にタワーマンションのカードキーを差し出した。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




白衣って・・・イイね!!!(〃∇〃)


俺様キャラは基本キライなんですが、黒崎先生はイケ契の中で一番好きなキャラです。


でも黒崎先生って・・・俺様だったっけか?(笑)