【一〇八恋星☆水滸伝】呉用後伝 第一章 第十一話~第十五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



そろそろ新しいメガネが欲しいな~と思っているまなみんです!!



仕事中はコンタクトが多いですが、目がラクなのでメガネの方が好きなのよね~



さて、相変わらずの不器用ツンデレの呉用さんレポです。


やっぱ水滸伝はレポがラクだな~と思ってますwww


ではでは、ネタバレです♪




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???「先生!」



勢いよく部屋の中に入ってきた人物。



郁里「阮小五・・・くん」


wwwあ、阮小五くんの方だったwww


阮小五「あ、郁里さん、いらしたんですね・・・・・・先生?なんでそんな怖い顔をされているんですか?」

呉用「なんでもないッ。別に、怒ってなどいない!」



呉用さんがわずかに声を荒げた。



阮小五「どう見ても怒っているように見えますけど・・・あれ・・・郁里さんもちょっと・・・怒ってます?」


(うん・・・阮小五くんが来なかったら、呉用さんから嬉しい言葉を聞けそうだったんだよね)


www大人げない二人www


呉用「・・・それで、何の用だ」

阮小五「あ、はい。史進さんを始め、他山の武将たちが到着しました」

呉用「そうか、わかった」

阮小五「広間に集まってもらいました」

呉用「宋江様にもお伝えしておいてくれ。私も後ほど、挨拶に行く」

阮小五「わかりました」



軽く会釈をして阮小五くんが出ていく。



(どうして他山の人たちが・・・?)


呉用「しばらくの間、皆、梁山泊に滞在することになる。少し、動きがありそうだからな」



不思議そうにしている私に向かって、呉用さんが簡単に説明してくれる。



呉用「今宵は、他の山の者たちを交えての宴だ。郁里も会ったことがない武将も多いだろうから、紹介しよう」

郁里「はい」



さっきの話がなかったことになってしまって、少し気落ちするところはあるけれど・・・。



(久しぶりに史進さんも来たみたいだし、いろんな人に会えるのは楽しみだな・・・)




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その日の夜・・・。

梁山泊では、他山から来た人たちを歓迎して宴が行われた。

私も見知った人のところへお酒を注ぎに行く。



郁里「史進さん、お久しぶりです」

史進「原か。久しいな。少しは強くなったか?」


(う・・・この場で、それ聞きますか?)


郁里「そんなことより、史進さんはお元気でしたか?」

史進「・・・見ての通りだ。戦も大規模な調練もなく、体がなまってきている」

郁里「でも、平和なのは良い事ですよ」

史進「・・・・・・」



史進さんが黙ってじっと私を見る。



郁里「何か・・・?」

史進「いや、お前・・・最近、梁山泊から出ていないのか?町へ行ったりとか・・・」

郁里「顧大嫂さんのところに行ったくらいで、あとは特に」

史進「・・・そうか。他の連中はどうだ?」

郁里「調練にはもちろん出ていますよ。でも、町となると・・・役人に目をつけられて騒ぎになっても困りますし。どうかしましたか?」

史進「いや、お前が気にすることではない」


wwwそんな言い方されたら、余計に気になるわ!!www


郁里「・・・そうですか」


(逆にそういう風に言われちゃうと気になるんだけど・・・何かあるのかな?)


朱武「頭はまた難しい話をしてるのかい?」



そこへ朱武さんたちがやってきた。



郁里「朱武さん・・・陳達さん、楊春さん!お久しぶりです!」

陳達「お嬢さん、元気だったか?」

郁里「はい!みなさんもお元気そうで」

楊春「・・・・・・」

陳達「元気だった、と言いたいらしい」



陳達さんも交えて、盛り上がりかけたとき・・・。



呉用「郁里、ちょっと」



少し離れたところから、呉用さんに手招きされた。



郁里「はい、なんでしょう」

呉用「君に紹介したい者がいる。こちらに来てもらえるか。馬麟!」



少し離れたところで林冲さんと一緒にいる男性に向かって、呉用さんが声をかける。



(わ・・・)



彼が振り向いた瞬間、私は息を吞んだ。



(あれが・・・ばりん、さん?ずいぶんと線の細い柳のような人だなぁ。病的な美しさというか・・・)


www表現がなんかババくさいゾwww



そんなことを考えているうちに、馬麟と呼ばれた男性がこちらにやってきた。



呉用「郁里、紹介しよう。馬麟だ」

馬麟「初めまして」


wwwこの人の文字色忘れちゃったわwww


呉用「それから・・・」

馬麟「郁里さんのお名前は存じ上げていますよ。呉用先生にとって、とても大切な人だと伺っております。ずいぶんと熱を上げていらっしゃるようで・・・」

呉用「べ、別に熱を上げているとか、そういうわけではない!」

馬麟「・・・・・ほう?」

呉用「い、いや・・・もちろん、大切な女性ではある」



思いがけないときに思いがけない嬉しい言葉を耳にして、かぁっと顔が熱くなる。



(呉用さんにとって、私は大切な人なんだ・・・)



呉用さんの言葉をかみしめて、少し嬉しくなってしまう。



郁里「馬麟さんも、他山から・・・?」

馬麟「いえ、林冲殿の隊におったのですが、ここしばらくは見聞を広めるために旅をしていまして。このたび、ようやく戻ってきた次第です」

郁里「そうだったんですね」



その時、私はひとつのことを思い浮かべた。



(史進さんは言いにくそうにしていたけど・・・旅をしてきた人に聞けば、何かわかるかな)


郁里「あの・・・最近の町の様子はどうですか?」

馬麟「・・・・・町ですか。それは・・・」



馬麟さんは少し表情を曇らせた。



(どうしたんだろう。何かあったのかな)



そう思わずにはいられない反応だ。



呉用「ところで、馬麟」



呉用さんの言葉に、思考が打ち切られる。



呉用「君には、これからしばらく梁山泊にいてもらいたい」

郁里「何かお考えでも?」

呉用「彼に私の補佐を頼みたい」


(!呉用さんの補佐って、武人としてではないよね・・・頭脳労働面で見込まれたってこと・・・馬麟さん、何者?)


馬麟「光栄です」



呉用さんと馬麟さんの会話を聞いていて、首をかしげる。



郁里「どうして補佐が必要なんですか?」

呉用「戦いが起こるのは梁山泊の周辺だけではない。他の山で起こることも考えられる。複数の箇所で戦が起こった場合、すべてを見渡すことは不可能だ。今後、少しずつ、他山に軍師を置くことを考えている」

郁里「はあ・・・」

呉用「少華山では朱武がその役を担っているが、梁山泊では彼がその一人目となる」

郁里「すごいですね、馬麟さんって」

馬麟「先生の足元にも・・・」



そんな話をしていると、少し離れたところから声がかかった・・・。



林冲「呉用さん!例の件についてちょっといいかな」

呉用「うむ、今行く。では郁里、馬麟を任せた」



それだけ言い残し、呉用さんは林冲さんの元へと行ってしまう。



馬麟「・・・なるほど。先生は貴女をずいぶんと信頼していらっしゃるようだ・・・」



私がどうしようかと頭を悩ませていると、馬麟さんがポツリと言った。



郁里「え・・・」

馬麟「呉用先生が全面的に頼み事されるのは、初めて見ました。それも気安く」

郁里「そう・・・なんですか?」



馬麟さんに言われて、記憶をたどってみる。



(そういえば、軍議で命令しているところは見たことあるけど・・・)



確かに気安く頼み事をしているところは見たことがない。



(呉用さんにとって少しは特別な存在になれた、と思っていいのかな・・・)


馬麟「・・・深い魅力をお持ちのようだ」

郁里「え・・・」



1:呉用さんのおかげ←

2:馬麟さんは美しいです

3:私なんて・・・



郁里「呉用さんのおかげです」

馬麟「え・・・」

郁里「呉用さんにふさわしい女性になりたくて・・・。呉用さん自身、女装姿が美しいので、そこで張り合っても仕方ないかな、って・・・」

馬麟「なるほど。向上心がおありだ・・・いや・・・野心、かもしれぬ。でも・・・」



馬麟さんがひょいっと私の顔を覗き込む。



(え・・・っ)



あまりの至近距離にびっくりしてしまう。



馬麟「郁里さんは・・・」




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な、なんかサクサク進んでしまったwww


あんまり早く終わったので、どっかでシナリオが丸抜けしてるんじゃないかと思ったわwww