【一〇八恋星☆水滸伝】呉用後伝 第一章 第六話~第十話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



今、めっちゃ睡魔に襲われております、まなみんです!!



でももうちょっと頑張りますよwww



さて、とうとう始めてしまった呉用後伝です(笑)


きっと、文句ばかりぶつぶつ言ってしまうでしょうが、ご容赦ください!


それでは、ネタバレ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




呉用「触るな!」



思いのほか、大きな声で言われ、私はびくりと体を震わせ、手を引っ込めた。


つ・・・付き合ってる・・・んだよね?(  ゚ ▽ ゚ ;)



郁里「触るなって・・・」

呉用「あ・・・」



呉用さんがハッとしたような表情を浮かべた。



呉用「違うのだ、今のは・・・」

郁里「私に触れられるのは嫌ですか・・・?」



思いがけない一言にショックを受けながら、思わず勢いだけで言い募ってしまう。



呉用「そういうわけではない」

郁里「待っていたのは、私だけだったんですね」

呉用「え・・・」

郁里「呉用さんが旅に出ている間、気がつくと呉用さんのことを考えてしまっている・・・そんなことが何度もあって」

呉用「・・・・・・」

郁里「できるだけ考えないようにしようって思ってたんですけど、それでも、皮肉なことにちょっとしたきっかけで思い出しちゃうんです。でも、早く会いたい・・・そう思っていたのは私だけだったんですね」

呉用「郁里・・・」



小さく名前を呼ばれ、目を伏せる。



郁里「ご、ごめんなさい。こんなこと言うつもりじゃなかったんです」



少し泣きそうになってしまい、呉用さんに背を向ける。



郁里「戻ってきたばかりでお忙しいときに、引き留めてしまってごめんなさい。どうぞ、お仕事に戻ってください」


(こんな拗ねたような言い方・・・まるで子供みたい)



自己嫌悪に陥っていると、後ろから大きなため息が聞こえた。



(呉用さんも呆れてるよ・・・)



でも・・・温かい腕が、ふわりと私の体を包み込んだ。



郁里「呉用さ・・・」



びっくりして、呉用さんのほうを振り返ろうとしたけれど・・・。



呉用『会いたくて、仕方がなかった』


郁里「え・・・」



心の中に直接響いてきた、呉用さんの言葉。



呉用『姿を見るなり、抱きしめたくなった』


(うそ・・・)


呉用「・・・聞こえたのか?」


www筒抜けとは、難儀よのう(´・ω・`)www


郁里「会いたくて仕方がなかった、って本当ですか・・・?」



確認するように言うと、呉用さんが顔を赤らめ、頷いた。



呉用「しかし、会うなり、こんな心の内を知られてしまうのは、格好がつかぬな」

郁里「そんなこと・・・」

呉用「ここに来たのも、郁里の怪我の具合が気になったからだ。本来なら、私が手当てをしてやりたかったのだが、あのように言ってしまった手前・・・」

郁里「そうだったんですね。ごめんなさい、そんなことも気づかずに」

呉用「いや、私も頭ごなしに怒ってしまったから」



目線を合わせて、小さく微笑み合う。



郁里「あ、大切なこと言うのを忘れてました」

呉用「なんだ?」

郁里「おかえりなさい」

呉用「・・・ただいま」



呉用さんが私をきゅっと抱きしめてくれる。



呉用「・・・今のもきっと、皆に知られてるのだろうな・・・」


wwwどんまいwww



私の能力の良いところであり、やっかいなところ。

それは、呉用さんの思考を梁山泊の人たちに勝手に伝えてしまうことだ。



呉用「まあいい。しばらくぶりに会ったんだ。皆には見せつけておくとしよう」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




呉用さんが戻ってきてから数日後・・・。



呉用「郁里、時間があるなら、茶でも飲まないか」



そう、呉用さんに声をかけてもらい、ウキウキとしながら呉用さんの部屋へとやってきた。


wwwあれ、同室じゃなかったっけ?(・∀・)www



(梁山泊に戻って以来、呉用さん、ずっと忙しそうだったから、顔を合わせても挨拶しかできなかったんだよね・・・)



少し待っているように言われた私は、呉用さんの部屋でひとり、暇を弄ぶ。

なんとはなしに、部屋の中を見回す。



(書物がいっぱい・・・)



乱雑に散らばっている紙や書物が気になったので、私は片付け始めたのだけれど。



郁里「ん・・・?」



一瞬、気になる文面が見えた気がした。

でも・・・。



???「何をしている?」

郁里「きゃっ」



急に後ろから声が響いて、ビクリと体を震わせる。



郁里「あ・・・呉用さん・・・」

呉用「何をしていたんだ?」

郁里「散らばっていたので、少し片づけようかと思って」

呉用「ああ、いいんだ。片づけられると、どこに何があるかわからなくなるから」

郁里「そうだったんですね。すみません」

呉用「いや、気を遣わせて悪かった。とりあえず、ここに座りなさい」



呉用さんに促されて、腰を下ろす。

そんな私の目の前に、呉用さんが一揃いの茶器を置いた。



郁里「これは・・・?」

呉用「茶を飲もう、と言っただろう」

郁里「呉用さんがお茶を淹れてくれるんですか?」

呉用「ああ」

郁里「わあ!嬉しい・・・!」



私が小さく歓声を上げると、呉用さんはわずかに頬を染めた。



呉用「これくらいのことが、そんなに嬉しいのか?」

郁里「好きな人にしてもらえるなら、どんなに小さなことでも嬉しいんです」


www小悪魔的www


呉用「すっ・・・!・・・そ、そういうものか



呉用さんが頬を赤らめつつ、お茶を淹れてくれる。



郁里「いい薫り・・・」

呉用「出先で手に入れた。少し甘い香りがする茶で、郁里が好きそうだと思ってな・・・」


(ちゃんと・・・私のこと思い出してくれてたんだ・・・)



そんな些細なことが嬉しかった。



呉用「さあ、これを」

郁里「ありがとうございます」



呉用さんが淹れてくれたお茶。

茶碗を受け取り、一口、口に運ぶ。



郁里「おいしい・・・」

呉用「そうか、よかった」



呉用さんがにこやかに微笑み、自分もお茶を一口飲む。



郁里「あ、そうだ・・・」



持ってきた包みを呉用さんの前に差し出す。



呉用「これは?」

郁里「饅頭です。顧大嫂さんに習って・・・」

呉用「ほぅ・・・」

郁里「呉用さんが気に入っている、って聞いたので」

呉用「私のために習ってきたのか?」



驚いたように呉用さんが目を見開いた。



郁里「え?はい・・・」

呉用「そ、そうか・・・」


wwwも~かわいいな~呉用さんは~( ´艸`)www



呉用さんが顔を赤らめる。



郁里「どうしたんですか・・・?」

呉用「いや、先ほどの郁里の言葉の意味が分かったような気がしたのだ」

郁里「え・・・」

呉用「その、小さなことでも、という奴だ」



目を逸らしながら呉用さんが言う。

とたんに、私の中で少し意地悪な気持ちが芽生える。



郁里「何のことですか?はっきり言ってもらわないと、分かりません」


wwwドSかwww


呉用「なっ・・・さ、先ほど、君が言った言葉だッ!」

郁里「えー・・・なんでしたっけ」



みるみるうちに呉用さんの顔が赤くなっていく。



呉用「からかっているな、郁里」



1:まさか、そんな

2:ちょっとだけ←

3:仕返しです



郁里「ちょっとだけ」

呉用「・・・少し見ない間に、たくましくなったようだな」

郁里「それはもう」



にっこりと微笑むと、呉用さんは苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべた。

呉用さんがひとつ、咳払いをした。

顔は真っ赤だ。



呉用「一度しか言わぬから、心して聞くように」


www大げさなwww



呉用さんが真剣な表情でこちらに向き直る。



呉用「郁里が私に・・・」



呉用さんが私に言いかけたときだった。

大きな足音が近づいてくるのが聞こえた。

そして、勢いよく人が部屋に飛び込んできた。



???「先生!」




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




先生、ってことは・・・呂方か阮小五かな?


いや~全く覚えてないもんですねwww


少なくとも二回プレイしてるはずなんですが(爆)