こんばんは!
今、めっちゃ睡魔に襲われております、まなみんです!!
でももうちょっと頑張りますよwww
さて、とうとう始めてしまった呉用後伝です(笑)
きっと、文句ばかりぶつぶつ言ってしまうでしょうが、ご容赦ください!
それでは、ネタバレ!!
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呉用「触るな!」
思いのほか、大きな声で言われ、私はびくりと体を震わせ、手を引っ込めた。
つ・・・付き合ってる・・・んだよね?( ゚ ▽ ゚ ;)
郁里「触るなって・・・」
呉用「あ・・・」
呉用さんがハッとしたような表情を浮かべた。
呉用「違うのだ、今のは・・・」
郁里「私に触れられるのは嫌ですか・・・?」
思いがけない一言にショックを受けながら、思わず勢いだけで言い募ってしまう。
呉用「そういうわけではない」
郁里「待っていたのは、私だけだったんですね」
呉用「え・・・」
郁里「呉用さんが旅に出ている間、気がつくと呉用さんのことを考えてしまっている・・・そんなことが何度もあって」
呉用「・・・・・・」
郁里「できるだけ考えないようにしようって思ってたんですけど、それでも、皮肉なことにちょっとしたきっかけで思い出しちゃうんです。でも、早く会いたい・・・そう思っていたのは私だけだったんですね」
呉用「郁里・・・」
小さく名前を呼ばれ、目を伏せる。
郁里「ご、ごめんなさい。こんなこと言うつもりじゃなかったんです」
少し泣きそうになってしまい、呉用さんに背を向ける。
郁里「戻ってきたばかりでお忙しいときに、引き留めてしまってごめんなさい。どうぞ、お仕事に戻ってください」
(こんな拗ねたような言い方・・・まるで子供みたい)
自己嫌悪に陥っていると、後ろから大きなため息が聞こえた。
(呉用さんも呆れてるよ・・・)
でも・・・温かい腕が、ふわりと私の体を包み込んだ。
郁里「呉用さ・・・」
びっくりして、呉用さんのほうを振り返ろうとしたけれど・・・。
呉用『会いたくて、仕方がなかった』
郁里「え・・・」
心の中に直接響いてきた、呉用さんの言葉。
呉用『姿を見るなり、抱きしめたくなった』
(うそ・・・)
呉用「・・・聞こえたのか?」
www筒抜けとは、難儀よのう(´・ω・`)www
郁里「会いたくて仕方がなかった、って本当ですか・・・?」
確認するように言うと、呉用さんが顔を赤らめ、頷いた。
呉用「しかし、会うなり、こんな心の内を知られてしまうのは、格好がつかぬな」
郁里「そんなこと・・・」
呉用「ここに来たのも、郁里の怪我の具合が気になったからだ。本来なら、私が手当てをしてやりたかったのだが、あのように言ってしまった手前・・・」
郁里「そうだったんですね。ごめんなさい、そんなことも気づかずに」
呉用「いや、私も頭ごなしに怒ってしまったから」
目線を合わせて、小さく微笑み合う。
郁里「あ、大切なこと言うのを忘れてました」
呉用「なんだ?」
郁里「おかえりなさい」
呉用「・・・ただいま」
呉用さんが私をきゅっと抱きしめてくれる。
呉用「・・・今のもきっと、皆に知られてるのだろうな・・・」
wwwどんまいwww
私の能力の良いところであり、やっかいなところ。
それは、呉用さんの思考を梁山泊の人たちに勝手に伝えてしまうことだ。
呉用「まあいい。しばらくぶりに会ったんだ。皆には見せつけておくとしよう」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
呉用さんが戻ってきてから数日後・・・。
呉用「郁里、時間があるなら、茶でも飲まないか」
そう、呉用さんに声をかけてもらい、ウキウキとしながら呉用さんの部屋へとやってきた。
wwwあれ、同室じゃなかったっけ?(・∀・)www
(梁山泊に戻って以来、呉用さん、ずっと忙しそうだったから、顔を合わせても挨拶しかできなかったんだよね・・・)
少し待っているように言われた私は、呉用さんの部屋でひとり、暇を弄ぶ。
なんとはなしに、部屋の中を見回す。
(書物がいっぱい・・・)
乱雑に散らばっている紙や書物が気になったので、私は片付け始めたのだけれど。
郁里「ん・・・?」
一瞬、気になる文面が見えた気がした。
でも・・・。
???「何をしている?」
郁里「きゃっ」
急に後ろから声が響いて、ビクリと体を震わせる。
郁里「あ・・・呉用さん・・・」
呉用「何をしていたんだ?」
郁里「散らばっていたので、少し片づけようかと思って」
呉用「ああ、いいんだ。片づけられると、どこに何があるかわからなくなるから」
郁里「そうだったんですね。すみません」
呉用「いや、気を遣わせて悪かった。とりあえず、ここに座りなさい」
呉用さんに促されて、腰を下ろす。
そんな私の目の前に、呉用さんが一揃いの茶器を置いた。
郁里「これは・・・?」
呉用「茶を飲もう、と言っただろう」
郁里「呉用さんがお茶を淹れてくれるんですか?」
呉用「ああ」
郁里「わあ!嬉しい・・・!」
私が小さく歓声を上げると、呉用さんはわずかに頬を染めた。
呉用「これくらいのことが、そんなに嬉しいのか?」
郁里「好きな人にしてもらえるなら、どんなに小さなことでも嬉しいんです」
www小悪魔的www
呉用「すっ・・・!・・・そ、そういうものか」
呉用さんが頬を赤らめつつ、お茶を淹れてくれる。
郁里「いい薫り・・・」
呉用「出先で手に入れた。少し甘い香りがする茶で、郁里が好きそうだと思ってな・・・」
(ちゃんと・・・私のこと思い出してくれてたんだ・・・)
そんな些細なことが嬉しかった。
呉用「さあ、これを」
郁里「ありがとうございます」
呉用さんが淹れてくれたお茶。
茶碗を受け取り、一口、口に運ぶ。
郁里「おいしい・・・」
呉用「そうか、よかった」
呉用さんがにこやかに微笑み、自分もお茶を一口飲む。
郁里「あ、そうだ・・・」
持ってきた包みを呉用さんの前に差し出す。
呉用「これは?」
郁里「饅頭です。顧大嫂さんに習って・・・」
呉用「ほぅ・・・」
郁里「呉用さんが気に入っている、って聞いたので」
呉用「私のために習ってきたのか?」
驚いたように呉用さんが目を見開いた。
郁里「え?はい・・・」
呉用「そ、そうか・・・」
wwwも~かわいいな~呉用さんは~( ´艸`)www
呉用さんが顔を赤らめる。
郁里「どうしたんですか・・・?」
呉用「いや、先ほどの郁里の言葉の意味が分かったような気がしたのだ」
郁里「え・・・」
呉用「その、小さなことでも、という奴だ」
目を逸らしながら呉用さんが言う。
とたんに、私の中で少し意地悪な気持ちが芽生える。
郁里「何のことですか?はっきり言ってもらわないと、分かりません」
wwwドSかwww
呉用「なっ・・・さ、先ほど、君が言った言葉だッ!」
郁里「えー・・・なんでしたっけ」
みるみるうちに呉用さんの顔が赤くなっていく。
呉用「からかっているな、郁里」
1:まさか、そんな
2:ちょっとだけ←
3:仕返しです
郁里「ちょっとだけ」
呉用「・・・少し見ない間に、たくましくなったようだな」
郁里「それはもう」
にっこりと微笑むと、呉用さんは苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべた。
呉用さんがひとつ、咳払いをした。
顔は真っ赤だ。
呉用「一度しか言わぬから、心して聞くように」
www大げさなwww
呉用さんが真剣な表情でこちらに向き直る。
呉用「郁里が私に・・・」
呉用さんが私に言いかけたときだった。
大きな足音が近づいてくるのが聞こえた。
そして、勢いよく人が部屋に飛び込んできた。
???「先生!」
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
先生、ってことは・・・呂方か阮小五かな?
いや~全く覚えてないもんですねwww
少なくとも二回プレイしてるはずなんですが(爆)