【一〇八恋星☆水滸伝】短命二郎・阮小五ルート 第六章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



ドライアイがちょっとツライまなみんです!!



冬はとにかく乾燥するからキライッ(。>0<。)



では、阮小五レポも第六章、折り返し地点です!


ネタバレ!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




史文恭「そんなめんどくさいことしないでさ・・・地図もらったら、殺しちゃえよ。そいつ」


史文恭が、別に大したことのないように、さらりと言った。



郁里「ちょっと待ってください。そんなの話が違う!」

史文恭「だって僕、話してないし」

郁里「そん・・・」

男「史文恭さま!」



なんとか止めようとした私より先に、男の人が前に出た。



史文恭「なに・・・めんどくさいね」

男「我々も漢です。人質を取るのは謀略の一つとして仕方ないが・・・できればこれ以上、残虐な真似はしたくありません」

郁里「・・・・・・」



思ってもみなかった言葉に、息をのんだ。

そして、期待を込めた目で史文恭を見つめる。

しかし・・・。



史文恭「かっこいいこと・・・だけどさあ・・・おい」

男「っっ!」

史文恭「余計な誇りがあとで味方を殺すこともある。ほんとは、この女も殺すべきなんじゃないの?」

郁里「わ・・・たしも・・・」

史文恭「そう。あなたも」



史文恭が私の顎に手を添え、くいっと持ち上げた。



郁里「・・・・・・」

男「お止めください。史文恭さま!今、その女を殺しては、取引になりません」

史文恭「・・・ああ、もうせっかくいい雰囲気だったのに。ったく、つまんない男だな」



史文恭は、呆れたため息を吐くと、私から離れた。

と、思ったら、今度は肩を抱き、引き寄せる。



史文恭「・・・だったらさ。僕、交渉の場にこの子を連れて行ってもいい?」



史文恭がぺろりと私の頬を舐めた。


なんか、気持ち悪い表現が多すぎ(-""-;)



(ひっ・・・)


史文恭「大丈夫。余計なことはしないからさ。ね?」


(それはつまり、阮小五くんと史文恭が顔を合わせるってこと?そんなことになったら・・・)



私の中に不安が膨らんでいく。

でも、そんな私をよそに、男は史文恭の申し出を了承した。



男「わかりました。では、すぐに参りますので」

史文恭「・・・・・おや。足くらいは自由にしてあげようね」



史文恭が私の足を縛っていた縄を小刀で切った。

ようやく自由に歩けるようになったものの・・・後ろ手に縛られた縄を持たれたままでは、逃げることなど到底できない。



史文恭「さあて、行こうか。うさぎちゃん」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




縛られたまま史文恭たちに連れてこられたのは、湖に面した開けた場所だった。



男「来たぞ」

郁里「阮小五くんっ!」



遠くから歩いてくる阮小五くんの姿を見つけて、私は思わず叫んだ。



阮小五「郁里さんっ!ご無事でしたか?」


www色んな意味で無事ではナイwww


郁里「なんとか。でも、ごめんね。私の不注意で」

阮小五「いえ、郁里さんは悪くありません。僕が・・・」

男「おしゃべりは後だ。先に地図を寄こしてもらおうか」



男が前に出ると、阮小五くんは手に持っていた紙の筒を差し出した。



阮小五「これが、水路の地図だ」



男の使いが阮小五くんに近づき、地図を受け取ると、素早く中身を確認する。



男「よし、お前はそれを今すぐ持ち帰れ。偵察隊が調べた地図と照らし合わせるように言うんだ」



地図を持った人は、用意してあった馬に乗り込むと、すぐに走り出した。



阮小五「これでいいでしょう。早く彼女を返してもらいたい」

男「わかっ・・・・・」

史文恭「ちょっと待ってよ、そこの小男くん」


www言ってもうたwww



さっきまで黙って立っていた史文恭が、私を縛っている縄を引っ張った。

その勢いで、後ろによろめいた私は、そのまま史文恭の胸の中に収まる。



阮小五「・・・・・・お前は・・・・・・史文恭!!!」

史文恭「僕のことを知っていたのかい。まあ、最近すっかり有名になっちゃったからねえ。そう・・・晁蓋を殺ってからさ」



得意げに微笑む史文恭に、阮小五くんの表情が変わった。



阮小五「・・・ゲスだな・・・相変わらず・・・冗談でも言っていい事と悪い事がある・・・」



史文恭の挑発的な笑みに、阮小五くんの表情が一変する。

それは、いつもの阮小五くんとは違い、今にも史文恭に向かって襲い掛かっていきそうな、怖い・・・顔。



史文恭「おやあ。冷静なのは見せかけで、短気な本性がまる見えだよ」

阮小五「うる・・・せえよ・・・」

史文恭「これはどうやら買い被っていたようだね。水軍の精鋭、阮小五くん。ほらほら、そんなに怖い顔しないの。この娘も怯えてるよ。ね?」



1:史文恭を責める

2:阮小五を落ち着かせる

3:自分を落ち着かせる←



(私がこんな顔をしているから、阮小五くんを不安にするんだ。落ち着け、私)



私は大きく息を吸って、気持ちを落ち着かせると、改めて阮小五くんを見た。



阮小五「・・・・・」



そんな私を見る阮小五くんの顔が、冷静さを取り戻していく。



史文恭「そうそう。せっかくだから、ちょっと話をしていい?君さ・・・彼女と一緒に曾家に来ない?水軍師範として、贅沢できるよ?」



あまりにも予想外で唐突過ぎる言葉に、私も阮小五くんも言葉を失った。



阮小五「なん・・・だって?」


(この人、私と阮小五くんを曾家にスカウトしている?)



史文恭の交渉を、有り得ないという顔をして、阮小五くんが突っぱねた。



阮小五「何をバカなことを。あなたたち曾家は晁蓋様の仇です。共に歩む平和などありえません」



阮小五くんの言葉に、史文恭が目を細めた。

その余裕な態度に、嫌な予感がする。



史文恭「ほう。平和ねえ。だったら尚更だよ。曾家に来たらいい」

阮小五「言っている意味がわからない」

史文恭「だったら、君に聞くけどね。阮小五くん、君たちの敵は晁蓋を殺した曾家だけなのかい?」

阮小五「それは・・・」

史文恭「違うだろう。君たち梁山泊の敵は、この世を荒らしている国自体だ。曾家はその筆頭でしかない。そうだろう?」

阮小五「・・・・・・」

史文恭「するとだ、よく考えてみよう。君たちが例えば曾家を滅ぼしても、他の奴らがまた悪さをする。そしたら、君たちはどうする」

阮小五「だから・・・」

史文恭「またそいつらをやっつける。曾家と同じように。つまり、君たちが望む平和は、悪い奴ら全部を殺さなければ成立しない。ね?」

阮小五「・・・・・・」



史文恭が質問に答える隙を与えず、よどみなく一方的に話した。

最初は食い下がろうとしていた阮小五くんも、その理屈に黙り込んでしまう。



(この人、阮小五くんを揺さぶろうとしている。なら私が・・・)


郁里「そんなことありません。阮小五くんたちは、国をよくするため、平和にするために・・・」

史文恭「皆殺しに・・・するんでしょ?」




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とにかく史文恭のシーンが気持ち悪いので、早く終わって欲しいのです(TωT)