【一〇八恋星☆水滸伝】短命二郎・阮小五ルート 第五章 第十一話~第十五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんにちは!



朝から雪かきでバテバテのまなみんです!!



今日はもう晩ごはんも手抜きですwww



それでは阮小五レポで~す。


ネタバレ!!!




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




【李俊から見た景色】




曾家の企みについての調査から戻った俺は、報告のために軍師ドノの部屋を訪ねていた。



呉用「では、曾家が直接、梁山泊へ乗り込んでくる、と?」

李俊「ああ。晁蓋サンを殺った事で、俺たちが仇討ちに動くことは百も承知。だったら、先にとどめを刺してやろうって魂胆らしい」

呉用「殺られる前に殺れ、か。史文恭らしいな。それで、守備は」

李俊「これから阮小五と張順を呼んで、確認してみるさ」

呉用「阮小五、か・・・」

李俊「ああ、俺がいない間に、お嬢ちゃん連れて暴れたんだって?あいつもやるじゃねえか」

呉用「笑い事ではない。あいつは今・・・危険だ」

李俊「・・・どういうことだ?」

呉用「わからぬ」

李俊「軍師ドノにしちゃあ、珍しく曖昧な事を言うな」

呉用「私にはわからぬのだ。ただ・・・あの女がこの梁山泊に来てから・・・阮小五の中の何かが変わったような気がする」

李俊「・・・ふーん、なるほどね。単に男になったんじゃねーの?」

呉用「ん?どういう意味だ」


www呉用さんには難しいねwww


李俊「・・・わかんねぇって・・・本当かよ・・・。まあ、いい。とりあえず、水軍の守備と阮小五のことはこっちに任せてくれ。軍師ドノは、そうだな・・・念のために山の見張りを増やしておいてくれねえか?」

呉用「わかった」


(軍師ドノが気づくほどの変化か・・・自分の過去を恥じ、必死に今を取り繕ってきたあいつにとって、お嬢ちゃんは薬となるか、毒となるか・・・)


李俊「女は怖いからねえ・・・」



俺はぼそりとそう呟くと、部屋を後にした。




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




【郁里から見た景色】




(この人はいったい誰なの?私をさらった人たちとは、明らかに服装が違うけど、偉い人、なのかな)


???「で、どうしたの?これ」

男「人質です」

???「人質、ね・・・」

男「ちょっと待ってください。頼みますから手ェ出さないでくださいよ、史文恭さま」


(シ・・・ブンキョウ・・・?)



どこかで聞いた事のある響きに、記憶を辿る。

そして・・・その名前を思い出すのには、数秒もかからなかった。



(この人が、阮小五くんの大切だった人、晁蓋さんを殺した曾家の史文恭・・・!?思っていたイメージと違う)


www私もですwww


男「史文恭さま、ここはまだ梁山泊の縄張りなんですから、くれぐれも面倒ごとは勘弁してくださいよ」



男がなんとか史文恭を制そうと声をかける。

けれど、史文恭はめんどくさそうな顔をして男を手で払った。



史文恭「うるさいなあ。口、塞いどきゃ、なんてことないでしょ?ほら、早く出て行って」

男「そういう問題では・・・」

史文恭「・・・出てけって言ってんだよ」

男「っっ!」



食い下がる男に、史文恭の表情と口調が一転した。

さっきまでとはまるで違う、低く威圧的な声と冷たい目に、男だけではなく、すぐそばにいる私も息を呑んだ。



(・・・なんて冷たい表情なの・・・これが史文恭の・・・本当の顔・・・?)


史文恭「はいはい、さっさと出て行って」

男「・・・はい」



表情が戻り、手を振って男を部屋に追い出す。

そして・・・。



史文恭「やあ、お待たせ」


www待ってないゾwww



史文恭が私を見下ろして微笑んだ。

その瞬間、本能的な恐怖を感じる。



(嫌・・・)



自由に動かない体を必死に曲げ、なんとか起き上がる。

そして、縛られたまま、飛び跳ねるように小屋の中を逃げた。


wwwうさぎ跳び!?スゲー!!www



史文恭「いいねえ・・・実にいいよ・・・僕は、そうやって逃げ回る子ウサギを追い詰める狩りが、結構好きなんだ」

郁里「・・・・・ひっ」

史文恭「さあて。僕と追いかけっこをして遊ぼうか。うさぎちゃん」


(さっき、あの男は『ここはまだ梁山泊の縄張りだ』って言ってた。なら、ここから逃げ出すことさえできれば、助かるかもしれない)



私は、わずかな希望にすがる思いで、必死に逃げた。



郁里「・・・・・っっ」



両足で必死に跳ねながら小屋の中を逃げ回る。


www運動部も真っ青なハードなうさぎ跳びだねwww


そんな私を史文恭が、楽しそうな顔をして追いかけた。

追い詰めては逃がし、また追い詰めては逃がす。

まるで、小動物・・・つまりうさぎとでも戯れるように。



史文恭「ほらほら、うさぎちゃん。そっちは行き止まりだよ」

郁里「っっ」

史文恭「いいねえ。本当にいい。わかっててそんな風に逃げてるなら、君、相当なやり手だね?そうやってじらしてあげる恋人でも、いるの?」



1:います←

2:答える義務はありません

3:いません



その質問に一瞬阮小五くんの顔が浮かんだ。



(え・・・今、私・・・?で、でも、阮小五くんは関係ないとしても、いるって言えば、もしかしたら、やめてくれるかも?)


www甘いwww


郁里「そうです、います!恋人がいます!」

史文恭「ふうん。僕ね、人から奪うのも好きなんだ」


www悪魔www


郁里「そんな・・・」



私は、再び迫ってきた史文恭の手を避けようと、横に動いた。

はずが・・・。



郁里「きゃっ!」



重くなった足が、上手く持ち上がらず、その場に倒れこんでしまう。



郁里「・・・・・」



すぐに後ろに気配を感じ、体を反転させる。

すると・・・。



史文恭「はい・・・捕まえた」

郁里「な・・・にを・・・」

史文恭「何って、知らないの?男と女がふたりきりって言えば、やることは一つでしょ?」

郁里「っっ!!」



史文恭が低い声で私の耳元で囁いた。

そして、そのままみみたぶを甘噛みする。


ギャーーーーー!!!やめれーーーーー!!!(((( ;°Д°))))



郁里「や・・・やめて・・・」

史文恭「やめてじゃないよね。もっとして・・・だよね・・・。セリフ、間違ってんだよ・・・」

郁里「・・・・・っ!」



私は必死になってもがいた。

けれど・・・ただでさえ縄で縛られている私の体は、鍛え上げられた史文恭の身体の下にあっては、どうすることもできなかった。



(い、嫌・・・)



あまりの恐怖に、目を閉じたその時。



男「史文恭さま、合図の火矢が上がりました」



突然、扉が開き、さっきの男の人が駆け込んできた。

その報告を聞いて、史文恭が舌打ちをしながら私の上から退く。



(阮小五くん!)


史文恭「ちっ、少々遊び過ぎたみたいだね。時間切れじゃ、しょうがない。僕は本部に戻るから、後は君らでよろしく。じゃ、行こうか」

郁里「え・・・?」



ふいに史文恭が手を伸ばし、私をぐっと抱き寄せた。

突然、目の前に史文恭の微笑があらわれて、混乱する。



(どういうこと?阮小五くんに会いに行くんじゃないの?)



そう思ったのは私だけではなかったようで、男が慌てて史文恭を制した。



男「お待ちください史文恭さま、女を連れて行かれたら困ります」

史文恭「え?なんで?」


イライライライライラ・・・(-""-;)


男「なんでって、女は地図と引き換えに・・・」

史文恭「殺せば?」

男「は?」

史文恭「そんなめんどくさいことしないで、地図もらったら、殺しちゃえよそいつ」


(・・・殺す?阮小五くんを・・・?)




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




ラスト、ちょっと史文恭にイライラしました(笑)


てか、ヒロインちゃんって結構体力あるのねwww