【智多星・呉用】第六章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※ネタバレしてます!!

※簡易レポです!!

※でもツッコミは入れます!!



*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



呉用「なぜ、ここにいるのかと聞いている」



低く、威圧感のある声で呉用が言った。



(なぜだかわからないけど・・・呉用さん、ものすごく怒ってる?)


呉用「こんな時間に女性の部屋にやってきて・・・・・・!」


wwwオマエもな!(σ・∀・)σwww


阮小五「えっと、僕は郁里さんに白湯を・・・」

呉用「え・・・・・・?」

郁里「疲れているだろうから、って言って持ってきてくれたんです。それで、私たちがいない間の話を・・・」

呉用「・・・・・・」



呉用が気まずそうに口を閉ざす。

そしてそのまま、部屋を出て行った。



郁里「呉用さん!?」



郁里が思わず阮小五を振り返る。



阮小五「僕のことは気にせず、どうぞ」


ええ子やぁーーー(*^▽^*)


郁里「ごめんね、阮小五くん!」



郁里は慌てて呉用のあとを追った。



*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:



部屋を出ると、すぐに呉用に追いついた。

呼びかけても、足を止める気配はない。



郁里「呉用さん、どうしたんですか?」

呉用「・・・・・・・・」

郁里「何を怒っているんですか?私、何か・・・」

呉用「郁里は何も悪いことはしていない」



呉用は歩みを止めて、郁里を見た。



呉用「私は、私自身に怒っている」

郁里「呉用さん自身に・・・?」

呉用「愛する人が、他の男と話しているところを見ただけで、ひどく苛立ってしまっている自分に」


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


郁里「え・・・・・・」


(い、今、なんて言ったの・・・・・・?)


呉用「自分でも、こんなに心の狭い男だとは思わなかったよ」

郁里「そんなこと・・・」



全てを言い終わる前に、郁里は呉用に抱きしめられた。



呉用「他の男と話をしないで欲しい。私だけを見ていてほしい。そんなふうに言うのは・・・私の我儘だろうか?」


きゃああああああ(///∇///)



呉用の言葉と熱い抱擁に、郁里の心はフワフワと浮き足立った。



呉用「こんな気持ちは初めてなのだ。どうしたらいいのか分からない。愛おしくてたまらない。誰の目にも触れさせたくない。私だけを見ていてほしい。・・・・・・そんな自分の欲求で、頭がおかしくなりそうだ」

郁里「呉用さん・・・」

呉用「君が好きだ。郁里が、好きだ・・・・・・愛している」


wwwニヤニヤしてしまうo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪



郁里は梁山泊に来てからのことを思い出した。



(最初は怖い人だと・・・冷たい人だと思ったけど・・・。今は知ってる。とても優しくて、思いやりがあって、そして意外とユーモアも持ち合わせた人だということを・・・)


呉用「郁里・・・」

郁里「私・・・・・・きっと、ちょっと前から、呉用さんにそう言って欲しかったんだと思います」

呉用「なに・・・・・・?」

郁里「呉用さんに好きだって言われたい。もっと強く長く抱きしめてほしいって・・・」

呉用「それは・・・・・・」

郁里「私も、呉用さんのことが好きです」


よっしゃ、言った!o(^▽^)o


呉用「郁里・・・・・・!」



呉用の表情が嬉しそうにほころぶ。

それは、郁里が初めて見る呉用の笑顔だった。



呉用「生きて来て、一番、心が満たされた瞬間かもしれない」

郁里「そんな・・・」

呉用「この腕で君を抱きしめることができて・・・たまらなく、幸せだ」

郁里「呉用さん・・・」



郁里が幸福感に満たされていると、ふいに呉用の体が強張った。



呉用「郁里、こちらへ・・・」



そう言って呉用は、郁里を自分の部屋へ連れて行った。

用心深く周囲を確認して、郁里に向き直る。



郁里「どうしたんですか?」

呉用「・・・曾家で聞いた話を覚えているか?」

郁里「もう一人、間者が入り込んでいるっていう・・・」

呉用「一人、怪しいと思っている人物がいるんだが・・・先ほど、こちらを伺っていた」

郁里「えっ・・・」

呉用「しかし、怪しいがその者が間者だという証拠がない」

郁里「でもこのままじゃ、曾家に情報が漏れ続けるってことですよね」

呉用「ああ」

郁里「あの、呉用さん。私の力、何かに役立てることはできないでしょうか」

呉用「郁里・・・」


1:守られているだけでは嫌

2:呉用さんの力になりたい←5UPアップ

3:梁山泊のために何かしたい


郁里「呉用さんの力になりたいんです」

呉用「今でも十分力になっている」

郁里「でも・・・」

呉用「ただ、私のそばにいてくれるだけでいい。君は・・・まずは、自分の身の安全を最優先に考えてくれ」



そう言いながら、呉用は郁里の体を抱き寄せた。



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思いが通じ合った翌日。

二人は宋江に呼び出された。

宋江が個人的に人を呼び出すのは珍しいから、てっきり戦の話かと思っていたら、客が増えるので郁里に部屋を空けてほしいという。

宋江がにこやかに、郁里と呉用は同じ部屋に住むようにと言った。



呉用「男女が同じ部屋で暮らすなど・・・っ」

宋江「何を言っているんだい。曾家では同じ部屋だったのだろう?」

呉用「それはそうですが・・・っ」

宋江「加えて、晴れて思いが通じ合ったのならこの上ない」

郁里「えっ!?」

宋江「昨夜、お互いの気持ちは通じたのだろう?」

呉用「どうして・・・それを・・・!」

宋江「郁里さんを介して、知ってしまった。すまない、勝手に聞こえてきたものだから」


wwwちっともすまなそうじゃないです、宋江さんwww


宋江「愛おしくてどうにかなりそうだ、って」

呉用「う、うわあっ・・・・・・!そっ、それは・・・・・・っ!」

宋江「あれ、違ったかな。好きすぎて頭がおかしくなる、だったかな?」


wwwwwwwwwwww


(や、やめて・・・っ!恥ずかしすぎる・・・っ!)


宋江「あと、どうやら私だけでなく、みんなに伝わったみたいだから」

呉用「なぁぁっっっっ・・・・・・・!!」


www呉用さん、崩壊中www


宋江「みなも公認の仲だ。まあ、仲良くやるんだね。・・・話はそれだけだ」


wwwイジワルwwwでも宋江さんスキ(/ω\)www



笑顔で宋江に部屋を追い出される。



呉用「郁里・・・」

郁里「は、はい!」

呉用「・・・これから、よろしく頼む」

郁里「・・・はい。こちらこそ、よろしくお願いします」



郁里はずっと忘れていた恋する気持ちを思い出し、幸せを実感するのだった。



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呉用の部屋で暮らすようになり、郁里の心は幸せで満たされていた。

しかし、梁山泊の平和はまだ遠く、そのせいであまり甘い展開にならず、郁里の不満は少しずつたまってきていた。



宋江「そうか・・・やはり曾家は兵を起こすか」



二人で曾家に潜入していたときのことを報告する。

宋江はいつもどおり落ち着いているが、場は一気に重い空気になった。



林冲「曾家が梁山泊に攻め入ろうとしていることは、もはや疑いようがない。それなら答えは決まっている」

李俊「守りを先に確保しておいたほうがいいだろ」

林冲「そんな軟弱なことを・・・!」


wwwおとなしそうな顔して、結構イケイケだねwww


李俊「ここが陥ちたら、おしまいなんだぜ」

呉用「正面からぶつかるのは得策ではない。曾家の内部から切り崩す方法も・・・」



平行線をたどる三つの意見に、話し合いは紛糾する。

郁里は口を挟むことができず、じっとその様子を見守っていた。



宋江「・・・分かった。みなの意見はよく分かった」



宋江の声に、場がシンと静まり返る。



宋江「ここまで来ると、もはや戦いは避けられない。・・・・・・呉用」

呉用「・・・・・・はっ」

宋江「曾家との戦いにいかにすれば勝てるか、その方法を考えてほしい」



静かだけれど、絶対の命令だった。



呉用「・・・・・・分かりました」



呉用は深々と頭を下げた。



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呉用「・・・・・・・・」



話し合いが終わり、部屋に戻ってから、呉用はずっと文机に座ったままだった。



郁里「呉用さん・・・」

呉用「なんだ」

郁里「せっかく一緒の部屋になったのに、あんまりその恩恵にあずかれませんね」


www大胆発言Σ(・ω・ノ)ノ!www


呉用「・・・・・・っ!君は・・・大胆な人だな」

郁里「もう、みんなにバレちゃったんなら、恥ずかしがっても仕方ないし」

呉用「・・・郁里は合理的なのか、刹那的なのか、分からぬ性格だな」


wwwいや、単にヤケクソなだけかとwww


郁里「もう・・・分析しないでください」

呉用「・・・ああ、癖でな。すまぬ」



呉用は大きなため息をもらすと、また考え事を始めた。



呉用「多角的に見て・・・現状、曾家に勝つのは難しくはない。しかし・・・そのまま当たれば、犠牲は大きいものになる。仲間に、犠牲は出したくない」


(今の私には、呉用さんがいかに仲間のことを考えているかよくわかる。こんなに味方のことを思っている人なのに、みんな気付いてるのかな)


呉用「死角がないんだ」

郁里「つまり・・・何か、隙があればいいんですよね・・・。ないのだとしたら、作らせる方法」

呉用「そのとおりだ・・・」

郁里「相手が、罠にかけてやった、と思わせておいて、実はそれ自体が罠だった、みたいな・・・」



郁里の言葉に呉用がハッとする。



呉用「郁里!それだ!」



呉用が郁里の肩をグッと掴んだ。



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やっと甘い展開になりましたヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ


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