【有馬志信】第11話 復讐の結果、そして契約の終了① | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※ネタバレしてます!

※選択肢はすべて5UPのものです!



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突然の、神山さんの後継者擁立の報道・・・・・・

志信さんは厳しい表情を浮かべていた。

そんなときに有馬家にやってきた客人。



有馬「総司・・・・・・」



客人は、総司さんだった。

神山さんから、あの話を聞いてから、総司さんは姿を見せていなかった。

無理もない。

今まで、母親だと思っていた人とは違う人が母親だったのだから。

それも、親友の志信さんと異父兄弟・・・・・・

ショックは大きかったはずだ。



白金「退院おめでとう。これ、お祝い」



いつもと変わらない笑顔で、ケーキの包みを差し出す。



有馬「退院祝いと言うか、絢子に、だろ?」

白金「ああ、バレていたか」

有馬「俺にケーキなんて、気持ち悪いだろうが」

白金「それもそうだな」



微笑みあう二人。

そこには、以前と変わらない空気があった。



有馬「で?退院祝いを言いに来たのか?」

白金「まさか、そんなに暇じゃない」

有馬「・・・だよな」

白金「例の話。やっぱり、俺にも協力させてほしい」



例の話・・・・・・?

会話が見えず、私は黙って2人のやりとりを見守る。



白金「少し考えたんだが・・・・・・やはり、神山巌をこのままにしておくわけにはいかない。自分の私利私欲のために、会社をつぶすような男だ」

有馬「調べたのか」

白金「ああ。父は巧妙に俺の出生については隠していたし、母も何も知らなかった」

有馬「いいのか」

白金「あんな男に、この国を任すわけにいかないよ。それに・・・・・・志信が政治家?柄じゃないだろ?」



総司さんには、神山さんへの復讐を手伝ってもらっていたようだった。

神山さんの息子の会社を吸収合併したのも、その一環だった。



白金「で、段取りはどうなっている?」

有馬「もう仕上げの段階だ」

白金「情報はそろっているのか」

有馬「ああ。俺が入院している間に絢子が準備してくれた。十真も、マスコミに取り次いでくれている。あとはゴーサインを出すだけだ」



神山が言い逃れできないだけの弱みとなる情報を全てまとめた。

すでに報道各社はそれをリリースするタイミングを待っている状態だ。



絢子「でも・・・・・・大丈夫なんでしょうか?」

有馬「なにがだ?」

絢子「その、神山さんほどの人になれば、情報を抑えるぐらいわけないんじゃ・・・・・・」



テレビなどで見たことがある。

政治家にはマスコミや警察を抑えるだけの力がある、って・・・・・・



有馬「政治家の関係は複雑だ。神山に味方する奴もいれば、疎ましく思っている奴もいる。金に動く奴もな。そして、マスコミは力のある奴を見抜く力を持っている。今回の情報で、神山はもうダメだと見切ったはずだ」



ニヤリと笑みを浮かべた。

権力と金。

この二つがあれば、人の想いはあまりにもささやかだ。



白金「神山とライバル関係にある政治家と懇意にしている。その人物にも情報を流すよ」

有馬「それから、警察だな」



神山は、驚くほど犯罪に手を染めていた。

資料をまとめていて、一番驚いたことだった。

志信さんは、その全ての犯罪に関して、確固たる証拠をつかんでいた。



有馬「ご苦労だったな、絢子」


<選択肢>

1:そんな・・・・・・←5UPアップ

2:力になれたのでしょうか

3:よかったです


絢子「そんな・・・・・・私は大したことは何も」

白金「絢子さんは控えめだな」

有馬「でも、いざというときは大胆になるんだ。いつも驚かされる」

白金「珍しいな。お前がそんなふうに言うなんて。で、金のほうは?」

有馬「そっちももう手は打ってある。賠償金諸々ですっからかんさ。保釈金を出す余裕もない。夫婦揃ってブタ箱だ」



志信さんと総司さんが目を合わせて微笑んだ。



有馬「さあ、ショータイムの始まりだ」



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本日分、終了~


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