【有馬志信】第11話 復讐の結果、そして契約の終了② | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※ネタバレしてます!!

※選択肢はすべて5UPのものです!!



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翌日から、テレビは神山巌の報道一色になった。



絢子「汚職に殺人関与疑惑か・・・・・・」

有馬「業の塊のような男だったからな」



有馬の屋敷にもマスコミは押しかけたけれど、志信さんは一切対応しなかった。

でも、そうすれば、マスコミは勝手に志信さんを悲劇のヒーローとして扱ってくれた。



有馬「あの女に刺されたのも、こうして考えるとけがの功名だったのかもしれないな」

絢子「女の逆恨みに巻き込まれてしまった、最大の被害者・・・・・・」

有馬「まあ、逆恨みって点は事実だけどな」



自嘲的な笑みを浮かべる。



有馬「これで政治家としても、復帰は難しいだろうな」

絢子「復讐は・・・・・・」

有馬「ああ、成功だ」


<選択肢>

1:おめでとうございます←5UPアップ

2:これでよかったんですか?

3:よかった・・・・・・・


絢子「おめでとうございます」

有馬「ああ。一時はどうなるかと思ったが、お前のおかげだ」

絢子「私は何も・・・・・・」



疲れているようにも見えたけど、志信さんは満足そうだった。

考えてみれば、私と出会う前・・・

ここ数年はこの復讐のためだけに生活を費やしてきたのだ。



絢子「志信さん・・・・・・これから、どうするんですか?」

有馬「今の仕事はやめる」

絢子「えっ・・・・・・」

有馬「もともと、この復讐のために展開していたようなものだ」

絢子「従業員のみんなは・・・・・・」

有馬「誰かに譲るさ。俺がいなくても、それぞれがやっていけるハズだ。金も、もう必要ない。堅気の生活ってやつを送る」

絢子「それはそうかもしれないけど・・・・・・」

有馬「有馬の親父には迷惑をかけっぱなしだったからな。これからは、父親孝行でもするさ」



店をやめて、堅気の生活・・・・・・

それは妻としては喜ぶべきことなのかもしれない。

でも、私は素直に喜べなかった。

だって、それが全て終わったときには・・・・・・

私たちの関係も終わるのかもしれないのだから。


有馬「マスコミの奴ら、少し減ったみたいだな」



窓の外を覗きながら、志信さんが言った。



有馬「久しぶりに、外にでかけてみるか」

絢子「・・・・・・はい!」



志信さんが運転する車で外に出た。

車が出る瞬間、無数のフラッシュがたかれた。



有馬「まるで芸能人、だな」

絢子「こんなドラマみたいなことってあるんですね」

有馬「お前のことも少し書かれていたみたいだな・・・・・・」



一部の週刊誌では、私の生い立ちが書き立てられていた。

父の事業が失敗して多額の借金があったこと。

倒産直前に結婚したことから、財産目当てなのでは、と書く週刊誌もあった。



有馬「やっぱり、迷惑はかけちまったな」

絢子「それは仕方がないことだから・・・・・・ウソではないし」

有馬「・・・・・・」



事実、お金のために結婚した。

そして、志信さんは復讐のために。

利害が一致した、契約結婚。

・・・・・・のはずだった。



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本日分、終了~


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