※盛大にネタバレしてます!!
※選択肢はすべて5UPのものです!!
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有馬「どこか行きたいところはあるか、絢子」
<選択肢>
1:どこへでも
2:志信さんの行きたいところに←5UP
3:急に言われても・・・・・・
絢子「志信さんの行きたいところに」
有馬「お前はたぶん、理想の女なんだろうな」
絢子「え?」
有馬「俺のやらせたいようにやらせてくれる。そして、締めるところは締める。でも、今は、お前の意見を聞いてる」
考えを巡らせる。
絢子「このまま、どこか遠くに」
有馬「え・・・・・・」
絢子「ほら!志信さんと二人でどこかに出かけたことってなかったでしょう?だから、デート、っていうか・・・・・・」
有馬「・・・そういえば、そうだな」
フッと笑みを漏らし、志信さんがアクセルを踏み込んだ。
このまま、どこか二人でずっと遠くに行って・・・・・・
戻ってこなくてすめばいいのに・・・・・・
私は無理な願いを心の中で何度も繰り返した。
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絢子「うわぁ・・・・・・」
志信さんが車を飛ばし、連れてきてくれた、どこか遠いところ。
それは、海、だった。
絢子「海に来たのなんて、久しぶり!」
すでに、日はとっぷりと暮れて、あたりは真っ暗だった。
有馬「俺も、子供のころに来て以来だな」
ごく自然に、私の手を取る。
こうしていると、普通の恋人同士のようだ。
しっかりとその手を握り返す。
絢子「どうして、海に?」
有馬「なんとなくだな。ここは親父とおふくろと3人で来たことがあるんだ」
思い出の場所、ということだろうか。
そんな場所に連れてきてもらえたことがうれしかった。
有馬「絢子・・・・・・」
絢子「なに?きゃっ・・・・・・」
返事をした瞬間、砂に足をとられ、転びそうになる。
その体を、志信さんがしっかりと支えてくれた。
絢子「ご、ごめんなさい・・・・・・」
すぐに離れようとしたけれど、志信さんは強く強く、私の体を抱きしめていた。
絢子「志信さ・・・・・・・」
激しく唇を吸われた。
微かなタバコの香り。
志信さんのにおい。
今はそれさえもいとおしかった。
力が抜けてしまいそうな自分の体を支えるために、志信さんの腕にすがりつく。
有馬「絢子」
長い長いキスのあと、ゆっくりと唇が離れた。
少し、体も離されて、急に夜風が体を冷やしていくのが分かった。
有馬「今日は、これを渡そうと思っていたんだ」
ポケットから出された、一通の封筒。
嫌な予感がした。
絢子「それは・・・・・・」
すでに声が震えていた。
分かっているのに聞いてしまう。
一縷の望みにかけているのだ。
私が考えている結末が変わるのではないか、と。
有馬「小切手だ。一億。これで借金も返せる。しばらくはラクに生活もできるだろう。一緒に、離婚届も入っている」
絢子「じゃあ・・・・・・」
有馬「契約は、終了だ」
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ここまですべての選択肢を5UPしていると、好感度が165になります。
165以上でHAPPY END、それ以下だとNORMAL ENDです。
私はマリッジガチャの分含めて168ありますので、ハピエンルートへ進みま~す♪