【有馬志信】第10話 有馬の憎しみ・・・そして父親への復讐③ | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

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※ネタバレしてます!

※選択肢はすべて5UPのものです!



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夜の世界は何も分からないから、私が行っても意味がないと思った。

ただ、私が顔を見せることで、お店の人たちは安心してくれた。



絢子「疲れたでしょう?休みますか?」

有馬「・・・・・・ああ、そうだな」



志信さんの体を支えて、部屋に入る。

倒れこむようにして、志信さんがベッドに転がった。



有馬「入院して、少し体力が落ちたみたいだな」

絢子「すぐに戻りますよ。志信さんは働きすぎでしたから」

有馬「そうかもしれないな」

絢子「じゃあ、私は・・・・・・」



そのまま、部屋を出ようとした瞬間、グッと手首をつかまれた。



絢子「きゃっ・・・・・・」



バランスを崩した私は、志信さんの上に倒れこんでしまう。



絢子「ご、ごめんなさい!傷・・・・・・」

有馬「どうってことない。それより・・・・・・」

絢子「はい?」

有馬「体力を戻す手伝いをしていってくれ」

絢子「え?」



志信さんの言っていることが分からず、きょとんとしてしまう。



有馬「・・・・・分かれよ」



そういうと、頭をつかまれ、強引にキスをされる。



絢子「・・・・・・」

有馬「分かったか?」



問いかけに、小さくうなずく。

傷に触れないよう、そっと抱きついた。

志信さんの大きな手が、私の体を撫でた。

それはびっくりするほど優しい仕草だった。



絢子「んっ・・・・・・」

有馬「ちゃんと、顔を見せろ」

絢子「だって・・・恥ずかしくて・・・」

有馬「俺の言うことが聞けないのか?」



ぐっと強引に顔を志信さんのほうに向かされる。



有馬「・・・なに泣いてんだ?」


<選択肢>

1:なんでもない

2:びっくりした←5UPアップ

3:自分でも分からない


絢子「びっくりしたんです。急にキスされたから・・・」

有馬「変な奴だな。キスをするのに、許可が必要なのか?」

絢子「そういうわけじゃないんですけど」

有馬「俺の女房なんだ。したいことを好きなときにするぞ」



そう言うと、もう一度深いキスをされる。


涙の理由。

そんなこと言えるわけがなかった。

もう、抱きしめられることも、そうないかもしれない・・・・・・

そう思うと、自然と涙があふれ出した・・・・・・



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翌日・・・・・・

部屋から出ると、屋敷の中が騒々しい雰囲気に包まれていた。

先に起き出していた志信さんの周りに、屋敷の人たちがいた。



絢子「志信さん・・・何かあったんですか?」

有馬「・・・ああ」



渋い表情を浮かべている。



男「まずいです、絢子様・・・・・・」



差し出された新聞。

そこには、『神山氏、有馬志信氏を後継者に擁立!』の文字。



絢子「これ・・・・・・」

有馬「・・・もちろん、俺は何も聞いていない。強硬手段に出やがった・・・・・・!」

絢子「どうするんですか?」

有馬「どうもこうも。俺たちは、今まで通りに事を進めていくだけだ」

絢子「でも・・・・・・」



不安があった。

計画を進めていくことで、志信さんも、大きな被害をこうむるのではないのだろうか。

ぎゅっと新聞を握りしめる。



有馬「お前は何の心配もする必要はない」



私の心を見透かすように言われた言葉に、胸が痛む。

本当はこのまま・・・一緒にいたい。

何も起こらなければいいのに。

復讐が終われば、私は志信さんとは無関係な関係になるんだから・・・・・・



男「社長!」



思考を中断させる声が響いた。



有馬「なんだ」

男「す、すみません。お客様がお見えです」

有馬「客・・・・・・」



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本日分、終了~


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