※ネタバレしてます!!
※選択肢はすべて5UPのものです!!
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絢子「分かりました・・・・・・」
有馬「絢子・・・・・・」
絢子「私にも、出来る限り協力させてください」
有馬「しかし・・・・・・」
絢子「私は志信さんの妻なんでしょう?夫を手伝うのは当然のことです」
契約結婚。
それは・・・お金によって結ばれた関係から始まった。
それでも、志信さんと一緒に過ごしているうちに、私の中に、それ以上の気持ちが生まれていた。
どんなことであったとしても、志信さんの力になりたい・・・・・・
???「その話、俺にも混ざらせてよ」
不意に背後から声が響いた。
そこにいたのは・・・・・・
絢子「十真くん・・・・・・!」
有馬「おまえ・・・・・聞いてたのか?」
佐治「うん、ごめん。白金さんが出てきたところから」
それなら・・・・・・ほとんどの話を聞いていると言ってもいい。
佐治「俺にも復讐を手伝わせてよ。志信さんを苦しめた奴なら、誰だって許せない」
有馬「しかし・・・・・・」
佐治「俺を巻き込まないようにって思ってくれて嬉しいけど?」
絢子「十真くん・・・・・・」
佐治「蚊帳の外で安全でいるより、危険でもいいから、志信さんの力になりたい。俺、本当に志信さんのこと兄貴みたいに思ってるんですよ」
まっすぐな瞳で志信さんを見つめる十真くん。
もう、決意を固めている瞳だと思った。
絢子「志信さん・・・・・・」
有馬「ああ」
志信さんも、決心したかのように、うなずいた。
有馬「これから忙しくなるぞ」
志信さんの言葉に、十真くんは途端に笑顔になった。
佐治「うん!」
有馬「絢子も、な」
絢子「はい・・・・・・!」
そして、予感があった。
この復讐を終えたときが、私たちの関係が終わるときだと・・・・・・
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それから・・・・・・私たちの周りは急激に変化していった。
私は仕事を辞めた。
有馬「いいのか?」
絢子「どうせ、これだけ休んでいたら、クビになってしまうし、迷惑・・・かけたからね」
有馬「・・・・・・悪いな」
絢子「そんなこと言うなんて、志信さんらしくない」
有馬「そうかもしれないな」
今、私がやっているのは、膨大な資料をまとめることだった。
志信さんの手元には、神山巌のたくさんの情報があった。
夜の世界で働くことで、神山の弱みを握っていたのだ。
志信さんが退院するまでは、病室で看病しながらその作業を続けた。
そして、ようやく傷もよくなり、自宅へと戻ってきた。
有馬「刺されるなんて、予想もしていなかったな。こんなことは一度で十分だ」
絢子「ふつうなら、一度だって嫌です」
有馬「そうだな」
志信さんの体を支えながら、屋敷へと入る。
男「お帰りなさい、社長!」
有馬「悪かったな、心配かけて」
男「いえ!社長が無事で何よりです」
有馬「店のほうは?」
男「問題はありません。絢子様が見て回ってくださいましたし」
有馬「絢子が?」
驚いたように私を見つめる志信さん。
隠していたのに・・・・・・
気恥ずかしくなって、目をそらしてしまう。
有馬「そんなことをしていたのか・・・・・・」
<選択肢>
1:ごめんなさい
2:余計なことでしたか?←5UP
3:じっとしていられなくて
絢子「余計なことでしたか?」
有馬「ちょっと驚いたんだ、お前がそんなことをするなんて」
絢子「でも、大したことは何もしていないの」
有馬「いや、それでも従業員たちにとっては必要なことだったんだろう」
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本日分、終了~