【有馬志信】第7話 2人を引き裂く事件② | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※盛大にネタバレしてます!

※ヒロインの名前は「水口絢子」ちゃんです!

※選択肢は全て5UPのものです!



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絢子「あなたは、みゆきさん・・・」

みゆき「光栄ね。覚えていてくれたの?」

絢子「なぜ・・・」



その問いかけに、みゆきはふふっと笑みを漏らす。



みゆき「あなたは使い道がありそうだと思ったから」

絢子「え・・・」

みゆき「ずいぶんと、志信さんはあなたに入れ込んでいるようじゃない?あなたを使って、神山の後継者を辞退してもらおうかと思って」

絢子「・・・志信さんはそもそも、政治家になる気なんてありません」

みゆき「そんなことわからないじゃない。人は権力と金には目がくらむものよ」



楽しそうに話している姿に、違和感を覚える。

志信さんを脅す材料を手に入れたから、喜んでいるのだろうか。



絢子「私を取引の材料に?」

みゆき「それだけじゃないわ。あなたを使って、志信さんに不幸になってもらおうと思って」



そういうと、つかつかと私に近寄り、頬を平手打ちした。



絢子「・・・・・・・っ!?」

みゆき「私ね、志信さんが大嫌いなの。あの子が生まれたせいで、私の子はいつも比べられ、劣等生の烙印を押された。一生懸命頑張っているのに、志信さんがいたせいで、認められない。それにあの女・・・私が妻だって言うのに、志信なんて産んで・・・本当に忌々しいわ」



わなわなと手が震えている。

しかし、顔には笑みが浮かんでいた。

その姿はひどく滑稽で・・・だからこそ、私に恐怖感を与えた。



みゆき「望んでも手に入らないようなレールを敷いてもらったのに、それを拒否する、ですって?自分だけ幸せを手に入れるですって?そんなの許さない・・・」



そういうと、いつの間にか姿を現していた男に合図を送った。

男は私に近づくと、乱暴になぐりつけた。



絢子「う・・・・・・・っ」

みゆき「さっき、志信さんに連絡したのよ。絢子さんを返してほしければ、後継者の話をきちんと断りなさい。それから来れば、返してあげるって。でないと、あなたの奥さん、どうなるかわからないわよって」



高らかに笑う声は、魔女のようだった。

こんなことをしなくても、志信さんは後継者を引き受けない。

ただこの人は・・・志信さんを苦しめたいだけなのだ。



絢子「それで・・・満足ですか?」

みゆき「え・・・・・」

絢子「こんなことをしたって、志信さんは不幸になったりしないわ。あなたの心が醜くなっていくだけ・・・」

みゆき「自分の立場を分かって言ってるの?生意気な・・・」

絢子「こんなことをしているから、幸せになれないんですよ」

みゆき「お黙りなさい!」



渾身の平手がわたしの頬をたたいた。

バシンと音がして、頭にグラグラと響く。

それでも、涙だけは流すまいとぐっと奥歯を食いしめ、息を吸う。



絢子「好きなだけ傷つければいいじゃないですか・・・・・こんなことで、私も、志信さんも不幸になったりはしない」

みゆき「この女・・・・・・・っ!いいわ、好きなだけやってちょうだい!死んだって構わない。人殺しの罪も志信さんに着せてさしあげるわ!」



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本日分、終了。


ヒロインがかっこいいとこ見せてるつもりなんだろうけど、「フーン」て感じ(笑)


どっちかっていうと、本妻の方がかわいそう。


夫に裏切られて、壊れちゃったんだねー。


ペタしてね