※盛大にネタバレしてます!
※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!
※私の選んでる選択肢がLOVE ENDになる保証はありません!
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都内某所ー。
ジュテーム「ただいまメノーイエロン無料配布キャンペーンを行っております。そこの美しいマダム、メノーイエロンはいかがですか?」
昼間から販促活動をする吸血鬼wwww
オバチャン「あら、いやだ!お美しいだなんて!」
ジュテーム「このメノーイエロンを飲めば、さらにお美しくなりますよ」
オバチャン「え~これ以上美しくなったら罪じゃな~い?」
ジュテーム「もう充分罪作りですから。さあ、どうぞ」
オバチャン「クチ移しなら飲んでもいいわよ~!ゲハハハハッ!」
wwwなんつー笑い声wwww
ジュテーム「・・・・・・屈辱」
オバチャン「なんか言ったぁ?お姉さん、聞こえないんだけどぉ?」
ジュテーム「・・・いえ、何でもありません。空耳ですよ」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
怪人X「・・・ほう。クチ移しで飲ませて来たと?」
ジュテーム「・・・忘れさせてください」
怪人X「・・・ご苦労です。ジュテーム、ディメネットGのほうもぬかりはありませんね?」
ジュテーム「はい。そちらは私の姫の1人が着々と準備を進めております」
怪人X「ブラボー、素晴らしい。やはり貴方は一番使える弟子ですね」
ジュテーム「それではX様、是非ともお話いただいた褒美を頂けませんか?私とあかね姫が永遠に暮らせるという領土を・・・ぜひ・・・」
怪人X「・・・いいでしょう。少し痛いですが、我慢してください」
ジュテーム「・・・痛い?それはどういうことですか?X様!?いったい何をされるのですか!?」
ビシュゥウウウッ!
周囲から放出された光線を浴び、ジュテームは一瞬にして分解されて姿を消した。
怪人X「・・・これで準備は万端ですね。まるで人類どもの混乱が今から目に浮かぶようです!ハーハッハッハッハッ!!」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
あかねは1人で必殺武器のトレーニングをしていた。
(ピンクのリボン・・・ピンクのリボン・・・ピンクのリボン・・・)
あかね「・・・ダメ、なんかイメージがしづらいなぁ」
???「どうした?1人で特訓か?」
赤木「よっ!」
なーんだ。青山氏だと思ったのに←ヒドイ
あかね「青山さんに言われて新しい必殺武器のイメトレをしてたんです」
赤木「あれか・・・やっぱりピンクのリボンか?」
あかね「そうなんですけど、イメージがうまく行かなくって」
赤木「必殺武器はイメージが大事だからな。まあ、腐らずに頑張ればいつか必ず成功するよ」
あかね「そうですよね。諦めずにがんばってみます」
「・・・・・・」
赤木「・・・・・・」
あかね「・・・・・・・・・・・」
赤木「・・・・・・・・・・・・」
あかね「・・・赤木さん、何か私に用事があるんですか?」
赤木「・・・ああ、ちょっとね」
赤木は困ったように頭をかいて、ちょっと考えてから答えた。
赤木「単刀直入に聞くよ。玲士のこと好きなのか?」
直球ど真ん中のストレートwwwww
あかね「え?」
赤木「・・・あかねは玲士のこと好きなのか?」
(突然何を言い出すんだろう・・・何て答えたら・・・)
1:違うと答える
2:そうだと答える←
3:はぐらかす
あかね「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい。好きです」
あかねはほのかに自分の頬が赤くなるのを感じていた。
赤木「・・・そうだよな。あかねは玲士と一緒にいると楽しそうだもんな」
あかね「どういうことですか?」
赤木「・・・俺はあかねが笑って過ごせているならそれでいいからさ」
あかね「赤木さん・・・?」
赤木「俺さ、恋愛ごととかあまり得意じゃないけど・・・玲士があかねのこと、すごく好きなんだってこと思い知らされたんだ。俺なんか、まだまだだったよ。それなら俺は、今は仲間として2人を見守りたいなって・・・。あかねが玲士のこと好きなら応援しようと思ったんだ」
あかね「・・・・・・・・」
赤木「ほら、俺もお前のことが好・・・」
キュイーーン、キュイーンッ!!
wwwwwwwww
赤木「こ、こんなときにメノスか!?あかね、司令室に行くぞ!」
あかね「は、はい!」
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
赤木「長官、メノス出現ですか?」
千鳥「そうなんだけど、そうじゃない。今までとはちょっと違うんだ」
青山「・・・ちょっと違う?千鳥、エマージェンシーコールで呼んだのだから具体的に説明しろ」
千鳥「・・・これを見て欲しい」
千鳥が手元のリモコンをピッと押すと、スクリーンに映像が映し出された。
その映像に、一同は息を呑んだ!
無数の一般市民が折り重なるようにして街で倒れていたのだ!
青山「・・・何だこれは・・・!」
あかね「これって、いったい・・・」
黄平「・・・みんな寝てるのかな?」
赤木「すごく寝相が悪い人たちなんじゃ・・・」
wwwんなわけあるかいwwww
黒峰「んなワケねーだろうが、このバカ」
wwwだよねwwww
千鳥「メノーイエロンを飲んだ人たちがこうなったらしい。恐らく何か特殊な薬品を忍ばせて配布していたようだ」
あかね「え!?健康飲料のあのメノーイエロンですか!?」
千鳥「ああ。カレーに全く合わないあのメノーイエロンだ」
あかね「わ、私もかなり飲んでしまったんですけど!!」
千鳥「あかねさんは抗体ができてるから大丈夫。Jガーディアンズの職員も全員ワクチンを処方してあるから大丈夫。・・・・・風太以外は」
wwwww結局打ってないんかいwwwww
あかね「あ、赤木さん!早く注射してもらったほうがいいですよ!」
赤木「あ、あと5分・・・いやあと10分待ってくれ!」
あかね「そんな、朝起こされた子どもじゃないんだから・・・」
ヒロインは時々ツッコミが素敵すぎるwwwww
グイッ
黒峰「行くぞ、小学生」
赤木「は、離せ!離せ黒峰!話せばわかる!俺は死なない!」
「うわー!みんなーっ!」
赤木は黒峰に引きずられて、司令室を後にした。
あかね「・・・・・・、早く戻ってきてくださいね」
千鳥「・・・2人がいないが本題に戻ろう。現時点、メノーイエロンの被害者数は1000万から5000万人と推定される」
あかね「そ、そんなに・・・!?」
青山「なんてことだ・・・私たちがいながら、こんなテロ行為を許してしまったとは・・・」
黄平「でも、アレだね。なんだか寝てる人たち、みんな幸せそうな顔してない?」
千鳥「状態としては、安眠しているようなんだ。寝言で、『ジュテーム様、もっとメノーイエロンを・・・ゲハハハッ!』・・・とつぶやいているオバチャンもいたそうだ」
(何だかすごい寝言だけど・・・これはジュテームの仕業なんだ・・・・・!)
青山「つまりはこれもジュテームの仕業ということか。まるで時限爆弾のように同時に症状が発現するとは・・・かなり念入りに練られた計画だったようだな」
千鳥「うん。しかも以前ジュテームに襲われた被害者に状態が酷似している。今回は、女性だけでなく男性もその対象になっているところが違うけどね」
黄平「ってことは、一週間眠り続けて、その後に爽快に目覚めるってこと?」
青山「おそらくそうだろう。そして、目を覚ませばジュテームに操られる可能性が残る・・・あかねと同じようにな」
あかね「ということは・・・最大5000万人の被害者がメノスに操られるってことですか!?」
青山「・・・そうだ。とても危険な状況だな」
千鳥「目覚めるのはまだ先としても、問題は山積みだ。死傷者こそ出ていないけど、交通トラブルや通信トラブルが多発している」
あかね「千鳥さん、これから私たちはどうすればいいんですか?」
千鳥「各省庁と連携して、まず被害者を収容しないといけないな。それとジュテーム用のワクチンを大量生産しなくてはいけない。ハートレンジャーは・・・」
「・・・・・これはどうしたことだ?」
千鳥は小さなモニターを見ながら、怪訝な表情を浮かべた。
あかね「どうしたんですか?」
千鳥「・・・試運転中のディメネットGがハッキングされている。何者かが高速通信でデータを上書きしている」
千鳥はキーボードを高速タイピングしながら、画面を見つめた。
千鳥「ダメだ・・・!完全にハッキングされた・・・・・!」
青山「論理的にありえない。千鳥の作ったセキュリティは私から見ても万全なはずだ」
青山は千鳥の隣に歩み寄ると、モニターをジッと見つめた。
青山「何だこれは・・・どうしてこんなことが・・・・・!」
千鳥「おかしいだろう?サイバースペース上に、完全に独立したマスターシステムを置いた。だから誰も、ディメネットGには手を出せないはずなんだが・・・」
青山「・・・しかし、そのマスターシステムに何者かのアクセスを受けた・・・このタイミング、まさかメノスの仕業なのか・・・?しかし、どうしてディメネットGを狙う・・・?」
???「さすがはハートブルー、非論理的ですが正解です」
あかね「こ、この声は・・・・・ジュテーム!?」
あかねの疑問に答えるようにスクリーンにパッとジュテームが映った。
ジュテーム「お久しぶりですね、浮気なるあかね姫」
wwwwwおまえもなwwww
ジュテーム「Jガーディアンズのみなさん、今私がどこにいるかわかりますか?」
青山「まさか貴様は・・・」
ジュテーム「そう。私は今、ディメネットGのサイバースペース上にいるのです。そしてそこからみなさんに通信を送っている」
千鳥「まさかメノスがそこまでの技術を・・・!」
赤木「・・・黒峰、これはどういうことだ?」
黒峰「簡単に言えば、インターネット上にジュテームはいるってことだろ」
wwwwホントに簡単に言ったなwwww
黄平「そ、そんなのありえるの!?」
黒峰「目の前のことを信じるしかねえだろうが」
wwwそのとおりだねwww
ジュテーム「さすがはハートブラック、頭の切り替えが早いですね。そう、私の意識はデータ化され、サイバースペース上に再構成されました。その証拠に、いまディメネットGのマスターシステムは、私の掌中にあります」
千鳥「なんだって?」
ジュテーム「証拠をお見せしましょう」
ジュテームの声に応えるように、司令室の電球が激しく点滅した!
ジュテーム「ほらね・・・こういう芸当も自由自在だ。ディメネットの管理会社の美人社員も協力してくれましたからね」
千鳥「・・・そこから情報が漏洩したのか・・・・・迂闊だった」
ジュテーム「この計画はX様直下、随分と前から進行していましたからね。・・・まあ、私がこのような場所にいることは想像していませんでしたが」
あかね「いったい何が狙いなの!」
ジュテーム「今の私はすごいですよ。世界中のネットワークがいまや私の領土なのですから。テレビ、放送システム、通信機器・・・私の思いのままに情報を発信できる。これがどういうことかわかりますか?いま眠りについている人間たちがどこにいても・・・私の命令を届けることができるということです。あと7日間で眠りについた人々が目を覚まします。その時から彼らは、私の忠実なるしもべとなるのです。しかも私がサイバースペース上にいる限り、あなたたちは手が出せない。どうです!素晴らしいでしょう!あかね姫、私のところに戻るなら今ですよ!」
セリフ長いわ!!ヾ(。`Д´。)ノ
(・・・ジュテームめ!私は・・・)
1:ふざけるなと言う←
2:モニターを割る
3:無視する
私としてはモニターを割りたいとこだがwwww
あかね「ふざけないで!私はあなたの敵!ぜったいに倒してみせる!」
青山「おのれ・・・ジュテーム・・・・!」
ジュテーム「どれだけ怒りを感じたところで、もはや貴方たちに打つ手はありません。完全敗北ですよ、Jガーディアンズ!」
青山「千鳥、今すぐ司令室をディメネットGから切り離せ!」
ガシャン!
そんな、黒電話の受話器を置いたみたいな音wwwww
司令室はディメネットGから切断され、スクリーンは正常に戻った。
あかね「・・・これでジュテームは倒せたんですか?」
千鳥「・・・いや。ただ接続を切断しただけだ。特殊回線のJガーディアンズだからこそ、ここは正常に機能しているが・・・ディメネットGと一般回線はジュテームの手に落ちたと考えていい」
あかね「そんな・・・・・!」
青山「なんということだ・・・・・!これで首都圏のインターネット環境は全てジュテームの支配下か・・・!」
あかね「青山さん・・・いったいこれからどうなるんですか?」
青山「・・・心配するな。俺が必ず阻止する方法を考えてみせる。あかねは俺の言うとおりにすればいい。俺を信じろ」
あかね「青山さん・・・」
不安そうに青山を見上げるあかねの肩を、青山はそっと抱き寄せた。
赤木「見せつけてくれるよな、玲士。たしかに機械とか苦手だけど、俺たちだって頑張るぜ?」
www注射も苦手だよね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:www
あかね「赤木さん・・・」
黄平「そーゆーこと~。あかねちゃん、オレも忘れないでね♪」
あかね「もちろん忘れてないよ!」
wwwゴメン、私は忘れかけてたwwww
黒峰「・・・俺のことは忘れてくれ。あの夜は無かったことにしよう」
あかね「ちょ、ちょっとヘンなウソをつかないでください!」
黒峰「ブラックジョークだ。気にするな」
(気にするなって・・・この状況でよくそんなこと言う余裕があるな・・・・・)
黒峰「・・・青山、あまり1人でいきがるなよ。これはメノスとの最終決戦、総力戦になる。お前1人じゃ役者不足だ。役者が5人いることを忘れるなよ」
かっこいー!(≧▽≦)
青山「・・・そうだったな。すまない。メノスとの最終決戦、ハートレンジャー全員の力が必要だったな。あかね、みんなと一緒に戦おう。君は一人じゃない。俺たちは5人なんだからな」
青山氏もかっこいーい!(≧▽≦)
あかね「はい!私もハートレンジャーの一員として精一杯頑張ります!」
(そうだよね!みんな一緒なんだもんね!最終決戦!ぜったいメノスに勝つぞ!)
メノスの・・・・・Xの計画が人類を危機に陥れはじめる!
果たして青山とあかねはメノスを止める事ができるのか!
次回、サイバースペースに青山とあかねがダイブ!
行け!平和を守る愛の戦士たち!
戦え!恋戦隊ハートレンジャー!
to be continued・・・・・
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ACT8終了、ACT9に続きます。
今回はジュテームの長ゼリフにイラッときましたwwww