【ハートブルー・青山玲士編】ACT8 魔法使いの弟子(後編) | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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大好きゲームのプレイ日記です。

モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※盛大にネタバレしてます!

※ヒロインの名前は「桃山あかね」ちゃんです!

※私の選んでる選択肢がLOVE ENDになる保証はありません!



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都内某所ー。



ジュテーム「ただいまメノーイエロン無料配布キャンペーンを行っております。そこの美しいマダム、メノーイエロンはいかがですか?」


昼間から販促活動をする吸血鬼wwww


オバチャン「あら、いやだ!お美しいだなんて!」

ジュテーム「このメノーイエロンを飲めば、さらにお美しくなりますよ」

オバチャン「え~これ以上美しくなったら罪じゃな~い?」

ジュテーム「もう充分罪作りですから。さあ、どうぞ」

オバチャン「クチ移しなら飲んでもいいわよ~!ゲハハハハッ!」


wwwなんつー笑い声wwww


ジュテーム「・・・・・・屈辱」


オバチャン「なんか言ったぁ?お姉さん、聞こえないんだけどぉ?」

ジュテーム「・・・いえ、何でもありません。空耳ですよ」



*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:



怪人X「・・・ほう。クチ移しで飲ませて来たと?」

ジュテーム「・・・忘れさせてください」

怪人X「・・・ご苦労です。ジュテーム、ディメネットGのほうもぬかりはありませんね?」

ジュテーム「はい。そちらは私の姫の1人が着々と準備を進めております」

怪人X「ブラボー、素晴らしい。やはり貴方は一番使える弟子ですね」

ジュテーム「それではX様、是非ともお話いただいた褒美を頂けませんか?私とあかね姫が永遠に暮らせるという領土を・・・ぜひ・・・」

怪人X「・・・いいでしょう。少し痛いですが、我慢してください」

ジュテーム「・・・痛い?それはどういうことですか?X様!?いったい何をされるのですか!?」



ビシュゥウウウッ!


周囲から放出された光線を浴び、ジュテームは一瞬にして分解されて姿を消した。



怪人X「・・・これで準備は万端ですね。まるで人類どもの混乱が今から目に浮かぶようです!ハーハッハッハッハッ!!」



*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:



あかねは1人で必殺武器のトレーニングをしていた。



(ピンクのリボン・・・ピンクのリボン・・・ピンクのリボン・・・)


あかね「・・・ダメ、なんかイメージがしづらいなぁ」


???「どうした?1人で特訓か?」


赤木「よっ!」


なーんだ。青山氏だと思ったのに←ヒドイ


あかね「青山さんに言われて新しい必殺武器のイメトレをしてたんです」

赤木「あれか・・・やっぱりピンクのリボンか?」

あかね「そうなんですけど、イメージがうまく行かなくって」

赤木「必殺武器はイメージが大事だからな。まあ、腐らずに頑張ればいつか必ず成功するよ」

あかね「そうですよね。諦めずにがんばってみます」

    「・・・・・・」

赤木「・・・・・・」

あかね「・・・・・・・・・・・」

赤木「・・・・・・・・・・・・」

あかね「・・・赤木さん、何か私に用事があるんですか?」

赤木「・・・ああ、ちょっとね」



赤木は困ったように頭をかいて、ちょっと考えてから答えた。



赤木「単刀直入に聞くよ。玲士のこと好きなのか?」


直球ど真ん中のストレートwwwww


あかね「え?」

赤木「・・・あかねは玲士のこと好きなのか?」



(突然何を言い出すんだろう・・・何て答えたら・・・)


1:違うと答える

2:そうだと答える←

3:はぐらかす


あかね「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい。好きです」





あかねはほのかに自分の頬が赤くなるのを感じていた。



赤木「・・・そうだよな。あかねは玲士と一緒にいると楽しそうだもんな」

あかね「どういうことですか?」

赤木「・・・俺はあかねが笑って過ごせているならそれでいいからさ」

あかね「赤木さん・・・?」

赤木「俺さ、恋愛ごととかあまり得意じゃないけど・・・玲士があかねのこと、すごく好きなんだってこと思い知らされたんだ。俺なんか、まだまだだったよ。それなら俺は、今は仲間として2人を見守りたいなって・・・。あかねが玲士のこと好きなら応援しようと思ったんだ」

あかね「・・・・・・・・」

赤木「ほら、俺もお前のことが好・・・」




キュイーーン、キュイーンッ!!



wwwwwwwww


赤木「こ、こんなときにメノスか!?あかね、司令室に行くぞ!」

あかね「は、はい!」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:



赤木「長官、メノス出現ですか?」

千鳥「そうなんだけど、そうじゃない。今までとはちょっと違うんだ」

青山「・・・ちょっと違う?千鳥、エマージェンシーコールで呼んだのだから具体的に説明しろ」

千鳥「・・・これを見て欲しい」



千鳥が手元のリモコンをピッと押すと、スクリーンに映像が映し出された。

その映像に、一同は息を呑んだ!

無数の一般市民が折り重なるようにして街で倒れていたのだ!



青山「・・・何だこれは・・・!」

あかね「これって、いったい・・・」

黄平「・・・みんな寝てるのかな?」

赤木「すごく寝相が悪い人たちなんじゃ・・・」


wwwんなわけあるかいwwww


黒峰「んなワケねーだろうが、このバカ」


wwwだよねwwww


千鳥「メノーイエロンを飲んだ人たちがこうなったらしい。恐らく何か特殊な薬品を忍ばせて配布していたようだ」

あかね「え!?健康飲料のあのメノーイエロンですか!?」

千鳥「ああ。カレーに全く合わないあのメノーイエロンだ」

あかね「わ、私もかなり飲んでしまったんですけど!!」

千鳥「あかねさんは抗体ができてるから大丈夫。Jガーディアンズの職員も全員ワクチンを処方してあるから大丈夫。・・・・・風太以外は


wwwww結局打ってないんかいwwwww


あかね「あ、赤木さん!早く注射してもらったほうがいいですよ!」

赤木「あ、あと5分・・・いやあと10分待ってくれ!」

あかね「そんな、朝起こされた子どもじゃないんだから・・・」


ヒロインは時々ツッコミが素敵すぎるwwwww



グイッ



黒峰「行くぞ、小学生」

赤木「は、離せ!離せ黒峰!話せばわかる!俺は死なない!」

   「うわー!みんなーっ!」





赤木は黒峰に引きずられて、司令室を後にした。



あかね「・・・・・・、早く戻ってきてくださいね」

千鳥「・・・2人がいないが本題に戻ろう。現時点、メノーイエロンの被害者数は1000万から5000万人と推定される」

あかね「そ、そんなに・・・!?」

青山「なんてことだ・・・私たちがいながら、こんなテロ行為を許してしまったとは・・・」

黄平「でも、アレだね。なんだか寝てる人たち、みんな幸せそうな顔してない?」

千鳥「状態としては、安眠しているようなんだ。寝言で、『ジュテーム様、もっとメノーイエロンを・・・ゲハハハッ!』・・・とつぶやいているオバチャンもいたそうだ」



(何だかすごい寝言だけど・・・これはジュテームの仕業なんだ・・・・・!)



青山「つまりはこれもジュテームの仕業ということか。まるで時限爆弾のように同時に症状が発現するとは・・・かなり念入りに練られた計画だったようだな」

千鳥「うん。しかも以前ジュテームに襲われた被害者に状態が酷似している。今回は、女性だけでなく男性もその対象になっているところが違うけどね」

黄平「ってことは、一週間眠り続けて、その後に爽快に目覚めるってこと?」

青山「おそらくそうだろう。そして、目を覚ませばジュテームに操られる可能性が残る・・・あかねと同じようにな」

あかね「ということは・・・最大5000万人の被害者がメノスに操られるってことですか!?」

青山「・・・そうだ。とても危険な状況だな」

千鳥「目覚めるのはまだ先としても、問題は山積みだ。死傷者こそ出ていないけど、交通トラブルや通信トラブルが多発している」

あかね「千鳥さん、これから私たちはどうすればいいんですか?」

千鳥「各省庁と連携して、まず被害者を収容しないといけないな。それとジュテーム用のワクチンを大量生産しなくてはいけない。ハートレンジャーは・・・」

   「・・・・・これはどうしたことだ?」





千鳥は小さなモニターを見ながら、怪訝な表情を浮かべた。



あかね「どうしたんですか?」

千鳥「・・・試運転中のディメネットGがハッキングされている。何者かが高速通信でデータを上書きしている」




千鳥はキーボードを高速タイピングしながら、画面を見つめた。


千鳥「ダメだ・・・!完全にハッキングされた・・・・・!」

青山「論理的にありえない。千鳥の作ったセキュリティは私から見ても万全なはずだ」




青山は千鳥の隣に歩み寄ると、モニターをジッと見つめた。



青山「何だこれは・・・どうしてこんなことが・・・・・!」

千鳥「おかしいだろう?サイバースペース上に、完全に独立したマスターシステムを置いた。だから誰も、ディメネットGには手を出せないはずなんだが・・・」

青山「・・・しかし、そのマスターシステムに何者かのアクセスを受けた・・・このタイミング、まさかメノスの仕業なのか・・・?しかし、どうしてディメネットGを狙う・・・?」


???「さすがはハートブルー、非論理的ですが正解です」


あかね「こ、この声は・・・・・ジュテーム!?」




あかねの疑問に答えるようにスクリーンにパッとジュテームが映った。



ジュテーム「お久しぶりですね、浮気なるあかね姫」



wwwwwおまえもなwwww



ジュテーム「Jガーディアンズのみなさん、今私がどこにいるかわかりますか?」

青山「まさか貴様は・・・」

ジュテーム「そう。私は今、ディメネットGのサイバースペース上にいるのです。そしてそこからみなさんに通信を送っている」

千鳥「まさかメノスがそこまでの技術を・・・!」

赤木「・・・黒峰、これはどういうことだ?」

黒峰「簡単に言えば、インターネット上にジュテームはいるってことだろ」



wwwwホントに簡単に言ったなwwww



黄平「そ、そんなのありえるの!?」

黒峰「目の前のことを信じるしかねえだろうが」



wwwそのとおりだねwww


ジュテーム「さすがはハートブラック、頭の切り替えが早いですね。そう、私の意識はデータ化され、サイバースペース上に再構成されました。その証拠に、いまディメネットGのマスターシステムは、私の掌中にあります」

千鳥「なんだって?」

ジュテーム「証拠をお見せしましょう




ジュテームの声に応えるように、司令室の電球が激しく点滅した!



ジュテーム「ほらね・・・こういう芸当も自由自在だ。ディメネットの管理会社の美人社員も協力してくれましたからね」

千鳥「・・・そこから情報が漏洩したのか・・・・・迂闊だった」

ジュテーム「この計画はX様直下、随分と前から進行していましたからね。・・・まあ、私がこのような場所にいることは想像していませんでしたが」

あかね「いったい何が狙いなの!」

ジュテーム「今の私はすごいですよ。世界中のネットワークがいまや私の領土なのですから。テレビ、放送システム、通信機器・・・私の思いのままに情報を発信できる。これがどういうことかわかりますか?いま眠りについている人間たちがどこにいても・・・私の命令を届けることができるということです。あと7日間で眠りについた人々が目を覚まします。その時から彼らは、私の忠実なるしもべとなるのです。しかも私がサイバースペース上にいる限り、あなたたちは手が出せない。どうです!素晴らしいでしょう!あかね姫、私のところに戻るなら今ですよ!」



セリフ長いわ!!ヾ(。`Д´。)ノ


(・・・ジュテームめ!私は・・・)



1:ふざけるなと言う←

2:モニターを割る

3:無視する


私としてはモニターを割りたいとこだがwwww


あかね「ふざけないで!私はあなたの敵!ぜったいに倒してみせる!」

青山「おのれ・・・ジュテーム・・・・!」

ジュテーム「どれだけ怒りを感じたところで、もはや貴方たちに打つ手はありません。完全敗北ですよ、Jガーディアンズ!」

青山「千鳥、今すぐ司令室をディメネットGから切り離せ!」




ガシャン!



そんな、黒電話の受話器を置いたみたいな音wwwww



司令室はディメネットGから切断され、スクリーンは正常に戻った。



あかね「・・・これでジュテームは倒せたんですか?」

千鳥「・・・いや。ただ接続を切断しただけだ。特殊回線のJガーディアンズだからこそ、ここは正常に機能しているが・・・ディメネットGと一般回線はジュテームの手に落ちたと考えていい」

あかね「そんな・・・・・!」

青山「なんということだ・・・・・!これで首都圏のインターネット環境は全てジュテームの支配下か・・・!」

あかね「青山さん・・・いったいこれからどうなるんですか?」

青山「・・・心配するな。俺が必ず阻止する方法を考えてみせる。あかねは俺の言うとおりにすればいい。俺を信じろ

あかね「青山さん・・・」



不安そうに青山を見上げるあかねの肩を、青山はそっと抱き寄せた。



赤木「見せつけてくれるよな、玲士。たしかに機械とか苦手だけど、俺たちだって頑張るぜ?」


www注射も苦手だよね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:www


あかね「赤木さん・・・」

黄平「そーゆーこと~。あかねちゃん、オレも忘れないでね♪」

あかね「もちろん忘れてないよ!」


wwwゴメン、私は忘れかけてたwwww


黒峰「・・・俺のことは忘れてくれ。あの夜は無かったことにしよう」

あかね「ちょ、ちょっとヘンなウソをつかないでください!」

黒峰「ブラックジョークだ。気にするな」


(気にするなって・・・この状況でよくそんなこと言う余裕があるな・・・・・)


黒峰「・・・青山、あまり1人でいきがるなよ。これはメノスとの最終決戦、総力戦になる。お前1人じゃ役者不足だ。役者が5人いることを忘れるなよ


かっこいー!(≧▽≦)


青山「・・・そうだったな。すまない。メノスとの最終決戦、ハートレンジャー全員の力が必要だったな。あかね、みんなと一緒に戦おう。君は一人じゃない。俺たちは5人なんだからな


青山氏もかっこいーい!(≧▽≦)


あかね「はい!私もハートレンジャーの一員として精一杯頑張ります!」


(そうだよね!みんな一緒なんだもんね!最終決戦!ぜったいメノスに勝つぞ!)





メノスの・・・・・Xの計画が人類を危機に陥れはじめる!

果たして青山とあかねはメノスを止める事ができるのか!

次回、サイバースペースに青山とあかねがダイブ!

行け!平和を守る愛の戦士たち!

戦え!恋戦隊ハートレンジャー!



to be continued・・・・・



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


ACT8終了、ACT9に続きます。


今回はジュテームの長ゼリフにイラッときましたwwww


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