※ヒロインの名前は「水口絢子」ちゃんです!
※選択肢はすべて5UPのものです!
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言われて初めて、今の状況に気がつく。
絢子「そ、それって、その・・・」
何も言わず、ベッドの中で志信さんは私の体を抱きしめた。
絢子「志信さん・・・警察は?」
有馬「全部、片付いた」
絢子「え・・・どうやって?」
有馬「何もしていない。ただ、神山が首謀者じゃないなら、放っておけばよかった。俺がパクられたとなったら、後継者の名に傷がつく。困るのは神山だ」
絢子「警察に神山さんが手を回して・・・」
有馬「そういうことだ」
敵だと思っていた人が味方だった、ということだろうか。
何もする必要はない、と志信さんは言っていたけれど、本当にその通りになった。
絢子「じゃあ・・・誰がこんなことを?」
有馬「俺をハメたい奴。邪魔だと思っている奴は山ほどいるが・・・このタイミングだとおそらく・・・」
絢子「ひょっとして・・・神山さんの奥さん?」
有馬「・・・そっちよりも、ボンクラのほうだろうな」
小さくため息をついた。
有馬「ここのところ、神山の後継者が誰か、ということがマスコミの話題に上っている。神山の息子がボンクラなのはマスコミにもバレているからな。それでも自分の息子を指名するのか、それとも、別の誰かか・・・」
神山さんの本当の息子が、後継者になりたくてこんなことをしていたというのだろうか。
絢子「志信さん以外に誰か候補になるような人は・・・?」
有馬「いたら、俺に執着しないだろうさ。だからボンクラも俺を狙う」
フン、と鼻で笑い飛ばすが、その表情はどことなく、苦しそうな・・・そんな気がした。
有馬「しかし、詰めが甘い。自分の父親の権力を一番よく分かっているはずなのに。だからボンクラだっていうんだ」
絢子「でも・・・よかったですね。解決して」
有馬「向こうが自滅したようなもんだ」
自嘲気味に微笑む。
でも、私は少しホッとしていた。
お店が、志信さんが無事でよかった。
有馬「おい。今日はここで眠るぞ」
絢子「えっ・・・」
<選択肢>
1:ダメです←5UP
2:ベッドが狭いし
3:ご自由にどうぞ
絢子「ダメです、そんなの!」
有馬「女房と一緒に寝て何が悪い」
絢子「で、でも・・・」
有馬「昨日は俺が触れてくれない、と泣いてたじゃねえか。・・・まあいい」
志信さんが私のおでこにキスをした。
それから大きな手が背中を撫でる。
有馬「絢子・・・」
志信さんの声が耳元で響いた。
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本日分、終了~