※盛大にネタバレしてます!!
※ヒロインの名前は「水口絢子」ちゃんです!!
※選択肢はすべて5UPのものです!!
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聞き覚えのある声が総司さんの言葉を遮る。
そこに現れたのは志信さんだった。
びっくりして、涙も引っ込んでしまう。
絢子「ど・・・どうしてここに!?」
有馬「家から、お前の帰りが遅いって連絡が入ったから迎えに来た。何してんだ」
<選択肢>
1:別に・・・
2:少し1人になりたかった←5UP
3:家に帰りたくなかった
絢子「少し1人になりたかったんです」
有馬「危険がある、と言っていたのを忘れたのか?」
絢子「私に危険なんてありません」
こそっと志信さんが耳に唇を近づけた。
有馬「自覚がなさすぎるな。有馬の妻として。契約違反だぞ」
白金「まあまあ、志信」
総司さんが私と志信さんの間に割って入る。
白金「それにしても、志信が奥様を迎えに来るとは、な?」
佐治「うん、ちょっとびっくりした」
愉快そうに笑う総司さんと十真くんに対し、志信さんは不機嫌そうだ。
有馬「悪い・・・こいつ、連れて帰るから」
白金「ああ、どうぞ」
有馬「行くぞ」
乱暴に腕を引っ張られる。
引きずられるようにして、私は志信さんのあとを歩き出した。
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家までの道のりも、私の部屋に帰ってからも、志信さんは一言もしゃべらなかった。
不機嫌に黙り込んだままだ。
絢子「あの・・・」
有馬「なに、ほかの男の前で泣いてんだ」
絢子「え・・・」
有馬「総司に何を言われた?」
<選択肢>
1:気分が悪かっただけです
2:総司さんは悪くない
3:志信さんには関係ありません←5UP
絢子「志信さんには関係ありません」
有馬「ある。お前は俺の女房だからな」
絢子「ちょっと泣きたくなっただけです」
有馬「で、俺以外の男の前で泣くのか?」
志信さんがグッと私の顎を持ち上げた。
有馬「言えよ。なんで泣いてたのか」
ポロポロと涙があふれ出した。
絢子「ショック・・・だったんです」
有馬「え?」
絢子「私のことを・・・絶対好きにならない、って言われたことが」
有馬「・・・契約結婚だというのは最初から分かっていたことだろう」
絢子「分かっている、って私も思ってました。でも・・・苦しいんです」
志信さんが苦しげに顔をゆがめる。
それは、今までに見たことがなかった表情だった。
有馬「そんなことで・・・」
絢子「小さなことじゃありません。でも、志信さんに迷惑をかけるつもりじゃ・・・」
有馬「違うんだ・・・」
絢子「え・・・」
有馬「別にお前のことがどうこうっていうことでもないし、好きにならないんじゃないんだ。・・・好きになれない」
絢子「どういうこと・・・」
私の問いかけに志信さんは黙り込んだ。
じっと私を見つめる目。
聞かないで欲しい、ということだろうか。
でも、ふと、志信さんの首筋に視線が向いた。
絢子「これ・・・」
そっと、志信さんの首に触れる。
絢子「キス・・・マーク?」
一部分だけ、肌の色が少し変わっていた。
止まっていた涙がポロポロとあふれ出す。
有馬「ああ、客にでもやられたんだろう」
絢子「・・・・・・」
有馬「この程度でごちゃごちゃ言うな、夜の店で働いてるんだ」
不機嫌そうに私の手を払う。
絢子「・・・・・・のに?」
有馬「あ?」
絢子「私にはちっとも触れようとしないのに?」
有馬「絢子・・・」
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本日はここまで。
嫉妬のシチュエーションは結構好きなのに、ヒロインが嫌いでまったく共感できないので少しも萌えなかった( ̄ー ̄;
でもラストの方はちょっと泣けちゃった(笑)