【有馬志信】第4話 ライバル登場?③ | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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モ○ゲーなどのソーシャルや、月額登録アプリなど、節操無しで乙女ゲームを食い散らかしてます。

攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!


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※盛大にネタバレしてます!!

※ヒロインの名前は「水口絢子」ちゃんです!!

※選択肢は全て5UPのものです!!



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絢子「ふぅ・・・」



パーティーを終え、家へと戻ってきた。

志信さんは、パーティーが終わる少し前に会場に戻ってきた。



(一体、どこで何をしていたんだろう)



ふと、考え始めて、慌てて頭を横に振る。

考えないようにしようとしていたではないか。

とりあえず着替えようと思ったとき、ノックもなく、ドアが開けられた。



絢子「きゃっ・・・志信さん?ノ、ノックぐらいしてください!」

有馬「俺の家なんだから、いつ入ろうが勝手だろうが」

絢子「・・・それはそうですけど。あの、何かご用ですか?」



乱暴にドアを閉めると、志信さんは不機嫌そうにベッドに腰掛けた。



絢子「私、何かパーティーで失敗したりしましたか・・・?」

有馬「いや。愛想が良くて、いい女房だと言われたよ」

絢子「そうですか。よかった・・・」

有馬「よくない」



怒気のある声にビクリと体を震わせる。

腕をグッと引っ張られ、ベッドに倒れこんでしまう。



絢子「きゃっ・・・」



強い力でベッドに抑え込まれる。



絢子「志信さん・・・」

有馬「お前は誰の女房だ?」

絢子「え・・・志信さんの・・・」

有馬「だろう。なら、あまりほかの男に色目を使うな」



意外な志信さんの言葉に目を見開く。



絢子「色目って・・・接待していただけですけど」

有馬「ヘラヘラするな、ということだ」

絢子「は・・・はい」

有馬「どんなときでも、俺を第一に考えろ」

絢子「そういう志信さんは、さっき、どこへ行っていたんですか?」

有馬「お前には関係ない」


(そんなのずるい・・・)



その言葉を口にすることなく、ぐっと飲み込む。

理不尽さに目頭が熱くなるけれど、我慢する。

志信さんが怒っているのはわかるけれど、理由がわからない。

怒っているのは、私が愛想を振りまいていたから、なのだろうか。

とういことは、志信さんは私にヤキモチを妬いている・・・?



有馬「おまえは、演技はイマイチみたいだな。あれじゃあいつ仮面夫婦と言われるかわからん」

絢子「・・・がんばります・・・」

有馬「下手なら・・・、演技をしなくて済むようにすればいい。本気で俺を好きになれ。女と絡んでいれば、ヤキモチを妬け」



本気で志信さんを好きになる・・・?



絢子「恋愛じゃない、ビジネスだって言ったんじゃ・・・」

有馬「契約だと見破られるわけにはいかない。そのためには、本気で好きになることも契約のうちだ」

絢子「そんな・・・」



顔色ひとつ変えずに言う志信さんを信じがたい気持ちで見つめる。

好きになることも契約のうちだなんて、私には考えられないことだった。



絢子「じゃあ・・・志信さんも、私のことを好きになってくれるんですか?」

有馬「俺はその必要はない。お前を愛しているフリぐらい、いくらでもできる」

絢子「そんな・・・」



「愛しているフリ」



その言葉が思った以上に胸にズシリと沈み込む。



有馬「俺は決してお前を好きにならない。お前に関してだけじゃない。俺は・・・誰も、好きにならない」



私を押さえつける力に、一瞬、力が込められた。

ふと彼の顔を仰ぐと、私を見つめるのは、あの・・・瞳だった。

悲しそうな、寂しそうな、そんな色をしている・・・



有馬「わかったな」

絢子「・・・」

有馬「どうなんだ?分かったなら返事しろ」

絢子「・・・はい。努力、します」



返事を確認すると、志信さんは体を離した。

その瞬間、ポロリと涙がこぼれた。



有馬「なぜ、泣く」


<選択肢>

1:わかりません←5UPアップ

2:放っておいてください

3:志信さんのせい


絢子「わかりません。勝手に涙がこぼれてきたんです」

有馬「そんなに俺を好きになろうとすることが嫌なのか」

絢子「・・・わかりません」



つかつかと私のところに来ると、志信さんが乱暴に私の涙をぬぐった。



有馬「・・・絢子」



志信さんが私の肩をつかむと、ゆっくりと、彼の顔が近づいてきたー



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本日分終了~


このアプリ、ヒロインも病んでるけど、相手の男も相当病んでるね(笑)



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