※盛大にネタバレしてます!!
※ヒロインの名前は「水口絢子」ちゃんです!!
※選択肢は全て5UPのものです!!
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絢子「ふぅ・・・」
パーティーを終え、家へと戻ってきた。
志信さんは、パーティーが終わる少し前に会場に戻ってきた。
(一体、どこで何をしていたんだろう)
ふと、考え始めて、慌てて頭を横に振る。
考えないようにしようとしていたではないか。
とりあえず着替えようと思ったとき、ノックもなく、ドアが開けられた。
絢子「きゃっ・・・志信さん?ノ、ノックぐらいしてください!」
有馬「俺の家なんだから、いつ入ろうが勝手だろうが」
絢子「・・・それはそうですけど。あの、何かご用ですか?」
乱暴にドアを閉めると、志信さんは不機嫌そうにベッドに腰掛けた。
絢子「私、何かパーティーで失敗したりしましたか・・・?」
有馬「いや。愛想が良くて、いい女房だと言われたよ」
絢子「そうですか。よかった・・・」
有馬「よくない」
怒気のある声にビクリと体を震わせる。
腕をグッと引っ張られ、ベッドに倒れこんでしまう。
絢子「きゃっ・・・」
強い力でベッドに抑え込まれる。
絢子「志信さん・・・」
有馬「お前は誰の女房だ?」
絢子「え・・・志信さんの・・・」
有馬「だろう。なら、あまりほかの男に色目を使うな」
意外な志信さんの言葉に目を見開く。
絢子「色目って・・・接待していただけですけど」
有馬「ヘラヘラするな、ということだ」
絢子「は・・・はい」
有馬「どんなときでも、俺を第一に考えろ」
絢子「そういう志信さんは、さっき、どこへ行っていたんですか?」
有馬「お前には関係ない」
(そんなのずるい・・・)
その言葉を口にすることなく、ぐっと飲み込む。
理不尽さに目頭が熱くなるけれど、我慢する。
志信さんが怒っているのはわかるけれど、理由がわからない。
怒っているのは、私が愛想を振りまいていたから、なのだろうか。
とういことは、志信さんは私にヤキモチを妬いている・・・?
有馬「おまえは、演技はイマイチみたいだな。あれじゃあいつ仮面夫婦と言われるかわからん」
絢子「・・・がんばります・・・」
有馬「下手なら・・・、演技をしなくて済むようにすればいい。本気で俺を好きになれ。女と絡んでいれば、ヤキモチを妬け」
本気で志信さんを好きになる・・・?
絢子「恋愛じゃない、ビジネスだって言ったんじゃ・・・」
有馬「契約だと見破られるわけにはいかない。そのためには、本気で好きになることも契約のうちだ」
絢子「そんな・・・」
顔色ひとつ変えずに言う志信さんを信じがたい気持ちで見つめる。
好きになることも契約のうちだなんて、私には考えられないことだった。
絢子「じゃあ・・・志信さんも、私のことを好きになってくれるんですか?」
有馬「俺はその必要はない。お前を愛しているフリぐらい、いくらでもできる」
絢子「そんな・・・」
「愛しているフリ」
その言葉が思った以上に胸にズシリと沈み込む。
有馬「俺は決してお前を好きにならない。お前に関してだけじゃない。俺は・・・誰も、好きにならない」
私を押さえつける力に、一瞬、力が込められた。
ふと彼の顔を仰ぐと、私を見つめるのは、あの・・・瞳だった。
悲しそうな、寂しそうな、そんな色をしている・・・
有馬「わかったな」
絢子「・・・」
有馬「どうなんだ?分かったなら返事しろ」
絢子「・・・はい。努力、します」
返事を確認すると、志信さんは体を離した。
その瞬間、ポロリと涙がこぼれた。
有馬「なぜ、泣く」
<選択肢>
1:わかりません←5UP
2:放っておいてください
3:志信さんのせい
絢子「わかりません。勝手に涙がこぼれてきたんです」
有馬「そんなに俺を好きになろうとすることが嫌なのか」
絢子「・・・わかりません」
つかつかと私のところに来ると、志信さんが乱暴に私の涙をぬぐった。
有馬「・・・絢子」
志信さんが私の肩をつかむと、ゆっくりと、彼の顔が近づいてきたー
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本日分終了~
このアプリ、ヒロインも病んでるけど、相手の男も相当病んでるね(笑)